盛らない生き方。

公開日: : 生き方と考え方

By: David

先日いただいたご質問にお答えする記事を書きました。

参考 【勝手にHOW I WORK】社会人失格ノマドワーカー、Crispy-lifeの仕事術。

何度見ても恐ろしく酷い内容ですが、まあこれが揺るぎない現実なので仕方ありませんね。

本家本元の連載はデキるビジネスパーソンのデキる仕事術満載なのはもちろん、「勝手に」乗っかって公開しているみなさんのそれも読者のためになる良記事揃い。ミニマリストにはもしかするとデキる方が多いのかもしれません。

その中で社会人としてのルールを逸脱した内容の仕事術をまんまと晒した私ですが、バカ正直にあのような記事を書いたのには理由があるのです。

意味もなく盛り続けた時代

その昔、仕事に関するインタビューで、やらかしてるんですよ、私。

参考 思い出のモノを整理することで、昔の自分と対峙する。

去年の夏、荷物を捨てまくっていた頃に書いた記事ですが、今読み返してみても我ながら自分の感情の変化を冷静に分析できていると思う。いや、自分のことだからよくわかるのか。でも、目が笑っていない掲載写真の中の自分は自分の気持ちすらわかっていなかった。

とにかく自分を大きく見せたい、よく見られたい、という無意味な虚栄心で自分自身を傷つけてまでも心にもないことをペラペラしゃべることの恐ろしさ。

「これもひとつのブランディングなんだから、ちょっとはカッコつけなきゃね」

なんていうレベルではなく、はっきり言ってただの虚言。

なんかねえ、去年このインタビュー記事を読み返した時はああこいつは馬鹿だ、なんて過去の自分を鼻で笑う余裕が生まれていたのですが、今となっては気の毒にすら思えてきました。

一体何に対してカッコつけているのか。
迷走しすぎでしょ、と。いくら盛ってもその先にあんたの幸せはないよ、と。

むしろごめんねと謝りたい

あの頃の私のほうが社会的には真っ当な生き方をしていたかもしれないし、モノも今よりはたくさん持っていたし、もちろん自分の住まいもある満たされた生活だったにも関わらず、蓋を開ければ常に自分を否定しながら過ごしていたような気がする。さらに、すごく恵まれた環境が目の前にあるのにそれを素直に受け入れて楽しもうとせずに、明後日の方向ばかり見てため息をついていたのも事実。

毎日一緒に暮らしている相手(すなわち自分)に四六時中罵倒され続ける、って相当キツイよね。

今となってはそんな仕打ちをしてしまったことを当時の自分に謝りたい気持ちです。
等身大の自分を認めようともせず、常に自分以外の何者かにならなきゃいけないと思い込んで存在自体を否定してしまってごめんね、と。余所見ばっかりしてないで、ただ目の前のことを楽しめばそれで十分だったのにね、と。

いや、あの頃の私と今の私は同一人物なのですが(当たり前)、今の私は

「ギョサン履いて近所のチェーン系カフェに朝ごはん食べに行くついでにYoutubeでアイドルソング聞きながら仕事してます」

なんて平気で書く程度には自分の行動を否定しないし、にやにやしながら飄々と生きることができています。なんならゲストハウスに滞在したりもするし。

参考 バンコク女性一人旅。ゲストハウスに泊まってみる。

もちろん実名顔出しのインタビューと匿名で綴っているブログを同じ土俵の上で語ることはできないけれど、10年前なら匿名であっても確実にめちゃめちゃ盛ってた。うん、ものすごいデキる、おしゃれな感じにモリモリにね。

ちょっとばかり背伸びしたりなりたい姿を装うことで自分が満足できるならいいけれど、辛い思いをしてまですることじゃあないよねえ、と今は思う。

これは別に足るを知るとか、身の丈云々という話ではなく、向上心を捨てろということでもなく。見栄とか世間体だとか他人の目だとか(それ自体が自分で勝手に作り上げたものなのだけど)をチラチラ気にしている暇はもうないよね、ということ。偽装するのはせいぜい足の長さ位にしておくのがちょうどいいよね。

あああなんかこの辺りを深堀し始めるとまた禅問答モードに入りそうなのでこの辺で。

ただ単に歳を重ねたことで考え方が変わったのか、それとも多くのモノを手放して身軽になったゆえの変化なのか、はたまた日々どうでもいいことを延々書いて頭の中を整理し続けた結果なのか。
原因ははっきりとはわかりませんが、いずれにしても私にとっては「よい変化」であることは間違いありません。

そして人生は続くのだ。

こんな調子で日々思い付きだけで書き連ねているブログなので、この件以外にも「また後日」のままになっている話題がいくつかあるのですが、あれもそれも、また追々。

 




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Comment

  1. midori より:

    こんにちは。
    いつも楽しく拝見させいただいてます。
    「すごく恵まれた環境が目の前にあるのにそれを素直に受け入れて楽しもうとせずに、明後日の方向ばかり見てため息をついてた」とあるのを読んで、ずきーん!正に私のことやーん!と思ってしまいました。そう気付けた今があるから少しは救いだと自分を慰めています(苦笑)。時は待ってくれませんが、同じ過ちを起こさないように改めることはできますね。私の場合、年を重ねたからというか、日々経験の積み重ねで過去の出来事を冷静に分析できるようになっているような気がします。crispy-lifeさんは、それを具体的に文章にして表現していらっしゃるからもっと具体的に見えてくるのではないでしょうか?と思ってみたりしました。
    いやー人生って色々ありますねー。

    • crispy-life より:

      midoriさん

      コメントありがとうございます。

      納得できる人生を送るには、目の前にあることを感じつくすのが一番いいのでは、と最近思い始めています。

      ということに気付いただけでもよかったと思えますね。歳を取るのもなかなか悪くないものです。

      いろいろある人生、お互い存分に味わいましょう。

      今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

  2. カワ より:

    同年代だと思いますが、そういう時代だったと思います。
    クラブ行っても何かやってる人ばかりで、普通のリーマンって言われたら、すげー普通のリーマンが来てるって驚いてたような気がします。

    • crispy-life より:

      カワさん

      こんにちは。

      時代。確かにそれもあったかもしれませんね。

      仕事柄いろんな業界で活躍している優秀な方と知り合う機会が多かったので余計に自分を卑下していたのかもしれません。

      >すげー普通のリーマンが来てる

      こういうの、確かにありましたね!紺のスーツにネクタイ締めてたら逆に目立つ現象。

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