大人のセブ島短期英語留学記録 「セブ日記」はじまる。
苦手な寒さから無事脱出、南の島に到着しました。
今回の旅の目的地は毎度おなじみフィリピンはセブ島。なんだかんだでここ数年間毎年来てますね。
と言っても、今回は単なるバカンスではありません。現地の語学学校に約1ヶ月滞在する短期留学です。
大人の英語学習、セブ島短期留学に求めるもの
すっかり日本でも馴染み深いものとなったフィリピンへの語学留学。欧米での語学留学とは違い、気軽に選択できる近さ(直行便で約4時間)とコストの安さ、全寮制で食事、洗濯、掃除など滞在中は身の回りの雑事を一切することなく勉強に専念できるシステムが魅力です。もしかしたら読者さんの中にも経験者の方がおられるのではないでしょうか。
私は以前セブシティに住んでいたこともあり、実はフィリピン語学留学事情にもそれなりに詳しく。滞在していた当時は留学中の老若男女や語学学校経営者、スタッフの方、留学エージェントまわりの方々などとお話する機会も多数あり、実際にいくつかの学校を見学したこともあります。
だからでしょうか、帰国してからはフィリピン留学を検討している友人知人からおすすめの学校はどこかと聞かれることがそれはそれは多いのです。確かに、今は日本資本の学校も増えてきて選択肢が豊富な分、選ぶのが難しくなっていますからね。
しかし、おすすめの学校は本人が何を求めるのかによって変わるもの。
- 小さな子供と一緒に短期留学したい
- ビーチの近くでバカンスがてら英語を学びたい
- グループ授業とか恥ずかしすぎるのでマンツーマンレッスンだけ受けたい
- とにかくできるだけコストを抑えたい
- 虫が苦手なのでそこそこのレベルのファシリティじゃないと無理
- フィリピンは怖いらしいので治安のいいエリアがいい
など、一口にフィリピン留学といってもそれぞれ求めるもの、譲れない箇所が違うので、私のおすすめはここですよ、と教えればいいという単純な問題でもなく。よって、その時々で相手の希望に合いそうな学校やエリアをアドバイスしておったわけですが(親切)、全員に言っていたのは
「短期間で英語力をあげたいのであれば選択肢はおそらくひとつだけ」
ということ。
休暇のついでにバカンス気分で、とか、海の見えるリゾートホテルで英語を楽しむ、とかじゃなくて、本気で英語を勉強をして確実に成果を出したいのであればここを選ぶべきでしょう、と全員に伝えていた学校がひとつだけあるのです。
結果重視で考えるセブ島語学学校の選び方
それは私が住んでいた頃からずっと気になっていたセブシティにある語学学校。私自身は見学などをしたことはないけれど、実際にレッスンを受けた人の感想を聞いたり、特殊なカリキュラム方針などを見る度に、面白そうなところだなと興味を持っていました。よって、限られた時間を有効に使って英会話力を伸ばしたいとか、どうしてもTOEICのハイスコアが必要で、という場合はそこにしたほうがいいよ、と、まわりにすすめていたのです。
学校の数自体がグンと増え、フィリピン留学が日本で随分とメジャーなものとなった現在はいろんな選択肢がありますが、あくまでも結果を出したい場合の選択肢は、当時とさほど変わっていないのではないかと思っています。
その「気になる学校」が体験留学生を募集していると人づてに聞いたのは、今年の春のこと。海外生活経験を経ても未だトラベル英会話レベルでしかない自分の英語力を伸ばすため、というよりは、この学校がどうやって短期間で結果を出しているのか、他の語学学校とどんなところが違うのか、その秘密を知りたい。当時気になっていたカリキュラムを実際に体験して、その様子をブログでレポートしてみたい。そんな純粋な興味から問い合わせをしたところ、ぜひお越しくださいと快諾をいただき、この度4週間の体験留学をさせていただくこととなりました。
大人のセブ島短期語学留学記録 「セブ日記」
体験留学することが決まった当初は、語学学校の繁忙期を避けて7月頃の滞在を予定していました。しかし、ちょうど書籍の原稿執筆時期と重なっていたので時期調整。
編集さんからはフィリピンで原稿を書いてもらってもいいですよ、と言われていたのですが、せっかくセブ島の語学学校まできて英語を勉強せずにひたすら原稿を書くというのも妙な話だし、せっかくやるなら体験といえども他の生徒さんと同様予習復習がっつりやって本気の姿勢で取り組んでみたい。その先に何があるのか見てみたい。
いや、大体無理でしょ。授業受けて、体験記録書いて、原稿書いて、は難しい。ありがたいことに掃除も洗濯も食事の準備もなんにもしなくて済むのでその分時間はできるけど、ただでさえ注意力散漫な私のこと、滞在中は集中せねば。そう考えて年内ギリギリのこのタイミングでの滑り込み留学となったのでした。
延期になったこの数ヶ月間、コツコツと事前学習もやっていたのでその内容や、そもそもフィリピン留学ってどんな感じなのだということについてもおいおい書いていきたいと思います。学校側の企業秘密的なこともあるだろうし、どこまで書いていいのかわからないけど、一応見たまま書いてもらっていいですよ、と許可をいただいているので。
ここまで書いたらもうお気づきでしょう。少ない荷物至上主義の私のスーツケースが今回珍しく重いのは、参考書の類がみっちり詰まっているからなのだ。
というわけで、今回の旅はちょい変化球でフィリピン・セブ島短期英語留学。ちょうどブログで日記を書いてみたいと思っていたタイミングでやってきた留学体験といううれしい機会、社会人の英語短期留学の模様を「セブ日記」として日々綴ってまいりますので生暖かい目で見守っていただければ幸いです。1ヶ月と短い期間ですが、挫折しないように頑張ります。
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Comment
crispy様
留学ですか!
いやはや、レポ楽しみにしております。
留学延期してまで執筆されたんですね。
私もすでに尼存先生で押さえておりますw
拙宅に本が届く頃はまだ勉強中ですか…。
行ってらっしゃいませ!
ちゅーなーさん
やってしまいましたよおばさん留学。
語学学校潜入が目的とはいえ、実際に若人に混じって勉強するのはすごく楽しいです。最近の若い人はみんな礼儀正しくてかわいくてやさしいんだなあと感動している次第。
晩酌帖の校了前に日本を飛び出すという暴挙に出てしまいましたが、みなさんが届くのを楽しみにしてくださっているとのことでありがたい限りです。