一生お金に困らない自信とその方法。

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どうなのよ、仕事のほうは。母に問われて、ぼちぼちですねと適当に答える。

ちなみに母は私が普段どんな仕事をしているか知らず、というか、ほとんど働いたことのない母はお勤め以外の仕事というものがどういうものかよくわかっていない節があり。説明しても理解されないので、仕事に関する細かい話はほとんどしていません。そんな状況ですが、ぼちぼち、のついでに

「多分私、一生お金に困ることないから大丈夫だと思う」

などと大口を叩いておきました。

一生お金に困らない自信はどこから

daikichi

お金に困らない、といえば、医師である友人が以前

「医師試験に合格した時、ああこれで一生仕事に困ることはないなと安堵した」

なんて言っていたっけ。これ、ものすごく正直な感想だと思う。もちろん人生何があるかわからないし、国家資格があれば一生安泰というわけではないけれど、友人はもう20年以上医師として活躍しているので、きっと何かない限りは今後も安泰なのでしょう。

一方私はといえば国家資格どころかお勤めさえしておらず、安定した生活とは程遠い。それでもなんとなくお金に関する苦労はもうしないだろうという根拠のない自信を持っています。

関連 老後の暮らし、それのどこがそんなに不安なんですか。

これは急激に太ることはないだろう、とか、大病はせず一生過ごすだろうな、というこれまた根拠のない自信と似ている、ような気がする。

お金に不安を持たない生き方

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思うに、おそらく全ては単なる思い込みなのでしょう。

関連 本当に怖い、妙な考え癖と思い込み。

おいおい、具体的な提案はないのかという感じですが、多分、ただの思い込みにすぎません。

自分自身をわざわざ苦しめるような思い込みならばさっさと捨て去さるに限るけど、持ち続けても困らないばかりか安心できる思い込みであれば、それもまあいいかな、と思う。もちろん何もしなくても空から現金がザックザク降ってくるので心配いらないわよーみたいなアッチ方向の思想は持ち合わせていないので、現実的に働いたりはしている(当たり前)。

というか、私の場合は自分ができることを常に探し続け、スキルアップしながら、細くとも長く働き続けることこそが、一生お金に困らない最善の方法なのだと思う。

関連 老後貧困の不安と「持てない」暮らし。

一攫千金を狙って宝くじを買うのはもう止めた、と言う母親に対し、7億当たっても働くだろうな、売り上げのこと考えずにひたすら仕事できるのってすごく幸せじゃない?と言い放った自分が自分でも意外で、あれ、私って何にも持ってないくせに結構恵まれてるんだなと思った次第。お金があってもなくても、今の生活を続けたいと思えるのって、まあまあいいよね。

ミニマリストの持たない暮らし

この思い込みってヤツをうまくコントロールできたらいいのにね。何の保証もないくせにお金や健康、老後に関してはのほほんとしていられるのにGごときが怖いのだから、人間ってよくわからないわ。

 




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