BIRDLANDの予約方法 ニューヨークのミュージカルにジャズクラブ。
公開日:
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最終更新日:2018/09/17
旅人への道, 音楽、映画、芸術、世界 NY2016
ニューヨークの旅で一番心に残った景色はブルックリン橋からの夕焼けでした。
では景色以外に刺さったものはといえば、夜遊び。ミュージカルにジャズライブ。
観光地巡りも楽しかったけれどやっぱり音楽っていいなあと改めて感じた旅なのでした。
ミュージカルCHICAGO アンバサダーシアター
ブロードウェイと聞けば誰もが即座にミュージカル!と連想しますがそもそもブロードウェイとはご存知の通りニューヨークを南北に走る通りの名称。ミッドタウンのブロードウェイ辺りに劇場が密集していることからブロードウェイ=ミュージカルというイメージが定着していますが、「ブロードウェイ」って「ハリウッド」みたいにエリアを指しているわけではないんですよね。
あれ、書いておいてなんだけどこの認識あっているのだろうか。あってるよね、ブロードウェイという通りはアメリカ中にあるのだし。
ともかくミュージカルの本場、ブロードウェイであります。
滞在中1本は観ようと決めていたミュージカル。友人達も観劇を希望しておりそれぞれ好みの演目が違ったので各々好きなものを勝手に観ましょうというフリースタイルに決定しました。
オペラ座の怪人やアラジン、ウィキッドなどおなじみの演目が選び放題のタイムズスクエア周辺ですが、ここはシカゴ一択。
なんせショービズ系演目に弱いのです。
CHICAGO(オフィシャルサイト)
ブロードウエイ再演では7,300回以上を上演し、再演ミュージカル作品では最長、ブロードウエイ史上アメリカのミュージカルで最長、ブロードウエイ史上海外作品も合わせると『オペラ座の怪人』、『キャッツ』に続き第3位のロングラン公演の記録を持っている(wikipediaより)
内容についてはここでは割愛しますが、素晴らしかった!
今回の観劇に備えて改めて映画版も見ていた私。映画版は劇場とDVDで過去にも2度ほどみていたのだけどブロードウェイのための復習&予習として観ておいてよかった。
他の演目を観ていないのにこれがベスト!と言い切るのもおこがましいですが文句無しに楽しめるCHICAGO、おすすめです。
実は劇場へ足を運んだのは到着初日の夜。さすがに移動の疲れもあるし時差ボケやらなんやらで途中寝ちゃうかと心配したものの初っ端のAll That Jazzからテンション上がりまくりであっという間に終了した感じ。寝てる暇なんて全くなかったわ。
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Ambassador Theatre
219 West 49th Street New York, NY 10019
ブロードウェイミュージカル予約方法と服装のこと
CHICAGOに限らずブロードウェイのミュージカルは事前にWEBでチケット購入が可能。いろんなサイトで予約ができますが今回は他より安価で出いていたサイトを利用しました。
ブロードウェイミュージカルチケット(VELTRA)
座席指定買いはできないタイプなのでもしかしたら安い分席があまりよくないのかも、と一瞬考えるもアンバサダーシアター自体さほど大箱ではないので気にせず予約。用意された席は幸運にも前から10列目のほぼ真ん中という良席でした。
サイトで発行されるバウチャーをプリントアウトして持参すれば窓口でチケットに交換してくれます。私は提示を求められなかったけれど引き換え時に必要になる場合もあるので念のためパスポートのコピーをお忘れなく。
そして気になる服装ですが、みんな超カジュアル。旅行者が多いからか男女共にダウンにデニムにブーツの人も多かったです。
バレエやオペラ鑑賞と違いカジュアルな装いでは入場できなかったり浮いたりということはなさそうだけれどせっかくのブロードウェイニミュージカル、私は移動時に着用していたデニムからワンピースに着替えて出かけました。
気分ですよ、気分。ふふふ。
BIRDLAND ラテンジャズのクリスマス
もうひとつ楽しみにしていたのがJazz。
