セブ島のホテル暮らしで実践する持たない生活。

公開日: : 最終更新日:2017/02/05 ミニマルライフ

先日は約1年ぶりに一回り年上のお友達Tさんと再会しました。

Tさんは私が以前フィリピンに滞在している頃に知り合った日本人女性。
大手企業で管理職として長年勤められた後に退職、第2の人生は海外ボランティアに参加したいと考え、フィリピンに滞在して英語を学んでおられます。

とても明るく朗らかでオープンなTさんはいつもどこへいっても誰とでもすぐに仲良くなれてしまう人。フィリピンでもいろんな国籍、いろんな年代の友人たちと毎日を楽しんでいるとのこと。

コミュニケーション能力に難アリの私とでもこうして長らく連絡を取り続けて仲良くして下さるお姉さん的存在なのです。

そんなTさんが現在はセブシティにできた新しいレジデンスにお住まいだと聞いたので早速訪ねてみることにしました。




セブ島長期滞在者用レジデンス

Tさんのお住まいは新しくできたホテルの一室。
通常はホテルとして営業しているのですが、月間契約なら15,000PHPで滞在できるそう。2015年4月時点のレートで考えると月40,000円ちょい、日割りにして1,300円程度なのでホテル滞在としては割安と言えますね。

こちらのレジデンス、新しくてとても綺麗だしインテリアのセンスもシンプルで落ち着けます。Tさんのお部屋は7階のベランダがあるお部屋。風通しも見晴らしもよく、東京だったらワンルームでも家賃10万はしそうな感じ。1F部分はカフェやレストランも入っていてコンビニも近く生活はとても便利、外国人滞在者が多く入居しているのも頷けます。

さて、こちらにはキッチンつきの部屋もあるそうですが、Tさんのお部屋は一般のホテル仕様でキッチンはナシ。当然、外食か中食になってしまうわけですが、これがなかなか厳しいのです。

前回も書きましたが、フィリピン料理は日本人の口に合わないわけではないものの、とにかく味付けが濃くオイリー、しかも野菜をあまり使わないので長期滞在となると結構キツい。特に糖尿病予備軍と診断されているTさんが毎日フィリピン料理で過ごすのはかなり危険です。

なければないでなんとかなる

「ふふふ、私ね、この部屋でお料理してるのよ」

TさんはおもむろにiPadの中にある自炊写真コレクションを見せてくれました。
そこには野菜がたっぷり入った味噌汁、魚の煮物、野菜入りビーフン、カレーなど、日本人には嬉しい野菜類をふんだんに使った料理の数々が。

Tさんは現在、これひとつで料理をしているとのこと。

 

電気鍋、というのでしょうか。お湯を沸かすだけじゃなくて、中に食材を入れて簡単な調理ができる電気ケトルのようなもの。現地で購入したとのことなのでこれと全く同型ではないですが。

「これがあればラーメンだけじゃなくて、結構何でもできるのよ。野菜を蒸せれば、なんとかなるしね」

ご飯は近所の食堂で1食分10ペソ(約27円)程度で買えるのでテイクアウトして、おかずは日々自作しているそう。ちなみに朝ごはんはコーヒーとパンに大好物のパパイヤを添えることが多いのだとか。

なければないでなんとかする。
うーん、さすがです。

離れて暮らしているほうがうまくいく関係もある

Tさんがフィリピンで暮らしているのは第2の人生を楽しむため、が最大の目的ではあるものの、実は娘さんと一緒に暮らしたくないからでもある、と教えてくれました。

50代の若さでご主人を亡くされてからは独身の娘さんと2人で一緒に暮らしていたそうなのですが、典型的な「片付けられない」性質の娘さんと常に衝突する生活に疲れてしまったと言います。何度も出て行って欲しい、と言いそうになったけれどご主人の闘病生活を長く支えてくれた娘さんに残酷な言葉を投げかけることができず、それならば自分が出て行こうと決めた、とのこと。

「元気なうちは海外で暮らして、その後は帰国してどうするか考えるわ。一緒にいたらお互いいらいらするけれど、離れていたらなんとなくうまくいくしね」

一時帰国する度にごみ屋敷と化したご自宅を片付けなければならないけれど、それでも一緒に暮らすよりはずっとうまくいっている、とTさんは笑います。
確かに一緒に暮らすだけが家族じゃないし、離れていたほうがお互いを思いやれるのならばその選択もひとつの正解。かなり思い切った選択ではありますが、Tさんの決断によって母娘間の関係が良好になったのは確実のようです。

モノを持たずに身軽に暮らす

「次回帰国したらあと300冊くらい残っている本と本棚を処分してこようと思って。だって、ずっと海外で暮らしていて全然読まないんだもの」

いやいや、セブ島に来てまさか「持たない暮らし談義」をすることになるとは思いませんでした。

私もそうだったように、海外移住がきっかけで物質的に身軽になりたいと考え始める人はかなり多いのかもしれません。

※2016.8 追記
関連 セブ島長期滞在におすすめ キッチンつきアパートメントホテル。

 






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