ファーベストのコーディネイトで考える「よそゆき」のこと。

公開日: : 最終更新日:2018/05/05 ファッション, ミニマルライフ

magagi

服を少しづつ減らしている近頃ですが、古くなったから、痛んでしまったからといった事情以外での私なりの捨てる、捨てないの基準は主に使用頻度、好き度、そしてタイミングです。

なんとなく持っているけど全然着ていないもの、今後も着る気になれないと感じるもの、間に合わせで購入してなんとなくは使ってみたけど結局好きになれなかったものなどは手放す対象になっています。

参考 手放した洋服の行方

が、使用頻度は低いけど好きな服というのも存在します。
domaのファーベストもそのひとつ。



お気に入りなのに着ていないファーベスト

doma1

写真ではちょっと茶色っぽく見えますが、実際は黒のファーで背中側は茶色のニットになっています。

7年程前にとても気に入って購入して以来ずっと好きなアイテムなのですが、その割にはあまり着ていません。そもそもファーベストというもの自体年中使えるものではないので使用頻度はおのずと下がってくるとは思うのですが、それにしてももっと使ってもよさそうなもの。
なぜ私はこのベストを活用できていないのか?と改めて考えてみたところ、いくつかの理由があることがわかりました。

 

「よそゆき」と定義するから使えなくなる

checking

今まで活用したシーンを思い起こすに、私の中でこのベストはどうやらお出かけ用のアイテムになっていたようです。所謂「よそゆき」ってヤツですね。
よそゆきと位置づけているからかどうしても

「モードよりな着こなしに持っていきたい」

という思い込みがあって、となると合わせられるアイテムもバリエーションも限られてきてしまい、コーディネイトの幅がせまくなっていました。個性的なアイテムなのにいつも同じ組み合わせでは面白くないので、使用頻度がおのずと下がっていたように思えます。

おお、ちゃんと真剣に考えてみたら、長年ほったらかしにしていた問題の原因があっさり見つかりました。やっぱり使わないアイテムにはきちんと理由がありますね。時には真剣に考えてみるものです。

そして、このベストがきっかけで私がまだ持っているらしい「よそゆきは大事にしまっておこう」という考え方を改めようと考えました。

 

ずっと大切にしまいこんで、いつ着るつもり?

comparing

もちろんフォーマルな席には相応しい装いというものがあるのでドレスコードのあるレストランでもデニムとスニーカーで行ってしまえ、とかいう話ではありません。
例えば舞踏会に行くならきちんとドレスを着る必要がありますが、私が勝手に「よそゆき」と定義しているアイテムではどのみち舞踏会には出られないんだし(いや、行かないですけどね、舞踏会)、そういう特別なシーンで使うもの(ドレスや着物)ではないのに、高かったからとか、すごくお気に入りだから汚したくないなんていう理由でなんとなく使用頻度を下げてしまっている服が結構あるなあ、と思い至ったのです。

大事にとっておいて、その先、どうするつもりなのか。
素敵な服、好きなアイテムこそもっと普段使いにして楽しまなくては。

 

よそゆきは戸棚の奥の高級ティーカップと同じ

teaset

このベストにしても「よそゆき」といっても全くフォーマルなデザインではないので、きちんとした席には不向きで使えるのはせいぜい友達と会う時くらい。そしてベストなので当然袖はなく、真冬には向かないので使えるのは秋口のみ。その間に同じコーディネイトで「おでかけ」できる回数なんて限られています。
なのに「よそゆき」だからとずっと大切にクローゼットで保管していたわけです。
これって、めったに客人などこないのに

「このティーカップはお客様用だから!」

とちょっとお高い食器を箱に入れたまま戸棚の奥に大事にしまい込む行為とそう変わらない行為ですよね。「いやいや、食器は使ってこそ、だよ!」なんて偉そうに指摘するくせに、自分も同じことをしていたわけです。

