新しいことを始める、全然怖くない方法。
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最終更新日:2015/05/16
やりたいことほしいもの, 生き方と考え方
去年の夏、毎日1つづつ何かを手放すというキャンペーンを実施しました。
ええ、一人キャンペーンです。
特に何か目標とかこだわりがあったわけではなく、丁度引越し直後でモノを整理していた時期ということもあり、単なるノリでやったまでですがそれなりに充実していたような気がします。
日常にこういうちょっとしたお遊び的要素を組み込む、というのもなかなか楽しいものです。
生き物には必要なコンフォートゾーン
先日ここでも紹介した「服を買うなら、捨てなさい」の中に
「ずっと活躍し続けるアーティストは基本のスタイルは変わらなくても少しずつ時代に合わせてアップデートしているもの。ただ単に全く変わることなく昔のままのことをやり続けるのはただの懐メロショー」
という例えがありました。昔は似合っていたけれどもう似合わなくなってしまったアイテムを着続けることの比喩ですね。
懐メロショー。キツいけど、確かにその通りかも。
人間は変化を恐れる生物だとよくいわれます。
場所であったり会社であったりパートナーであったりモノであったりと人それぞれその対象は違えど、一旦落ち着いてしまうとたとえそれが満足のいく状況でなくとも動くことをためらってしまうところがあるそうです。
「変化を恐れる」これは生物としては当然持ち合わせていなければならない能力。自分が(満足していないにしろ)安全でいられる場所を知っていてそこに留まるということは、我が身を守ることに他なりません。
もちろん、理想を言えば満足できる環境に留まるのが一番なのでしょうが。
私は人生に大きな刺激やイベントを求めるタイプではなくどちらかというと淡々とした毎日を好むほうだと自負しています。尤も、あまり全うな人生は歩んでいないので傍目からはそう見えないのかもしれませんが、あまり自ら進んで新たな冒険をするほうではないなあという自覚があります。
けれど、自分の安全地帯をほんの少しだけ広げて行動することで新しい発見があったり、成長につながったりすることも確か。私もそういう経験をこれまでに幾度となくしてきました。
大きくなくても、小さな変化を
人生を賭けた大博打や大冒険じゃなくても、能動的に新しいことを日々に取り入れるのは可能なはずだよなあ、なんて、最近考えていました。そう、冒頭で書いた昨年夏のひとりキャンペーンのように。
うん、またどこかキリのいいところで日常にお遊びを導入してみよう。
と思ったら、明日から3月ではないですか。
ということで、3月の1ヶ月間は毎日1つ何か新しいことをやってみようと思います。
そんなに大それたことはできないので、例えば通ったことのない道を通るとか、今まで呑んだことのない銘柄の酒を選ぶ、とか、その程度の小さな行動や経験を毎日1つ以上。これなら新しく何かを始める、変える事に対する漠然とした「恐れ」もありません。さらには「新しいことを始めること」自体に少しづつ慣れていって、大きな変化にもすぐに適応できる能力が高まっていく…かどうかはわかりませんが。
それ、何か意味あるの?と聞かれたら、いや、別に意味はないよ、としか答えられません。
今の生活に閉塞感を感じているわけでもなく、人生を変えたい!なんてことも思っておらず、ちょっと春めいてきたから、というだけの浮かれた思いつき。
それでも毎日何か「初めて」のことを探しながら暮らすのは、なんだかちょっと楽しくなりそうな気がしています。
※追記 ゴールしました
参考 毎日同じでつまらないなら、新しいことをすればいい。
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