将来に不安を感じることには意味がない。

公開日: : 最終更新日:2017/06/22 ミニマルライフ, 生き方と考え方

「ブレない人」

その響きはものすごくカッコイイ。

と感じるのは私が未だ風来坊かつブレブレな人間だからかもしれません。

いやいや、人間はそう簡単には変わらないよ、なんて言うけれど、考え方はその時々でどんどん変わっていくのが当たり前でもあるわけで。

人の考え方はどれくらいの期間で変わっていくものなんだろう。そしてそれに自分で気がつくことはできるのでしょうか。

 

人は1年で変わるのか

なんて思ったのは1年前に自分が書いた記事を読み返したから。

参考 タイニーハウスはいらないけれど。スマートサイジング 価値あるものを探す人生

このブログを書き始めて既に1年以上が経過しているので

「はて、去年の今頃は何をしていたのかな?」

などと振り返る作業ができるようになったのはなんだか楽しいものです。
と言っても、ここには旅や食の記録以外は今日どこへ行って何をしました、なんてことはあまり書いておらず、何をどう考えたか、感じたか、という内容を記したものが圧倒的多数なのですが。

そして結論から言うと、1年前と今の自分の意見はさほど変わっていませんでした。今日の私もやっぱり小屋暮らしにはあまり興味がないし、借金もしていない。この1年で暮らしに関する考え方にはあまり変化がなかったようです。

このことをポジティブに考えるとするならば、生活全てを見直さなければならないような大事件は起らず平穏な毎日を過ごせた、とも言えるでしょう。見た目は2年足らずで大きく変わったけどね。

将来に不安を感じることには意味がない

10年前はそこそこ大きなサイズのクローゼットがあるマンションに住んでいたにもかかわらず、収納が少ない!洋服が収まりきらない!とブーブー文句をいいつつ毎月大量に服を買う生活をしていました。

なのに今では収納がない部屋でそこそこスッキリ暮らしている。

参考 収納がない部屋の収納を考える。

もちろん好き好んで収納を排除した訳ではありません。そりゃあるならあったほうがいいですよ、収納スペース。小さなクローゼットがあれば荷物を全て収納できるので、目の前に何もない今よりさらに生活感のない部屋を実現できますからね。

けれどとにかく、10年前では考えられなかった暮らしを自ら選択しているわけです。そう思うと、将来の不安とか未来を憂うなんて行為は猛烈に無駄ですね。この先何が起こるかなんて、自分がどうなるかなんて、いくら考えてもわかりゃしないんだから。

10年経っても考え方も暮らしぶりも変わらない、ブレない、そんな人もいるかもしれませんが、寸分違わぬ同じ毎日を送るのは不可能だし、10年経てば誰しも少なからず変わっていく。何かのきっかけである日突然変わること、変わらざるを得ないこともあるだろうけど、殆どの人は大きな出来事ではなくて日々の積み重ねと経験によって少しずつ、少しづつ変わっていくのでしょう。もしかしたら自分では気付いていないだけで、去年の自分と今日の自分の考え方も何かしら変わっているのかもしれない。

なんて考えながら去年の記事を再読してみるのは、ブログや日記を継続する醍醐味のひとつですね。
毎日少しづつ時間を割いて頭の中に散らばっているあれこれを引っ張り出して、整理する作業。もしもこのまま10年間書き続けることができたならば、さすがに大きく変わっているでしょうか。

モノを持たずに身軽に暮らす

確実に言えるのは、10年後はここには住んでいない、ということ。なにしろ、年齢制限がある住まいなのでね。そうじゃなくても10年間も同じ場所で止まるなんてあり得ないけれど。

 




関連記事

今日捨てたもの 買い物する手間、選ぶ手間。

By: Daniel X. O'Neil[/caption] もともと持ち物の数が少ないほうでは

記事を読む

groovy vol.4

音楽CDをデータ化 groovy vol.4 (1999)

By: tim[/caption] 前回うっかりデータ化したCDに関する記事を書いてしまいま

記事を読む

頭の中の声が相変わらずうるさい 、あなたいったい誰。

相変わらず、眠りが浅いです。 迷惑な独り言と脳内会話、頭の中がうるさい。 現在絶

記事を読む

BOOK OFFの査定金額が確定。

先日大量にBOOKOFF ONLINEに送ったモノたちの査定金額結果が送られてきました。

記事を読む

毛穴を維持する生き方。

新しい鏡の前で髪をくしゃくしゃとセットしていて、後頭部に違和感、というか、異物を認める。

記事を読む

ミニマリスト女性の秋ファッション(4) 定番コットンカーディガンを着回す。

少ないアイテムをどのようにうまく、そしてできるだけセンスよく着回すか。 服を必要以上に

記事を読む

今では全く共感できないSATC。

懐かしのドラマ「SEX and the CITY」がプライムに来ていたので思わず全話見直して

記事を読む

1年間服を買わずに過ごした結果。

By: Roderick Eime[/caption] よし、部屋を片付けるぞ!もっとシンプルに

記事を読む

最低限の靴の数、スニーカーすらよそゆきに。

4月最終週。結果は8,514歩/1日でした。 自分の認識よりずっと少なかったという事

記事を読む

40代の冬の服、可愛いと若作りの間で。

眠らせてしまいがちなアイテムの活用に成功している今秋。 少ない服でも頭を使う必要大あり

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

腰痛改善に向けて始めたこと2つ。

今年こそは腰痛改善に取り組むぞ!と宣言して早1ヶ月が経過。や

ご近所感覚の酒場を求めて。韓国ソウル一人旅で食べたもの・その2

韓国・ソウル食記録の続きです。1人で飲むなら、定食で。韓国・

やりたいことリスト’24「ちゃかし倒してゲームする」

毎年恒例の儀式・その2「やりたいことリスト」のお時間がやって

2023年、買ってよかったものベスト3。

1年間の買い物を振り返る恒例行事、今年もいってみましょう。

あの世にものは、持っていけないから。

銀座で酒を飲みながら、友人の現役引退後、つまり、定年退職後の

→もっと見る

PAGE TOP ↑