お気に入りのものこそ普段から「使う」。
「勝負の日」だけ気合を入れるのではなく、毎日を特別な日として生きていく。

と、なんだか竹内まりやみたいになってますが、真面目にこのベストについて考えたことで、改めて「箪笥の肥やし」を育てるのはもう卒業しようと思えました。

関連 洋服が少なくなると、コーディネイトはもっと真剣になる。

「仕事用」「普段用」「お出かけ用」「デート用」なんていちいちわけなくても、持ってる全ての服が「お気に入り」で、その日の気分に合わせて選べばいいじゃない。

今の私の生活や仕事のスタイルならそれが可能です。そうすれば、あれこれ多くのアイテムを持たずとも、常に納得のいくおしゃれが楽しめるしね。

 

ファーベストのコーディネイト

というわけで、早速ご近所徘徊に活用。

doma2

好きだけどなんとなくうまく着こなせないと思い続けていたファーベスト。パーカーとデニム、ニット帽を合わせてカジュアルに着ればよかっただけの話でした。なーんだ、全然使えるじゃないか。

ちなみに、昔、結構気合を入れてこのベストを着ていた時に友人に
「...マタギ?」
と真顔で言われたのも今では懐かしい思い出です。

 




関連記事

By: eyeliam

携帯電話を止めたのが一番よかったことかもしれない。

By: eyeliam[/caption] 昨年はいろんなモノを捨てたり、処分したり、手放し

記事を読む

september2

9月 1ヶ月間に捨てたものリストと買ったもの

9月のまとめです。 9月8月に比べるとはさほどあれこれ多くを捨てたわけではありません。

記事を読む

editorsbag

鞄の中身は絶対に見せられない。

訳あって、友人宅の留守を預かることになりました。 「部屋にあるものなんでもテキトーに使

記事を読む

炊飯器はいるのかいらないのか

減らす計画、炊飯器はいるのかいらないのか。

By: Emily May[/caption] 今よりもう少しだけ持ち物を減らそうとしていま

記事を読む

140830lg2

今日捨てたもの 8/30 妙な「思い込み」を発見する。

毎日何かひとつを捨てるこの試み。 いよいよゴール間近となりました。 読み物として

記事を読む

By: kate hiscock

今日捨てたもの 9/14 しまいこんでおくだけでも嬉しいと感じるなら。

By: Metro Centric[/caption] 意識的にモノを減らしていた時期は日々

記事を読む

By: Kate Ter Haar

少ない服の着まわし、決定的に足りないアイテム。

By: Rubbermaid Products[/caption] 久しぶりにクローゼットの

記事を読む

By: Rob Ellis

モノを所有しない時代の稼ぎ方。

By: Rob Ellis[/caption] 最近は映画やテレビドラマ、音楽、書籍や雑誌に

記事を読む

140905lg.min

ものがない部屋、寒がりの布団、冷え性の真冬。

今年は本格的な冬の到来を待たずに脱出できるかも、などとほくそ笑んでいたのに見事に裏切られまし

記事を読む

redcar

田舎暮らしを検討したけど断念した理由。

根っから都会っ子の私は生まれてこの方都市部にしか住んだことがありません。 生まれも育ち

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

hochiminh_foods_17
ホーチミン一人旅、ビール片手に食べたもの。

ベトナム一人旅で食べたもの、ホーチミン編です。 ベトナムに限

鶏出汁エスニックそうめん
休肝日ごはん 鶏出汁エスニックそうめん献立。

久しぶりに行ったベトナムの食感覚を体が舌が覚えているうちに、そ

nhatrang_10
まだそのサンダル履いてるの?

昨日あのお方より、開幕宣言を拝受しました。 勝ち組兄さん

ねぎとベーコンのチャーハン献立
休肝日ごはん ねぎとベーコンのチャーハン献立。

ノンアルコール週間のため、そして新しいうつわの盛り実験のため、

yuming
くさったおばさんと、恋のうた。

小さい頃は神様がいたっけかなあ。不思議に夢を叶えてくれたりした

→もっと見る

PAGE TOP ↑