どうせ捨てるなら、何も持たないほうがいい。
来る夏が不安になるほどにとんでもなく日当たりのいいベランダで湯たんぽを乾かす。
同時に干しておいたらあっという間にふんわり乾いた洗濯物を取り込みながら、あれっ、と二度見。
ヘビーローテーションで酷使しましたねえ。
今日捨てたもの
- 靴下
冷え性対策として冬場に大活躍のぬくぬく靴下。
暖かい部屋に引っ越したし、毎晩湯船に浸かるようになったしで、震えあがるような地獄の寒さからは解放されました。
関連 外より寒い家は、ある。
それでも冷え性の足元に厚手のハイソックスは欠かせない。ホントにお世話になっております。
少数精鋭で洗濯を繰り返すスタイルゆえに劣化が早いのは致し方なし。時期的に今すぐ買い替えは必要ないので、また次の秋にでも新調するとしましょうか。
しかし靴下を捨てたネタを一体何回書いただろうか。
消耗品として考えてもおかしくはない靴下の処分について毎度記録するならば、一体この先何度同じ話を書くことになるのだろう。少々気が遠くなる話だけれど、今日捨てた靴下と10年後に捨てるであろう靴下にはまた違うエピソードが宿ることでしょう。
10年後も書き続けるかどうかは定かではないけれど。
どうせ捨てるのなら、買わないほうがいいか
10年後に捨てるものにはまた違うエピソードが宿る。
そう書いて、ここ数年は減るばかりで増えてはおらず、素敵エピソードを宿す箱がないじゃないかとふと思う。けれどそう感じるのは今は今この瞬間を生きているからであって、10年後に振り返れば靴下ひとつ、Tシャツひとつ手放す時にさえ何らかの出来事を思い出すのでしょう。
なんて、いちいちセンチメンタルな気持ちに浸ってはいませんけどね。
そして物質面で随分と身軽になった今はもう、使わない、いらない、欲しくもないものをガンガン買おうとは思わないけれど、消費行動や買い物自体を極度に否定する気もありません。
どうせ〜なんだから〜しないほうがいい、とか言い出したら究極はどうせ死んじゃうんだから懸命に生きてたって仕方ない、って話だもんね。
関連 犬のこと。
結果として使いこなせなかったとしてもその瞬間は必要であったり、どうしようもなく欲しかったりするのならば迷わず手に入れ、その後にやれこの買い物は失敗であったとか少々無駄遣いが過ぎるなどと反省したり後悔したりする可笑しさや切なさやもまた、よい。
ただ、何を見て、考え、選び、買い、使うかといったなんでもなさそうな行為こそが自分自身を構成しているのだ。と、最近になって強く感じているのです。
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