あの頃の必要経費も今となれば贅沢品。
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これからの働きかた

ここ数年、お知らせが来るたびに迷っている気がするドメイン更新。今年も期日ギリギリまで放置していたのですが、結局更新いたしました。
本業で利用しているjpドメインが、今回でなんと15年継続利用ですってよ奥さん。
我ながら、びっくり。
つまりはかようにデタラメな生活をもう15年も続けてしまっているということですね。
こんないい加減な暮らしをしていると、ロクな死に方しないだろうなあ、とも思うし、人間案外どうにか生きていけるものだなあ、とも思え、しみじみします。
あの頃の必要経費も今となれば贅沢品。
個人事業主とはいえ屋号をつけて活動をするのだから、連絡先が携帯番号とGメールだけでは格好つかない。固定回線とjpドメイン
くらいは持っておかねば。最初にドメイン契約をした時にはそう考えていた気がします。
だからでしょうか、当時はターミナル駅の高層ビルにオフィスも構えてもいました。もちろんシェア形式だけども、そこそこコストかかってたなあ。
あれから15年経った今では固定電話の存在意義はめっきり薄れ、仕事でもメールは使わずメッセンジャーやチャットで連絡するのは当たり前。それなりに大所帯の企業でさえフルリモートに切り替えて都心のオフィスは解約、が珍しくない世界になりました。
現在は例のアレによる異常事態とはいえ、流れの早い今の時代、10年も経てばこれくらいの変化は普通に起こりますね。
今となればあの時のオフィス賃料は投資に回しておけばよかった。などと悔やむわけですが、いまさら好きだと言わないでよね、と懐かしいルミ子の声が聞こえます。当時は必要経費だと信じていたのだから、仕方ありません。
おひとりさまの老後資金、自分年金作りは40代からでも遅くない?
もちろん世間の常識だけでなく、自分の感覚も変わりました。
生まれた時からふらふらしたやる気のないタイプではありましたが、フリーになって以降も熱量は下がり続け、50を目前にしてなおケセラセラ具合が半端ない。それでも平常心の自分が怖い。
きっとドメイン取得当時はそれなりのやる気を見せていたんだな、と遠い目をしている2021年の私にはjpドメインは不要であります。身にあまる贅沢品。
それなのにまた3,000円払って更新したのは、単に面倒だから。15年間あちこちでこのドメインのメールアドレスを使用してきたものですから、止めちゃうとなんらかの不具合が出るでしょう。何しろこの15年間住所も電話番号もコロコロ変えてきた身、ただ一つだけ持ち続けてきたメールアドレスまで変わるとなると、いろいろ面倒なのですよ。
こんなことならGメール1本でやっていればよかった、と思わなくもないですがこれまたいまさらの話。ジロー重ねのジロー大渋滞。
いざ止めてみたら、恐れていたほどの混乱は起こらないとは思います。だって、長年同じ番号で使い続けた携帯電話を解約した時も、なんの不自由もなかったもの。
携帯電話をやめたことが、いちばんよかったかもしれない。
わかっているけど面倒なふりして解約しないのは、なぜなのか。長年親しんだ屋号に愛着があるのか。それともやる気ナイナイといいつつ、まだしつこく何かやろうとしているのか。
やる気はないくせにあの頃描いた夢だとか目標らしきものはいろんな形で叶えてきて、それはそれでアラいいですねえとしか言いようがないんだけど、それとこれとは話が別、という気がしている近頃。
いいことがあったらうれしいけど、なくても大丈夫で、いかなる状況にあっても自分の日々の満足感に大きなうねりはない。爆音サルサでご機嫌ダンスな昼下がりと、ドカンと大きな仕事を成功させる喜びに、果たして大小の区別はあるのだろうか、とか。
でもいつか書いた「貧乏入門」みたいなことになるのはダメなのだ。
貧乏入門あるいは幸せになるお金の使い方。
本当は欲しいけど、手に入れるのは大変だし、必死になるのもカッコ悪いからいらないふりをする、のは違うのだ。
さて、来年の私はこのドメインを更新するのでしょうか(他人事)。
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