モアルボアルへの行き方。モアルボアル滞在記録その1。
セブ島滞在中、3泊4日でモアルボアルに行ってきました。
モアルボアルは旅行者に人気のダイビングスポット。何故かアジア人は少なく、ホテルで見かけるのは圧倒的にヨーロピアンが多数という小さなビーチリゾートエリアです。
モアルボアルはこれまでにも何回も足を運んでいる(そしていつも一人旅)お気に入りのビーチ。セブ島で最もメジャーなマクタンエリアのリゾートよりも俄然楽しい!と、個人的には思っています。
移動も意外にカンタンなので、セブ島に1週間前後滞在される方にはおすすめです。一人旅でも、ダイビングをしなくても、それなりに楽しめますよ。
モアルボアルへの行き方
モアルボアルへの移動は難しくなく、セブシティからバス1本。バスはセブのダウンタウンにある「サウスバスターミナル」という場所から出ています。
Googleマップによればマクタン空港からタクシーで「渋滞なしで」25分とありますが、確実に渋滞に巻き込まれるので時間によっては1時間程度かかりそう。料金は恐らく日本円で1,000円かからない位でしょうか。
サウスバスターミナルにはこのように大型バスがたくさん並んでいます。
その辺にいるスタッフのお兄さんに「モアルボアル」と告げると先発のバスを教えてくれます。というか、勝手に寄ってきてあれこれ教えてくれます。
私はいつも午前中にバスに乗るのですが、モアルボアル方面へは1時間に2本程度は出ている模様。時刻表がないので定かではないですが、常にバスが乗り場に待機しているので暑い中立ちっぱなしでバスが来るのを何時間も待たされる…ようなことはありません。
ただし、フィリピンの連休にぶつかるとこのバスターミナルが凄まじい混み具合になるので注意が必要です。
今回もこの黄色いセレスバスに乗りました。
料金はモアルボアルまで116PHP(約313円)。帰りは107PHP(約288円)でした。料金が違うのは行きはエアコンつき、帰りはエアコンナシのバスだったため。エアコンナシのバスでも窓全開で走るので風が入って気持ちいいですよ。
行きの車内ではベタなコメディー映画が上映されていて隣席の白人男性がずっと爆笑していました。セレスバスはwifi付きのものも多いのですが、例によってかなりスロー。あまり期待しないほうがよさそうです。
写真は帰りのチケット。乗車してから席に回ってくるお兄さんに行き先を告げるとこの紙片を渡されます。
上部右側、1と0と7の部分にパンチ穴が開いているのがわかるでしょうか。これで「107ペソ」とわかる仕組みです。細かいお釣りは戻ってこない場合があるので出来るだけ小銭を準備してぴったりの金額を払いましょう。
セブシティからモアルボアルへの所要時間
モアルボアルは地図を見てもわかるようにセブシティから山を越えたセブ島の反対側に位置します。
セブシティを抜けるまでに結構な渋滞があるので到着までは2時間半程度必要。バスは早朝から深夜まで走っているけれど往復5時間見ないといけないので日帰りはちょっと厳しいかな。1泊はしたいところです。
さらに渋滞を抜けてからは結構本気の山越え&バスの運転がやんちゃなので、車に酔いやすい方やお子さんはやや注意が必要かもしれません。
バスから撮った写真。近過ぎてわけわかりませんね。とにかく、山道です。
ちなみに私が泊まったホテルの空港ピックアップサービスは2,900PHPでした。一人旅なら少々勿体無い気がしますが、大勢の場合は利用してもいいかも。
モアルボアルにATMはある?両替は?
山道を抜けるとバスはモアルボアルの中心地に停車します。
中心地、といってもちょこっと商店と市場がある程度の小さな街。モアルボアルにもガイサノというショッピングモールがありますが、バス停とはやや離れているのがなんとも不便です。
※ 追記 2016.8
2016年8月時点ではガイサノモアルボアルにもバスが停車するようになっています。モアルボアルのバス停よりも見た目がわかりやすいので買い物やATMの利用をしてから宿に入りたい場合はここで下車してもよいかも。
モアルボアルのバス停正面にあるドラッグストア「ThreeSixty Parmacy」では飲み物やスナックなどが買えて店内にはATMもありますが、ビーチまで移動すると目ぼしい店もATMもないので現金の調達や買い物はセブシティか空港で済ませておくほうが安心です。ガイサノモアルボアルもありますが、ここがアウトだと他に選択肢はありませんからね。モアルボアルのビーチ付近はカードの使えないレストランも多いし、円の両替をしてくれるようなホテルもありません。
ちなみに、セブシティへ戻るバスもここから出ています。
パナグサマビーチとホワイトビーチ、おすすめは?
