行き方を他人に委ねて生きている。

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一人でタクシーに乗るのがあまり好きではないので極力使わない派なのですが、行き先によってはそうも言っていられないので今回もそれなりに利用しています。

ちょっとばかりボラれたとかほんのり遠回りされた、なんてアジア各国ではありがちな状況以外には幸いにもタクシーでトラブルになったことはないのに今なお苦手とはこれいかに。

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これも慣れっちゃー慣れなんだろうなあ。実際滞在期間の長かったセブでのタクシー利用よりバンコクのタクシーのほうが未だに抵抗あるのはそういうことなんだろうね。などと思っていたのですが、今回不思議なタクシーに遭遇しました。

本当にタクシードライバーなのか疑惑

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バスターミナルからタクシーに乗り換えた時のこと。行き先を告げるもイマイチピンと来ていない様子の若きドライバー氏。セブのタクシードライバーであればだいたい理解してくれるメジャーな場所だったのにキョトンとされたものだからこちらも驚きました。

「??ここ、知ってる?わかる」
「わかんない」

正直ですね。
まあそういうこともあろうかと通りの名称と近隣の目印になりそうな建物をあれこれ告げてみるも全然通じない。

「ABCストリートにあるXYZレストランの角を曲がったところだよ?」
「わかんない」

まじですか。

「ABCストリートってDEF通りと交差してる?」

いや、それを聞かれても今度は私が答えられない。そう、私は道案内が苦手な女なのです。

道案内ができない理由

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これは別に英語で道を説明するのが苦手、という意味ではありません。日本語でも同様です。なぜならそもそも道の名前を知らない、交通ルールがわからない、道を覚えようとしないの三重苦だから。

よく女性は地図を読むのが苦手、などと言われますがそういうことではなく。自分の足なら余裕でたどり着けるのですがいざ車になると途端にわからなくなるだけなのです。

日本でも友人に車で家まで送ってもらう時に

「この通りまっすぐ行って次の信号過ぎたとこで止めて」
「いや、ここまっすぐ行けないから」

みたいなことは日常茶飯時。一方通行とか右折禁止とかそういうルールを全く気にせず生きているのでこういうことになるのでしょう。

そういや15年くらい前に友達にバイクで送ってもらう際に自分の家がうまく説明できず

「自分の家がわからないなんて頭おかしいんじゃないの?」

とブチ切れられ、わからないんじゃなくて道順をうまく説明できないだけだから、ていうかプリプリ怒ってる人間が操るバイクなんて怖くて乗ってられるかもうここで降りるわ、と途中下車したことがあります。今思い出したけど、どっちもどっちだな。いや、私が圧倒的に悪いか。

ちなみに免許は持っております。取得してから1度しか運転してませんが。

最短距離にてたどり着く

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全然道を知らないドライバーと場所はわかっているけれどうまく説明できない私。どうやって目的地に辿りつこうかと考えて一応地図を見せてみました。「一応」というのは、フィリピンの人は地図を見て行き先にたどり着くという概念が薄いのかなんなのか、地図が読めない人が多いのです。タクシードライバーもまたしかり。

幸いGoogle Mapが機能していたので現在地を指し示しながら

「今ここにいるのね。で、目的地はここ。これがABCストリート」

と説明すると意外にも

「わかった!お墓のほうだ、お墓だね!」

と我が意を得たりとばかり俄然やる気になっておられる。よかったです。しかしなぜよりによって墓がトリガーなのか。もしかしたらご先祖様の墓なのか。それならばなぜその側の道がわからないのか。詳しくは聞くまい。

けれど得意の「お墓」を過ぎるとまた自信を消失したようでハンドルを抱きかかえるような姿勢を取り通りの名前を念仏のように唱えながら恐ろしくゆっくりとしたスピードで走行。

「次、右に曲がって」
「次?次ってどれ?これ?ホント?」

とびくびくとする始末。なんだか免許取りたてっぽい初々しさを感じたのは気のせいでしょうか。運転できないお前が言うなですが。

なんだかんだで最短距離にて無事到着したので結果オーライなのだけれど、俺のドライビングテクニックをその眼にしかと焼き付けろ的に飛ばしまくるドライバーが殆どのフィリピンではレアなケースでありました。

ドライバーに全てを託して生きている

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今更道案内技術に長けなくてももういいや、とは思っているのですが、サクサクキビキビナビゲートできたのならば、或いは車の運転ができたのならば人生は何か変わっていたのだろうかとも考える。

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いや、多分私の能力では運転できないほうがよかったからできなくされたに違いない。神的な何かに。

というわけで余生も絶賛ドライバー任せの人生を謳歌する所存です。が、よくよく考えれば電車とか船とか飛行機は自分ではどうしようもないんだから、ある程度の距離を移動し続けるのならば都度運転手を信じて託すしかありませんわね。人生のハンドルは自分の意思で切るにしてもね。毎度どうでもいい話ですみませんね。

 




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Comment

  1. konami より:

    こんにちは。
    タクシーに乗るときはある意味、賭けですよね。わたしがいつもクリスピーさんすごいなって思っているところは、海外においてもきちんと目的地に行ける、帰れるっていうところです。わたしは、極度の方向音痴なのです。病的なほどです。それこそ、方向感覚に優れていたら、人生の時間をもっと有効に使えるじゃないかってときどき思います。でもきっと、わたしも何か理由があってこんな自分なのかもと、思わせてもらいました。

    引き続き、お気をつけてください。

    • crispy-life より:

      konamiさん

      確かに毎度たどり着き、サクッと戻ってこれていますねえ。
      私もさほど優れた方向感覚の持ち主ではなく、おまけにロクに下調べせずに出かけてしまう癖があるので、出先で都度細かく人に聞きまくるのが返ってよい結果を生んでいるのかもしれません。

      大丈夫!
      今時GoogleMapなんて便利なものもあるし、方向音痴も説明下手もひとつの個性であり立派な魅力としてアピールしていこうではないですか。

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