行き方を他人に委ねて生きている。

cebu-driver_3

一人でタクシーに乗るのがあまり好きではないので極力使わない派なのですが、行き先によってはそうも言っていられないので今回もそれなりに利用しています。

ちょっとばかりボラれたとかほんのり遠回りされた、なんてアジア各国ではありがちな状況以外には幸いにもタクシーでトラブルになったことはないのに今なお苦手とはこれいかに。

関連 マニラニノイアキノ空港ターミナル移動で疲労困憊。

これも慣れっちゃー慣れなんだろうなあ。実際滞在期間の長かったセブでのタクシー利用よりバンコクのタクシーのほうが未だに抵抗あるのはそういうことなんだろうね。などと思っていたのですが、今回不思議なタクシーに遭遇しました。



本当にタクシードライバーなのか疑惑

cebu-driver_1

バスターミナルからタクシーに乗り換えた時のこと。行き先を告げるもイマイチピンと来ていない様子の若きドライバー氏。セブのタクシードライバーであればだいたい理解してくれるメジャーな場所だったのにキョトンとされたものだからこちらも驚きました。

「??ここ、知ってる?わかる」
「わかんない」

正直ですね。
まあそういうこともあろうかと通りの名称と近隣の目印になりそうな建物をあれこれ告げてみるも全然通じない。

「ABCストリートにあるXYZレストランの角を曲がったところだよ?」
「わかんない」

まじですか。

「ABCストリートってDEF通りと交差してる?」

いや、それを聞かれても今度は私が答えられない。そう、私は道案内が苦手な女なのです。

道案内ができない理由

cebu-driver_2

これは別に英語で道を説明するのが苦手、という意味ではありません。日本語でも同様です。なぜならそもそも道の名前を知らない、交通ルールがわからない、道を覚えようとしないの三重苦だから。

よく女性は地図を読むのが苦手、などと言われますがそういうことではなく。自分の足なら余裕でたどり着けるのですがいざ車になると途端にわからなくなるだけなのです。

日本でも友人に車で家まで送ってもらう時に

「この通りまっすぐ行って次の信号過ぎたとこで止めて」
「いや、ここまっすぐ行けないから」

みたいなことは日常茶飯時。一方通行とか右折禁止とかそういうルールを全く気にせず生きているのでこういうことになるのでしょう。

そういや15年くらい前に友達にバイクで送ってもらう際に自分の家がうまく説明できず

「自分の家がわからないなんて頭おかしいんじゃないの?」

とブチ切れられ、わからないんじゃなくて道順をうまく説明できないだけだから、ていうかプリプリ怒ってる人間が操るバイクなんて怖くて乗ってられるかもうここで降りるわ、と途中下車したことがあります。今思い出したけど、どっちもどっちだな。いや、私が圧倒的に悪いか。

ちなみに免許は持っております。取得してから1度しか運転してませんが。

最短距離にてたどり着く

cebu-prices-16

全然道を知らないドライバーと場所はわかっているけれどうまく説明できない私。どうやって目的地に辿りつこうかと考えて一応地図を見せてみました。「一応」というのは、フィリピンの人は地図を見て行き先にたどり着くという概念が薄いのかなんなのか、地図が読めない人が多いのです。タクシードライバーもまたしかり。

幸いGoogle Mapが機能していたので現在地を指し示しながら

「今ここにいるのね。で、目的地はここ。これがABCストリート」

と説明すると意外にも

「わかった!お墓のほうだ、お墓だね!」

と我が意を得たりとばかり俄然やる気になっておられる。よかったです。しかしなぜよりによって墓がトリガーなのか。もしかしたらご先祖様の墓なのか。それならばなぜその側の道がわからないのか。詳しくは聞くまい。

けれど得意の「お墓」を過ぎるとまた自信を消失したようでハンドルを抱きかかえるような姿勢を取り通りの名前を念仏のように唱えながら恐ろしくゆっくりとしたスピードで走行。

「次、右に曲がって」
「次?次ってどれ?これ?ホント?」

とびくびくとする始末。なんだか免許取りたてっぽい初々しさを感じたのは気のせいでしょうか。運転できないお前が言うなですが。

なんだかんだで最短距離にて無事到着したので結果オーライなのだけれど、俺のドライビングテクニックをその眼にしかと焼き付けろ的に飛ばしまくるドライバーが殆どのフィリピンではレアなケースでありました。

ドライバーに全てを託して生きている

cebu-driver_4

今更道案内技術に長けなくてももういいや、とは思っているのですが、サクサクキビキビナビゲートできたのならば、或いは車の運転ができたのならば人生は何か変わっていたのだろうかとも考える。

