「あなたみたい」と、言われても。
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最終更新日:2020/09/09
生き方と考え方

最近、またまたFacebookのアカウント乗っ取りが流行っているようです。
メッセンジャーに送られる
「これ、あなたみたい」
というメッセージと動画リンク。クリックすると、自身が繋がっているアカウントへ無差別に同様のメッセージがばら撒かれる、仕組みなのか。多分。
この手のヤツ、私のアカウントにも何通か届きましたよ。
「あなたみたい」と、言われても。
うっかりスパムの媒介役となってしまった知人友人らは、平謝りしながら対処方法についてポストしたり、個々に謝罪メッセージを送ったり。
そんな様子を眺めていると、偉いなあ、と思うわけです。大人の対応だと。
さて、この手のメッセージが届いても、私はまず開きません。
なぜなら、普段やり取りをしている相手はほぼ限られており、久しぶりの相手から送られてくるメッセージにしては挨拶もなく簡素すぎるし「あなた」という呼びかけも、距離が近すぎてヘンだから。
さらに言うと、この手のメッセージじゃなくても、メッセージ自体を開かない。定期的に連絡が来る友人知人以外が、わざわざコンタクトを取って来るとは考えられないし、来たとしてもどう対処していいかわからない。
つまり、普段この手のツールでコミュニケーションを取っているリアル知人があまりにも少ないので、スパム手法にはひっかかりようがない。という、孤独人間らしさ満載のエピソードであります。それがどうした、と言われても、どうもしない。
おひとりさま、寂しい老後の真実は。
逆に、メッセージを瞬時で確認しちゃう人って、日頃から多くの人と頻繁に連絡を取り合っている人とか、久しぶりの相手にもかしこまらない人、はたまたリンク先を見ずにはおれない好奇心旺盛な人、ではなかろうか。
もちろん、リテラシーが低いとか、危機管理意識の希薄な人も含まれるでしょうが、個人的にはマイナスの印象はない。むしろプラス。こちらが大した被害を被っていないから呑気に褒め称えていられるんだけど、ガセネタを故意に拡散させるような行為とは違って、さほど責められることでもないんじゃないでしょうか。
そもそも、リアルにソーシャルなネットワークを持たない私がFacebookのアカウントなぞを保持している意味はあるんだろうか。今は仕事で使うこともイロイロあるけども、それが終わったらもう不要かな。
40代のおひとりさま暮らし
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