白髪のロングヘアが与える印象。

公開日: : 健康と美容, 生き方と考え方

カヴァで家飲み

そうそう、誕生日といえば。

定型文メッセージの恐怖と、再開のタイミング。

先日知人の還暦祝いがありまして。って、さも自分が祝ったような雰囲気を醸し出してますが、そうではなく。単に還暦祝いパーティーの様子がSNSで流れてきたのを目にしただけです。

そうか、あの人がもう還暦なのか(白目)。

50代、黒髪ショートからの変貌

そういえば去年だったか、

「私も随分年を取りました。久しぶりに会いたいですね」

なんてメールをいただいていたけれど、なるほど今年が節目の年だったのか。

彼女はまさに頼れるお姉さま的存在で、以前は一緒に仕事をしたりもしていた関係。最近は随分ご無沙汰しているけれど、一時はしょっちゅう一緒に飲みに行ったり仕事で甘えたりとお世話になりまくっておりました。

ひょんなご縁で繋がった聡明かつ美人のお友達。似たような仕事をしているということもあって勝手に親しみを感じていたけれど、実はとんでもなく優秀ですごい人で、似ているとこがありますねなんて恐れ多すぎる。と気づいたのは随分後になってからでした。

知らないって怖いよね。

偉い人には媚び諂い、そうじゃなければ邪険に扱おう、などという気はさらさらないけれど、にしてもだ。同業だし食の好みも似てるし、酒も好きで、なんかすごい気が合いますよね〜などとヘラヘラ馴れ馴れしく懐いていたあの頃の自分の無邪気さが今となっては恐ろしい。いや、変に気後れせずお付き合いできていたのだから知らぬが仏、というべきか。

さて、私の記憶の中、50代の彼女はキリリとした黒髪のショートカットにシンプルでマニッシュなファッション。ただ、靴や鞄、小物類などはちょっと目を引く個性的なものを上手に選んでいて、シンプル一辺倒では終わらせないセンスに毎回唸っていたものです。

あれから10年近く経ち、パーティーの席で真っ赤なドレスに身を包んだ彼女は相変わらずのナチュラルメイクではあるけれど、髪型は驚きのド迫力。腰まで届きそうなロングのグレイヘアへと変貌を遂げておりました。

白髪のロングヘアが与える印象

NY_tips_2

わたくし常々、おばさんがショートカットにするのは白髪の手入れが面倒だから仕方ないじゃないか説を唱え続けておりますが。

白髪を染めないという選択肢。

こりゃ一本取られたね。カッコよすぎでしょう。

往生際の悪い私は未だにちまちまと白髪隠しを継続中。最近また目立つようになってきたなあ、と感じてようやく髪が伸び過ぎていることを自覚するという、気にしてんだかしてないんだかよくわからない状態が続いております。

十数年後に還暦を迎える頃には、私もこんなスタイルが似合うようになっているだろうか。などと考えてみたところで当然答えは出ないのだけれど、40過ぎた人間の美しさだの存在感だのって圧倒的に内面から滲み出るそれだよな、という真実はもう嫌という程痛感している。

このお姉さんもまさにそれ。盛ったり塗ったり縫ったりで若く見せる方向じゃなくて、きちんと60歳の髪と肌と顔をしていて、それが見事なまでに際立っているのだから堪らない。

キレイなおばあさんは好きですか。

あああやかりたい、あやかりたい。

考えてみれば彼女も人生の後半戦で生き方を変えた一人、だった。その点でも、憧れてしまうのかな。

40代独身東京一人暮らし女性が、 今後の働き方を討論す。

最近この手の話ばかりしているような気がするのは、今まさに興味のあるトピックスだからでしょう。古い角質を落としたくて、何かを脱皮したくて、密かにもがき中なのか。そういや今読んでいる本も方向転換モノで、これがめちゃくちゃ面白いんだけど、その話はまたいつか。

とにもかくにも、祝・還暦。ますますのご活躍をこっそりお祈りしております。

 