滞在期間中の各ライブハウスのスケジュールとにらめっこしながらピアノトリオかビッグバンドかとあれこれ検索し、他の予定も考慮して最終的に選んだのはBIRDLANDのArturo O’Farrill,Afro-Latin Jazz Orchestra。
25日、クリスマスに聴くラテンジャズ。いいじゃないか。
25日はクローズしている観光地も多いということで友人達もこれに乗っかってくれました。
1949年オープンのジャズクラブBIRDLAND。1960年代に一度閉店し20年後再びオープン、そして移転を経て現在の場所で営業を続けています。正面入り口で瞬くネオンサインがたまりませんね。
こちらは食事のメニューも充実しているので早めに入って食事をしつつライブを待つことができます。
暗かったので写真ブレブレですが、野菜のグリルやナマズのケイジャンライス添えなどフードもオーダー。クリスマスらしくボトルで頼んだ泡で乾杯しました。フードメニューは日本語バージョンも完備で安心。
ミニマムオーダーは1人10ドルなので食事は別のところで取ってライブだけ観たいんだ、という場合はドリンクのみでもOKです。
ご覧の通り店内はほぼ満席。
周りは私たちと同じく観光者と思しきグループや男性同士のカップル、ご高齢のファミリーなど年齢層高めだからかしっとりとした空間になっていました。
いいなあ、落ち着くわ。
普通にホールのコンサートとかもいいんだけど、こういう場所の何がいいって酒を飲みながらゆったり楽しめることだよね。酒が飲めてもスタンディングのライブハウスとかフェスとかとはまた別なのだ。
席がステージ下手奥だったので正面へも回ってみる。
こっちのほうがやっぱりカッコイイね。おそらく私が予約を入れた時点で良席は埋まっていたのでしょう。それでも最高のクリスマスを過ごせたことに変わりなし。
2夜連続で翌26日のVillageVanguard月曜恒例ビッグバンドも行こうかと悩んだものの他スケジュールを考慮して結局断念。一人だったら行ってたかもなあ。
ああ、また夜遊びしに行きたい。
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BIRDLAND
315 West 44th St New York,NY 10036
BIRDLANDの予約方法
BIRDLANDは前述した通りライブチャージとドリンク・フードの料金が別に発生します。ふらっと立ち寄るのもいいけれどもしものことを考えて席は押さえておいたほうが懸命。チケットサイトにてシート予約が可能です。
が、なぜか支払い画面で弾かれてしまいサイトに問い合わせメールをする羽目に。どうやら住所入力の画面で日本の情報を登録するとNGがでるようで、滞在先ホテルの情報に変更したところ問題なく先へ進めました。こちらもミュージカル同様バウチャーを印刷して持参すればOKです。
ニューヨークのナイトライフを満喫して大満足。友人たちは
「こうして大人が普通にライブを楽しめるニューヨークはさすがクールだねえ」
と感心していたけど、実は私自身は少々反省いたしまして。
前回ジャズを聴きに行ったのはいつだったろうかと思い返せば5年ほど前の大阪。老舗のジャズバーに知人の歌を聴きに行ったのが最後でした。
以前はちょくちょくライブや芝居を観たり映画館に通ったりしていたのにここ最近はすっかり足が遠のいている。家にいながらにしてエンタメ楽しみ放題の環境が揃っちゃったら引きこもり体質の人間はなかなか出かけなくなるんですねえ。
ニューヨークまで行かずとも、東京にも音楽やショーを楽しめる場所はたくさんある。ストリーミングサービスとかYoutubeが好きすぎて日夜おうち鑑賞に精を出しているけれどやっぱりライブはいいよね、ライブは。
良質な何かを「入れる」のは今年の大きなテーマのひとつ。
旅行中のみならず、普段でも積極的に生の音楽に接していこうと強く思ったのでした。いや、Youtubeもやっぱり大好きだけど。正月にもYoutube大会(注:Youtubeで好みの音源を流しそれに合わせて高らかに歌い続ける娯楽)したところだけど。
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