関連 田舎暮らしを検討したけど断念した理由。

いや、多分私の能力では運転できないほうがよかったからできなくされたに違いない。神的な何かに。

というわけで余生も絶賛ドライバー任せの人生を謳歌する所存です。が、よくよく考えれば電車とか船とか飛行機は自分ではどうしようもないんだから、ある程度の距離を移動し続けるのならば都度運転手を信じて託すしかありませんわね。人生のハンドルは自分の意思で切るにしてもね。毎度どうでもいい話ですみませんね。

 




関連記事

By: JD Hancock

旅の準備が簡単になった理由。

By: JD Hancock[/caption] 旅に出るのは好きだけど、旅の準備が苦手で.

記事を読む

suginami_67

毛穴を維持する生き方。

新しい鏡の前で髪をくしゃくしゃとセットしていて、後頭部に違和感、というか、異物を認める。

記事を読む

By: Hey Paul Studios

本当に怖い、妙な考え癖と思い込み。

まだ後半を書いていませんが。 参考 巣鴨地蔵通り商店街から庚申塚へ。東京散歩・豊島区

記事を読む

NY ホテルエジソン

ニューヨーク タイムズスクエア近くどこへ行くにも便利なホテル。

今回のニューヨークの旅は珍しく航空券とホテルがセットになったパッケージツアーを選択しました。

記事を読む

By: Garry Knight

最小限の旅の洋服。暑い場所でストレッチスカートを着回す。

By: Garry Knight[/caption] 今回の旅は「増やさない」がコンセプトだ

記事を読む

subwaysta

僕らが旅に出る理由 その2 ~世界が広いことを知った30代~

40過ぎてシェアハウスに住んだり、どんどんモノを減らしたりしているのはいつも身軽でいたいから

記事を読む

By: www.tOrange.biz Valdemar Fishmen

歳を取ると涙もろくなる理由とは。

By: Lindsey Turner[/caption] 一般的に 「歳を取ると涙もろ

記事を読む

By: ParisSharing

おしゃれコンプレックスの正体。

By: ParisSharing[/caption] 自分のファッションセンスがずっとコンプ

記事を読む

chiayi_lunchbox_16

台湾一周 鉄道駅弁一人旅 その3. 嘉義駅 鐵路招牌里肌肉飯。

台湾旅行に興味はあったけれど台湾の地名にはとんと疎かった私。台北とか台中はもちろん知っていた

記事を読む

osaka_shinsekai_1

大人がざわつく理由。

西側の友人から返ってきたメッセージに添えられた、割れた瓶やグラスが床に散乱する写真を見て、背

記事を読む

Comment

  1. konami より:

    こんにちは。
    タクシーに乗るときはある意味、賭けですよね。わたしがいつもクリスピーさんすごいなって思っているところは、海外においてもきちんと目的地に行ける、帰れるっていうところです。わたしは、極度の方向音痴なのです。病的なほどです。それこそ、方向感覚に優れていたら、人生の時間をもっと有効に使えるじゃないかってときどき思います。でもきっと、わたしも何か理由があってこんな自分なのかもと、思わせてもらいました。

    引き続き、お気をつけてください。

    • crispy-life より:

      konamiさん

      確かに毎度たどり着き、サクッと戻ってこれていますねえ。
      私もさほど優れた方向感覚の持ち主ではなく、おまけにロクに下調べせずに出かけてしまう癖があるので、出先で都度細かく人に聞きまくるのが返ってよい結果を生んでいるのかもしれません。

      大丈夫!
      今時GoogleMapなんて便利なものもあるし、方向音痴も説明下手もひとつの個性であり立派な魅力としてアピールしていこうではないですか。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

サロンドプロ カラーオンリタッチ ブラシ
まつげがごっそり抜ける原因。

基本間抜けヅラではあるものの、ここ最近左目がより間抜けな感じに

とうもろこしごはん献立
とうもろこしごはん、コールスロー献立。

週のはじめは休肝日、ノンアルコール献立...は、もうすっかり定

clothes
仕事ファッション、同僚とGUのトップスが丸かぶり。

今日はトップスが丸かぶりだから2人で並ぶとちょっと照れますね。

トマト豚しゃぶ
トマト豚しゃぶ、にんじんとツナのサラダ献立。

肉をさっとゆでて野菜とあわせる冷しゃぶは、夏のつまみにうれしい

nhatrang_foods_62
こんなことをしていて私の人生は大丈夫なのだろうか装置。

海の日がそうでしたけど、平日が祝日で休みになると、普段とは違う

→もっと見る

PAGE TOP ↑