大人の神戸散歩 開園60周年の須磨海浜水族園が楽しい。

公開日: : 最終更新日:2018/07/18 旅人への道 ,

sumasui_1709_13

神戸市須磨区にある須磨海浜水族園に行ってきました。

前回行ったのはいつだったか全く思い出せないほどに久しぶりの水族園、かれこれ数十年ぶりなのではないでしょうか。須磨自体は去年も来ているのですけどね。

関連 須磨ドルフィンコーストプロジェクトと海の家。

須磨海浜水族園は今年2017年で開園60周年を迎えられたとのことです。おめでとうございます。

2017年で開園60周年、須磨海浜水族園へ

sumasui_1709_1

スタートはJRの須磨海浜公園駅。

sumasui_1709_2

昔はこの駅がなく、水族園に行くにはJR須磨駅から結構な距離を歩く必要がありました。便利になりましたね。

sumasui_1709_3

水族園へ向かう道でパネルの中から海の生き物がお出迎え。

sumasui_1709_5

sumasui_1709_4

駅からほんの5分程度で到着します。

sumasui_1709_8

sumasui_1709_6

参考 神戸市立須磨海浜水族園

正式名称は変わらずだけど、いつの間にか一人称は「スマスイ」になっていたのですね。飼育員のお兄さんお姉さんはみなさん「スマスイ」呼びでした。略称を浸透させて親近感を高める手法ですね、ひらパー的な。

sumasui_1709_7

入り口看板を始め、園内のあらゆるツールのイラストを手がけるのは The rocket gold star 山崎秀昭氏。神戸在住のイラストレーターさんです。

sumasui_1709_9

入園料は大人1,300円、中人800円、小人500円。小学生に満たない幼児は無料です。

sumasui_1709_10

チケットもポップなデザインでかわいい。

sumasui_1709_11

しばし悩んだ末、神戸在住の連れは3,000円の年間パスポートを購入。まさに大人買い。年パスを申し込むと入り口で写真の撮影をしてくれて、帰りにインフォメーションカウンターで顔写真入りのパスがもらえます。

これで2018年9月末までスマスイ入り浸り放題か。うらやましいぞ。

大人が楽しむスマスイ、平日日中は静か?

sumasui_1709_12

平日の日中の水族園。夏休みも終わっているし、さぞかし閑散としているのだろうと思っておりました。

sumasui_1709_14

sumasui_1709_15

美しいサンゴを見れば、南の島を思い出す。

関連 ビーチリゾートお気軽一人旅。

でも、なんかおかしい。

sumasui_1709_16

よくわからないおしゃべりな子たちを見ても、

sumasui_1709_17

作りもののように美しいくらげを眺めても、

sumasui_1709_19

飼育員さんとハウスに入る入らないの攻防を繰り広げるペンギンの様子を見ても、なんか思ってたのと違う。

sumasui_1709_18

イルカショーで、その違和感が確信に変わる。

休みでもないのに、子供がめちゃくちゃたくさんいるじゃないか。

sumasui_1709_21

ラッコの餌やりショーに至っては、3階部分までびっしりの超満員。

イメージ図↓

sumasui_1709_22

これぐらい、びっしり。

なんで?子供たちはもう学校でしょ??と思ったのだけど、よくよく確認してみれば、就学前のちびっ子たちや近隣の保育園のお散歩軍団でキャッキャウフフの大騒ぎ。

そうかそうか、小さいお友達はみんな無料で遊べるんだもんね。そりゃ来るよね。

神戸市に子供がいっぱい育っている様を目の当たりにして、なんとなく安心したのでした。

実は大人っぽいスマスイのライブ

sumasui_1709_20

フォントって大事だなとしみじみする、アマゾン館の入り口。ものすごいアマゾン感。怖いわ。

アマゾン館はおいといて、イルカショーやラッコ餌やりはそれなりに可愛らしい構成。しかしびっくりしたのはさかなライブ劇場なるコーナーで行われた餌やりライブ。若くてかわいい飼育員さんが