モアルボアルにはパナグサマビーチとホワイトビーチの2つのビーチが存在しています。
写真のホワイトビーチはその名の通り白い砂浜と青い海のコントラストが素晴らしいビーチなのですが、私は断然パナグサマビーチ派。周りに何もないホワイトビーチよりホテルやレストラン、バーが密集(というほどでもないけど)しているパナグサマビーチのほうが楽しく感じるのです。
ホワイトビーチにはビーチバレーに興じるフィリピン人の若者団体が多く、パナグサマビーチには比較的大人の外国人が多いのもなんとなく頷けます。
というわけで今回も当然、パナグサマビーチを目指します。
ちなみにパナグサマビーチのホテルに宿泊してホワイトビーチに遊びに行く、ということも可能です。パナグサマビーチからトライシクルで移動できますからね。
但し、ホワイトビーチでトライシクルを捕まえるのが難しいので、行きのトライシクルドライバーに待っていてもらうor帰り時間にピックアップに来てもらう約束を取り付けておくほうが安全かもしれません。2年前は確か往復で300PHPくらいだったような気がしますが、今はどうだろう。常識はずれな額を吹っかけられることはまずないと思います。
モアルボアルからパナグサマビーチに移動
モアルボアルでバスを降りたらバイクタクシーや写真のようなトライシクルの客引きが物凄い勢いで寄ってきます。ちょっとうっとうしいくらいグイグイ来ます。
このあたりはタクシーがないのでどちらかを使って移動する必要があるのですが、バイクもトライシクルも外国人価格は現地の人よりも高め(80~150PHP)に設定されているようです。
私は今回スーツケースを持っていたし、そもそもバイクが好きではないのでトライシクルに乗りました。モアルボアルからパナグサマビーチまで約10分程度、田舎道を走ります。
トライシクルのお兄さんは気のいい人だったけど途中で荷台からスーツケースを思いっきり道に落とされるというアクシデントに見舞われました。
「ごめんねーちゃんと縛ったつもりだったんだけどねー、アハハ。でも君のスーツケース丈夫だから平気だよー」
うん、そういう問題じゃないよね。中にワイン入ってるんだけどね、アハハ。
ちなみにワインは無事でした。
続きます。
参考 モアルボアルおすすめホテル。モアルボアル滞在記録 その2。
参考 モアルボアルのレストラン。モアルボアル滞在記録 その3。
参考 モアルボアルで使えるアイテム。モアルボアル滞在記録 その4。
※2016.8 追記 2016年もモアルボアルに滞在しました。
関連 モアルボアルへの行き方とセブシティへの帰り方 2016。
関連記事
-
-
僕らが旅に出る理由 その1 ~地元を出ることすら考えなかった20代~
モノを減らしたり、シェアハウスに住んだりしている理由のひとつは 「旅に出るため」 です。
-
-
ベトナム国内線で予約トラブル発生す。
ニャチャンでこれ以上ないほどだらだら過ごした後は、再びホーチミンに戻ります。 往路は寝
-
-
旅に出てわかる、自分が必要としているモノ。
By: Paragon Apartments[/caption] 今回の旅に持参した私物(洋
-
-
ペットと泊まれる宿は、朝夕部屋食がうれしい。
おばさんと猫の温泉旅、続編です。 今回の温泉旅行のメインテーマは「お猫さま初めての旅」
-
-
孤独でも楽しそうな日本人 身軽な一人旅派は今後も増えるか。
去年発表された2014年のデータですが。 参考 じゃらん宿泊旅行調査2015(じゃらんリサーチ
-
-
台湾一周 鉄道駅弁一人旅 その3. 嘉義駅 鐵路招牌里肌肉飯。
台湾旅行に興味はあったけれど台湾の地名にはとんと疎かった私。台北とか台中はもちろん知っていた
-
-
台湾一周鉄道駅弁一人旅 その7. 花蓮駅 花東特蔬便當。
台湾を鉄道で一周しながら各地の駅弁を食べてみるのもなかなか楽しそう。 そんな思いつきが今回の台
-
-
台湾一周一人旅 鐵道芸術村に太麻里の海。台東の街歩き。
台湾一周一人旅、6都市目の台東に到着しました。 関連 台湾一周 鉄道駅弁一人旅。
-
-
台湾一周一人旅 林百貨店に国立台湾文学館、台南の街を散策する。
台湾4都市目、台南に到着しました。 関連 台湾一周 鉄道駅弁一人旅。 台南は今回の旅で最も楽
-
-
荷物の少ない旅、移動のお供に最適なツール。
移動中は睡眠時間に充てることも多いのですが、今回はいいタイミングで移動や乗り継ぎの暇つぶしに