若い頃にバックパック世界一周とかしなくて本当によかった。

公開日: : 最終更新日:2019/05/28 生き方と考え方

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今でこそ趣味的に異国でフラフラ長期滞在などをしておりますが、20代、30代の若い頃は長期休暇を取得できる状況でなく、加えて旅行自体にさほど興味もありませんでした。

なので、海外はおろか、県外ですら、出張以外でほぼ行っていない。

この先も遠出する機会はそうないだろうし、ましてや海外滞在とか異文化なんちゃらとは縁のない人生を歩むのだろう。当時うすぼんやり考えていたそんな未来とはやや違った結果となった今、つくづく思うのです。

若い頃にバックパック世界一周とかしなくて本当によかった、と。

若い頃にバックパック世界一周とかしなくて本当によかった

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タイムマシンがあればそりゃ違う人生を歩んでみたいし、世界一周とかワーホリとか経験したい気持ちはある。けれどまあ、やらなくてよかったのかな、と感じる理由は単純で、まともに働かない、生活しない人間になっていた危険性を感じるからです。

早くに世界に出た人はその貴重な体験を自らの生き方に上手く反映し、活動する場合が多い。けれど、自分の性質から推測するに、そんな高度な技は使えなかった気がしてならないのです。

若い頃に世界を知るインパクトたるや絶大で、人生を変えてしまう力を持っている、かもしれない。自分は無限の可能性を秘めているのではなどと目出度い勘違いをしていた年頃に、世界のどこでも生きられることを知ってしまっていたら、さてどうなっていただろう。想像するだけで、なんだか恐ろしいのです。

さすがに今よりはまともな生活を送ったかもしれないけれど、結局何も考えず、パレードを追いかけるようにフラフラ遊び呆けて、たのしいところだけ見続けて、どこぞで何らかのトラブルに遭遇してどうにかなっちゃった可能性のほうが高い気がする。

だから、結果として世界一周とかしなくてよかったのではないでしょうか。あくまでも、私個人の話です。

祭りでホームの匂いを嗅ぐ

ずいぶん大人になってから経験したリアル家なき子期間は、不安定ながらも心底愉快で、もうあらゆることから本格的に手ぶらになりたい、そのためにはどうすれば、と真剣に考えていました。

今でもその気持ちは大枠では変わらないけれど、面倒ごとが多すぎる移動生活は雑な人間には向いていないことも、自由が過ぎると徹底的に孤独に傾いてしまう危うさがあることもわかっている。

だからどうしたという話ですが、あっという間に、祭りの季節が巡ってきましてね。

おばさんのミニスカートは迷惑論。

今年も草鞋でペタペタ歩く老若男女を眺めているとまた、ホームもいいもんだなと思うのであります。

地元で生きる力強さと終の住処を考える。

しかし、彼らが本当にこの街で生まれ育った生粋の江戸っ子なのか、火事と喧嘩は江戸の花なのかは、神輿を担いでるか否かでは計れなくて、去年地方から越してきたばかりの新参者だって江戸っ子に混じってワッショイしているに違いない。

結局は、場所や人とどれだけ深く、いや、「良く」関われるかが重要であり、過ごす時間の長さは関係ないんだった。

浅い関係、おかしな嫉妬。

ほら、やっぱり。ちらりとしか知れないくせに、あちこち行ったというだけで、世界や世の中をわかったような勘違いをしなくてよかった。かもしれない。(堂々巡り)

 




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Comment

  1. Crispyさん、こんにちは。

    いつのまに頭の中を見られちゃったんだろう、とういうぐらい、同じようなことを考えていました(でも文章力がないので言葉に出来ずモヤモヤしてました)。

    僕も元々は県外すら出ない自宅でテレビを見るのが一番好きな人間だったのですが、「深夜特急」「進め!電波少年」「世界ウルルン滞在記」などのテレビ番組や「イギリスはおいしい」「地球の歩き方」などの本に影響され、フラッとワーホリに出てしまいました。

    どの番組・本もちゃんと見たり読んだりもしていませんし、ワーホリの理由は全然別だと思っていましたが、今思うと若者がフラっと海外に行く時代でしたね。僕も洗脳されてたのでしょう(笑)。

    結局おっしゃる通り勘違いをし、次から次へとパレードを追いかけて次のワーホリや留学へ行き、日本での経歴は人様には言えないものとなりました。

    幸いワーホリで住んでいた街で仕事を得て永住手続きをすることができましたが、いつ日本で二―とや引きこもりやホームレスになってもおかしくない30代でした。

    あ、いけない、隙あらば自分語りですね(しかも人様のブログのコメントで)。失礼しました。

    もう共感しすぎて感動してすぐにコメントしたかったのですが、なんと書いて良いのかわからず時間が経ってしまいました。そしてまだ文章がまとまってませんが、とりあえず送信しちゃいます☆

    • crispy-life より:

      トム(仮名)さん

      共感していただいたとのこと、うれしいような、意外なような不思議な気持ちです。

      というのも、トム(仮名)さんはパレードについて行った先で新しく生きる道をきちんと見つけた方じゃないですか。

      >幸いワーホリで住んでいた街で仕事を得て永住手続きをすることができました

      これって、海外滞在やワーホリを体験した人ならば普通に掴めそうな未来に見えて、実はそう容易くできることじゃないですから。自分ならどうなっていただろうと考えると、まあ異国でフラフラしたまま何も回収しない未来が広がっていただろうなと思えてならないのです。何なら、今東京でフラフラしているので(汗)。

      所詮タラレバの話で実際はどうなっていたかわからないですし、今よりマシだった可能性のほうが高いけれど、今もそんなに悪くはない、と思いたいからこその「しなくてよかった」なのか。と考えれば、なんか私もイヤラシイ中年ですねえ。嫌ですねえ。

      おっと、コメント返しと見せかけての自分語り。って、そもそもこのブログ自体が自分語りだらけですけども、ともかく、意外かつうれしいコメントでした。ありがとうございます!

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