実家の片付け問題とは無縁でも、次の帰省でしたいこと。
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最終更新日:2018/09/16
ミニマルライフ
40代、50代と年齢を重ねると自宅だけじゃなく実家のこともあれこれ考えなくてはならなくなります。
実家の断捨離問題についてはここでも何度か書きました。
私は基本的に親子といえども別世帯なのだし、両親の好きに暮らせばいい、と考える派。
もちろん大掛かりな片付けが必要になった時にはいつでも手伝う準備はありますが、親にあれを捨てろ、これを捨てろ、というようなことは一切言いません。
10年開けられていないダンボール
幸い私の両親は「モノがたくさんあることこそ豊かな証拠」という昭和のど真ん中を過ごしてきた70代の夫婦にしてはすっきりとシンプルに暮らしていると思います。もちろん、そうなる理由があってのことですが。
参考 典型的な「片付けられない子」がミニマリストに変化した5つの理由
そして私が両親の好きにすればいい、などと気楽に構えていられるのは、そこが「私の実家」ではなく「両親の住まい」でしかないことも大きいかも知れません。
両親ともにきれい好きなので、いつ行ってもびっくりするくらい清潔が保たれていることには毎度安心するのですが、次に両親の家に行ったらやろうと思っていることがあります。
それは、押入れの整理。
両親の家の押入れに引越し当時から一度も開けられていないダンボールがいくつか詰め込まれているのがずっと気になっていました。
側面に「本」と書かれた、ずっしり重いダンボール群…。
重いものは移動する時のことを考えて低い場所へ置くのは収納の基本。なのに、引越し当時はまだまだ体力のあった父は何を思ったか一番上の棚にダンボールをびっしりと並べてしまいました。以後誰も整理ができず、棚の板が撓んでしまっているのです。
収納センスゼロは父譲りか
父親はきれい好きの掃除好き。
風呂上りには毎回スクイージーで水滴を拭い去り雑巾で乾拭きするほどマメなのですが、残念ながら収納センスは皆無。雑貨好きと無駄に器用なこととが災いして、突っ張り棒や100均の便利グッズを駆使した空間の有効利用も生活導線もてんで無視の完全オリジナル自己満足収納が大の得意です。
私も収納センスがないのでモノを減らすことでしかすっきりと暮らせないと自負しています。ああ、妙なDNAを受け継いでしまいました。
一緒に暮らしていたらそんな父のポイントズレまくりの収納術は格好のイライラポイントなのかも知れませんが、所詮は人の家。
本格的に棚がヤバくなったらさすがになんとかするだろうとこれまでは放置していました。
が、昨年大病をして入院生活を余儀なくされた父は退院後、電球の交換すら私に頼るように。母はもともと力仕事や電気、機械関係ができない人なので、大仕事は私の帰省中に一気にやるしかありません。
いつも年末年始にしか帰省しませんでしたが、父の体調のこともあるし、今年は夏も帰ろうかどうしようか…などと考えていて、次回はあのダンボールをどうにかしたほうがいいな、とふと考えました。
残念ながら私も腕力に全く自信はないのですが、ダンボールを棚に置いたまま中身を少しづつ取り出す作戦でまあなんとかならないこともないでしょう。
10年近く一切開封されなかったダンボールに詰め込まれた本は必要ないものであることは明らかなので、速やかにBOOK OFFに引き取ってもらうことにしよう、そうしよう。
片付けのことで親とゴタゴタしない自信の根拠
捨てて欲しい子供と捨てられない親。
実家の片付けはとてもデリケートかつ難しい問題のようで、最近は実家の断捨離をテーマにした本や雑誌をよく見かけるようになりました。
けれど私はモノを捨てる、捨てないで親と絶対に揉めない自信があります。
その理由は基本的に親の好きにすればいいと割り切っていることと、家族仲が極めて良好なこと。
実家の断捨離はモノの問題というより家族のコミュニケーションの問題であることが多いと思うので、その点我が家は幸運です。
親から受け継ぐ予定の遺産は1円もなく、相続で揉める予定がないのも実はラッキーなのかもしれませんね。
いつかはやらなきゃいけないことだし、棚が壊れて事故になってからでは私が後悔すると思うので、ダンボール群の整理は次回是非。
今から足腰鍛えなきゃなあ。
※追記 実施しました
関連 引っ越しから10年以上そのまま放置していたダンボールを開封する。
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