「この小さなおさかなは、大きなおさかな身を引きちぎって柔らかい内臓だけ食べます。身は食べません。内臓を食い散らかされたおさかなの残骸をご覧ください」

とか言う。水槽では腹を無残に切り開かれた大きなおさかなを披露。

「続いて、ワニのジュリアちゃんに馬肉をあげてみます。ジュリアちゃんが馬肉に反応するまでの間、お肉について詳しく説明します」

とか言う。なぜに水族園で馬肉の説明を。

なんか、このズレっぷりが面白い。大人心をくすぐる。子供にはこの可笑しさがわからないのだろうけど、お父さんお母さんはもれなくざわついていました。これはアレだ、子供心を掴むにはまずは親から狙え的イケメンライダー投入方式かも。なんていちいちマーケティング視点を繰り出す私も、その昔は無邪気におさかなを見つめる女児だったのだ。

sumasui_1709_24

最後に遊園地コーナーを見てホッとする。

sumasui_1709_23

私の頃はトーマスじゃなくてロボコンだったけど、基本的な要素は昭和と変わらない。これはどこでもそうなんだね。

関連 あらかわ遊園と蝉取り。東京散歩・荒川区。

60周年ともなれば、親子三代が楽しんだ家族だって少なくはないはず。そりゃすごいことよ。

sumasui_1709_25

久しぶりに来てもやっぱり楽しかったスマスイ。年パスを手に入れた友人は仕事帰りにふらっと寄って売店でビールを飲む計画だそうな。いいな、いいな、それぞ大人のスマスイだ。ちなみに売店の生ビールは500円となかなかの良心価格でした。

須磨から神戸へ、そして

sumasui_1709_26

小さなお友達がたくさんいるけどやや大人っぽさもあるスマスイを満喫した後は、JRで神戸駅まで移動し卓球場のある地下道を使って新開地方面へ歩く。

sumasui_1709_27

Beer&Wineのサインがステキなおでんの老舗で一杯やった後は

myhometown2

sumasui_1709_28

ぶらぶら歩いて元町へ。

sumasui_1709_29

連れはコロンとした箸置きを購入。

sumasui_1709_31

sumasui_1709_30

遠くに浮かぶポートタワーをチラ見しつつ

sumasui_1709_32

通りかかった居酒屋に吸い込まれる。健全な神戸散歩と見せかけて、結局飲んじゃうんだわ。いやあねえ。まあ、それを楽しみに生きているところがあるので何卒お許しを。

関連 神戸で酒を呑むならば。

相変わらず観光ガイド風の役立つ旅記録にはなりませんでしたが、秋の神戸を満喫することとします。

 




関連記事

明洞の駅近便利ホステルが、驚きの価格で。

ソウルぶらぶら1人旅記録の続きです。 前回の記録で、旅費が高くついた理由の一つとして

記事を読む

台湾一周 鉄道駅弁一人旅 その1. 台北駅 懐舊排骨便當。

台湾を鉄道で一周しながら各地の駅弁を楽しもうじゃないかという旅をしています。 関連 台

記事を読む

オンライン英会話レッスンを申し込んでみた。

By: News Oresund[/caption] 来月久しぶりに国外に出ることを決めまし

記事を読む

モアルボアル滞在記2016

モアルボアルへの行き方とセブシティへの帰り方。

夏休みはフィリピン・セブ島のビーチリゾート、モアルボアルで過ごしました。 またか、とい

記事を読む

旅のファッション 荷物を少なくするため洋服は現地調達すべし?

By: 白士 李[/caption] そろそろ旅の準備をしなければ。 なんて言いつつも、旅は好

記事を読む

海老ワンタン麺の食べ比べ、香港一人旅で食べたもの その1。

ローカルフードを楽しむ一人旅が大好物の私。 関連 台湾一人旅でもローカルフードを楽しみ

記事を読む

大人のセブ島短期英語留学記録 「セブ日記」はじまる。

苦手な寒さから無事脱出、南の島に到着しました。 今回の旅の目的地は毎度おなじみフィリピ

記事を読む

40代は一人旅に向いている。

「いいなあ、私も『旅行』じゃなくて『旅』がしたーい」 今回タイで知り合った同年代の女性、Mさん

記事を読む

神戸ウエストサイド景勝ハンティング。日本散歩・兵庫県

帰省時は神戸を拠点にちょっとだけ遠出する。がここ最近のトレンドでした。 神戸からジャン

記事を読む

僕らが旅に出る理由 その3 ~あまりに辛い変化~

40過ぎたというのに若い人が中心のシェアハウスで生活しながら日々モノを減らす作業を続けているのは

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

ご近所感覚の酒場を求めて。韓国ソウル一人旅で食べたもの・その2

韓国・ソウル食記録の続きです。1人で飲むなら、定食で。韓国・

やりたいことリスト’24「ちゃかし倒してゲームする」

毎年恒例の儀式・その2「やりたいことリスト」のお時間がやって

2023年、買ってよかったものベスト3。

1年間の買い物を振り返る恒例行事、今年もいってみましょう。

あの世にものは、持っていけないから。

銀座で酒を飲みながら、友人の現役引退後、つまり、定年退職後の

1人で飲むなら、定食で。韓国・ソウル一人旅で食べたもの その1。

昨年11月に出かけた韓国・ソウル。思いのほか高くついた韓国旅

→もっと見る

PAGE TOP ↑