デニムワイドパンツのコーディネイトで考えたシンプルファッションの行方。

公開日: : 最終更新日:2018/03/09 ファッション, ミニマルライフ

手持ちのアイテムを活かすぞキャンペーン、しつこく継続中です。

関連 洋服が少なくなると、コーディネートはもっと真剣になる。

ずっと着たいな着たいな、と思いつつもなかなか活用できずに取っていたアイテム。いつまでもお守りのように大切にしまっていても仕方ないし、ここらで気合い入れて着てみて無理だったら手放そう。

ようやくそう決意して新たなコーディネイトを考えたのでした。

といっても、別に特別な思い入れがあるドレスとかじゃなくて、ただのデニムなんですが。

デニムワイドパンツを再び

デニムワイドパンツの着こなし

デニムのワイドパンツに手を出したのはかれこれ7~8年前でしょうか。

何しろ体のラインが出るシャープな印象のアイテムばかりを好んで着ていた私。ダボっとしたシルエットがどうも苦手だったのですが、素敵に着こなしている人がたくさんいたのでちょっとした憧れもあり購入。

当時はあれこれ考えた末ポンテッドトゥのショートブーツに合わせてトップスはぴったりとしたニット、というワイドパンツながらにタテのラインを強調したコーディネートを心がけていました。
ブーツはもちろんヒールあり。
ワイドパンツってバランスが難しいからヒールを持ってこないとどうも足が短く見えてしまう気がしてここだけは譲れませんでした。というか、当時はヒールのない靴を全くと言っていいほど履かなかったんですが。

当初はそれなりに気に入って着ていたこのワイドデニム。慣れないスタイルだったらかどことなくとってつけた感というか借り物っぽいというか、想像していたようなこなれた感じが作れなくて、割と短期間で疎遠になっていたアイテムなのです。

もちろん、パンツの幅はトレンドも大きく関係するのでやや個性の強いワイドパンツは定番アイテムとはいかないかもしれませんが、手持ちアイテムが次々活躍していく中でこのデニムに登場機会を与えられないのは自分の怠慢だよなあと反省。以前は頑なに守っていた

  • ヒールとの組み合わせ
  • シャープさを重視したコーディネイト

を一旦白紙に戻して考えました。

結果、再登板初日はルーズなシルエットのタートルニットにファーベスト、足元はスニーカー、ニットキャップにサングラスというかなり崩したコーディネイトに。結構派手目ではありますが、楽しい。

最近はちょっと痩せたこともあって体のラインがはっきり出るようなスタイルじゃないほうがいいな、と思っていたのでこれくらいのルーズさが気分かも。昔はあれほど気にしていた足の長さ問題もこういうコーディネイトならまるで気にならないし。いいじゃないか、ワイドデニム。

長年の課題であったワイドパンツをどうにか攻略できそうで満足です。

コンサバディブにはなれなくて

ここしばらく、シンプルなファッションに移行すべくいろいろ試行錯誤してきましたが、やっぱり私はどう転んでもコンサバにはなれそうもない、ということがわかってきました。

コンサバ、と一言で片付けてしまうのはいささか乱暴なのですが、なんだろう、CLASSYとかVERYとかああいう感じでしょうか。ある意味正しい大人の女性の装いだと思うのですが、そもそも王道を通ってきていない私にはなかなか手が届かない分野でありまして。

ここ1年、今後のファッションに関して迷いに迷ってきたけれど、やっぱりあれだ。自分の好きなテイストのファッションしか無理だ。

と、なんだか結論が出たような書き方をしていますが、もちろん今後も揺れるでしょう。やっぱりコンサバ最強!とか言い出すかもしれません。けれど、今のところは

「少ない服で普通過ぎない自分らしい着こなし」

が一番しっくり来る気が。
以前のようにやたらめったら服を増やすことはせず、普通の服を存分に活用しつつ、かといって着まわし重視のプレーンなアイテムだけでおとなしくやりくりすることもせず、を目指そう。そうしよう。

モノを持たずに身軽に暮らす

ってそんなうまくいったら誰もファッションや服の数で悩まないんだよ!という話ですが、服なんて本来その場に合った装いであれば毎日同じコーディネイトでもいい。毎日毎日違う服を着なければいけない決まりなんてありません。

関連 女はおしゃれしなきゃ!という何の根拠もない呪縛。

ファッションなんて所詮はお楽しみ。それならば、あれこれ悩みつつも適度に楽しくやっていけるのが一番の理想形なわけで。

ものすごく当たり前のことですが、持たない生活をしながらも今の自分のスタイルを追求する楽しさは手放さずにいよう。と、ワイドデニムの一件をきっかけに考えたのでした。

ファッションを楽しむ、とかいいつつ、ここ暫くはあまりにも新しい服を買っていませんが、まあそれもおいおい。

 




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