ひとりぼっちの帰り道。
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生き方と考え方
普段は家で一人もさもさ粗食を食む暮らしなのであまり外食率は高くありません。少ない時は週1程度、多くて週3とか。あれ、十分か。
さて本日も外食の予定なのですが、そこそこ早い時間から開始する会だし、まだ週始めなのでお開きもやや早めになるだろうと予測されます。が、その後多分一人でどこかへ行くだろうなと。
実はこの
「帰宅前にもう一軒」
が妙に好きなのです。
ひとりぼっちの帰り道
友達とワイワイ飲んだ帰り道、大体いつも私だけ逆方向の電車に乗ることが多い(謎)ので、友人らとは駅でさよならとなります。
ひとりぼっちの帰り道、うっかり寝落ちしないようにスマホで本など読みながら最寄り駅までたどり着いたら、さて、どうしようかなと。どこへ寄って帰ろうかなと。
幸い最寄り駅付近は深夜まで営業している店が多く、帰る前にちょっと一杯し放題。選択肢に困ることがないのです。嬉しいねえ。
会が終了した後、近場で一人で飲み直す。
この行為が好きな人は結構多いのではないかと思うのですがどうでしょう。私のまわりだけでしょうか。そしてこれは日本人的な行為なのでしょうか。
一人飲みを孤独と表現するのが適切なのかどうかは疑問だけれど。
一人の時間を持つ理由
家に帰る前に一人でもう一軒、の理由を推測するならば
- 単純にもう少し酒が飲みたいから
- 家に帰る前に気持ちを切り替えたいから
- 家に帰るのが寂しいから
などでしょうか。
以前ニュースか何かで見た某そばチェーン店の密着企画。深夜にふらりと立ち寄った主婦がかけそばをすすりながら
「ここでそばを食べる時間が外の顔と家の顔を切り替えるのに役立っている」
と話しておられ、ああ確かに家族がいる人ならばシメの蕎麦にはそういう役割もあるかもね、と妙に納得しました。
私同様一人暮らし、かつ一人飲み直し好きの友人は、帰宅前に必ず近所の馴染みのバーに寄るそう。これはどちらかというと家に帰るのが寂しいから、でしょうか。
私はといえば知り合いのいる店でおしゃべりしたいのではなく、ただ一人で飲みたい。ああ今日は楽しかったなあ、とか考えながら一人寡黙に飲みたいのです。
一人で飲むんだったら家に帰ってから部屋で飲むのも同じじゃないかといえばそれは全然別物で、酒場の喧騒の中一人静かに飲むというのがいいのですよ。
帰宅前に気持ちを切り替える必要もなく、特に寂しさもない私が帰宅前のもう一軒が好きなのは、単にもうちょっと飲みたいからなのかしら。
いや、みんなで賑やかに楽しんだ後にちょこっとだけ一人の時間を持つことで、ようやく1日が完成する。例えるならば最後のデザート的なお楽しみ、といったほうが近いかな。
でもアレだ、一人で飲むのが好きなのは結局のところ酒癖が悪いからじゃないのか、とか思ったら、最近酒絡みで大変なことになった某俳優も同じ事を言っていたと知り愕然とする。ハニートラップとは無縁でもいろいろ気をつけねばならんと身を引き締める次第です。
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