ノーメイクは、やめました。
洋服の数を減らしたことで「よそゆき」と「普段着」の垣根がなくなりつつある、という話を書きました。
もちろんいつも同じ格好をしているというわけではなく、冠婚葬祭とか、ばっちりビジネス仕様の場合も別ですが。
また、「部屋着」を着用する習慣がなくなったので、パジャマ以外で「外に出られない服装」をすることもなくなりました。
昔は結構あったんですよね、人には絶対見られたくないような部屋着が。
それがとってもお気に入りでどうしても着たい!というならともかく、今となってはあのみっともない部屋着を着ることに何の意味があったんだろうと思ってしまいます。
ノーメイク、やめました。
さて、以前は洋服だけでなく、メイクにもオンオフがありました。内訳はオンの時はバッチリメイク、オフの時は完全なるすっぴん、という極端なもの。眉ナシのくせに眉毛すら書きませんでした。
「オフ」の定義は「外出しない」ではなく、「知り合いに会わない」日。よって、完全ノーメイクで平気で電車に乗り、デパートをうろついていたものです。
肌に負担をかけないという意味ではそれでもいいんですけどね。
そもそも、オフに外出するときはサングラス+帽子がデフォルトなのでほとんど顔見えないし。冬になったらマスクも加わってまるで強盗です。
が、気がつけばメイクのオン・オフがなくなりつつあります。
これは現在シェアハウス住まいにつき、自室から出れば必ず誰かに会うという環境だから、ということもありますが、どちらかといえば心境の変化によるところが大きいような気がします。
40代、基本のメイク
現在の基本のメイクは
- ベースにプレストパウダー
- アイブロウパウダーで眉を書く
- アイラインを引く
以上です。所要時間3分。
洋服や状況によってはチークやシャドウをプラスすることもありますが、ほぼこの基本メイクで通しています。
さて、ノーメイクを廃止したきっかけとなったのは、この「基本メイク」をして鏡をみた時のほうが、自分の気分がよいと気づいたこと。
何かと面倒なお年頃なので、鏡を見てウキウキ、なんてことはそうそうない今日この頃。
しかももともとがうすぼんやりとした面構えなもので、眉毛もアイラインもない状態ではなんだか覇気がなさ過ぎるなあと感じはじめていました。そこでしばらく特に人に会う予定がない日でも朝一で基本のメイクをして過ごすようにしてみたところ、ふと鏡を見た時の気分が違うことに気がつきました。
そりゃねえ、トイレに行く度に40女のぼんやりした顔を見せられるよりも、多少なりともメリハリのある顔を見たほうが気分よく過ごせるってもんですよ。これは私の顔の造作に関係することなので、もともとぱっちりした顔立ちだったら、やっぱりノーメイクで過ごしていたと思いますけど。
と、完全なる「ちょっとした気持ちの問題」ではあるのですが、私を機嫌よくさせられるのは私しかいないのです。
朝にたった3分使うだけでほんの少し気分よく1日が過ごせるのならばそっちのほうがいい。よって、それからは毎日化粧をするようになりました。例え全く外出しない日でも、自分だけのために。
毎日少なからず化粧するようになってからは逆にバッチリメイクをしなくなったので、メイク用品はもっと減らしてもいいかな。ファイバー入りマスカラとか持ってるけどもう使ってないし、また使う日が来るとは今のところ思えないしね。
関連 冬の旅に持参するスキンケアとメイク用品 ’16。
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