関連記事

本気の冷え性改善記録 11日目 冷え性、深夜に発汗する。

苦手な冬の寒さを目前に控えて、末端冷え性を改善すべく毎日あれこれ地味な取り組みを継続しており

記事を読む

ヒントが思わぬ場所から投げ込まれてくる話。

直接的じゃなく誰かとか何かを伝って欲しい答えがやってくる、みたいなのありますよね。 ふと開

記事を読む

カリッとした毎日。白湯。

強冷房に氷水 夏は寒くて仕方ない。

ずいぶん前にこんな記事を書きましたが。 関連 私がカフェに行かなくなった理由。

記事を読む

布団の酷使とピンチの劣化。

シーズン毎に取り替えられることもなく、1年中酷使されている我が布団。 1枚でオールシー

記事を読む

高血圧フラガール。

初回はあまりにも色気ない出で立ちで参加してしまったものだから、今回はちょっとだけそれらしくし

記事を読む

白髪用カラートリートメントジプシー卒業、もうロングにはできない。

約5年に渡ってねちねちと書き続けてきた白髪ケア記録。今回でひとまず 「カラートリートメ

記事を読む

むくみ解消で足は細くなる!効果を実感した4つの習慣。

By: Ashley Webb[/caption] 昨夜シャワーを浴びていて気づいたのですが、足が

記事を読む

ワンタフトブラシ

もう歯医者には行きたくない。

By: Steve Snodgrass[/caption] 人知れず涙したあの日から早3週間

記事を読む

白髪がカッコいい服、白髪が似合う人。

白髪対策についてずっと書いていますが。 参考 白髪ケアの記録 かなり長持ちしたカ

記事を読む

シンプルは孤独、そして何よりも面倒なこと。

久しぶりに髪を切りに出かけて待ち時間に雑誌を広げる。 パラパラとめくると 「シン

記事を読む

Comment

  1. 白髪問題。僕は最近、40歳半ばで生まれて初めてヒゲを伸ばし始めたのですが、生まれて初めて見た自分のあごヒゲは白髪でした。ガーン。

    真っ白ならそれそれで格好良いんでしょうけど、まだらで塩コショウ状態なんです。ああ40代。

    あと十数年もすれば真っ白なヒゲになるとは思いますが、おっしゃる通り格好良いかどうかは中身次第。

    黒ひげ危機一髪の黒ひげさんより、カールおじさんより、老けちゃったんだなと思う今日この頃です。

    • crispy-life より:

      トム(仮名)さん

      あれ、髭に白髪混じるのって渋めダンディ感出てちょっとうれしい、みたいな感覚なのかと勝手に思っておりました。当方髭がないのでもちろん想像の域ではありますが、塩胡椒上等ではないですか。

      >黒ひげ危機一髪の黒ひげさんより、カールおじさんより、老けちゃったんだなと思う

      これはありますね。日本人なら誰しもが42歳の誕生日に考えることでしょう。ああ、バカボンのパパより年上になったのか、と。

      ところで髭を生やすって「grow」でいいんですね。まんまと言えばまんまですが、確かにこういうのって出てこない。勉強になります。

  2. 別府美人 より:

    こんばんは♪ (^o^)丿

    「白髪のロング」・・・一般ピ~ポ~にはハードルが高いなぁ~~っ!! (゚Д゚;)
    自分が“ する ”ことはまず無いだろうし、よっぽど美しくなければ他人のを“ 見る ”のすらツライかもしれない?! (>_<)
    (キレイに結い上げていれば“ 安心して ”見られますが・・・♪)
    たぶん「白髪のロング」と聞いて、《内田裕也》が思い浮かんだからかもしれないっ?!
    今のところ、ポツポツ白髪が出始めている我が頭髪ですが、将来的には白髪の割合が多くなったタイミングで「坊主」に刈り上げて「ウィッグ」生活に切り替える予定★
    (理由:染めるのが面倒くさいので♪)

    • crispy-life より:

      別府美人さん

      ですよね、これはそうそう手出しできるスタイルじゃないですよシェキナベイベー。そういう意味ではこのお姉さまもまーちん的妖怪なのかもしれません。

      私は頭の形が珍妙なので自分の坊主はあまり見たくないですが、ウィッグは瞬時にいろんなキャラを演出できるので楽しいですよね。しかし、お手入れもそれなりに必要なのかしら。大昔ひとつ持っていたけど、いい加減に扱ったからかすぐにダメにしてしまった記憶が…。染めるにしろ、被るにしろ、それなりのケアは必要なのでしょうね。

crispy-life へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。

50代一人暮らしの1ヶ月の支出。老後に備え、いかにして小さく暮らすか。

現役世代のゴールがちらりちらりと見えてきた50代。友人知人と

腰痛改善に向けて始めたこと2つ。

今年こそは腰痛改善に取り組むぞ!と宣言して早1ヶ月が経過。や

ご近所感覚の酒場を求めて。韓国ソウル一人旅で食べたもの・その2

韓国・ソウル食記録の続きです。1人で飲むなら、定食で。韓国・

やりたいことリスト’24「ちゃかし倒してゲームする」

毎年恒例の儀式・その2「やりたいことリスト」のお時間がやって

2023年、買ってよかったものベスト3。

1年間の買い物を振り返る恒例行事、今年もいってみましょう。

→もっと見る

PAGE TOP ↑