自著が絶版になります。

公開日: : 最終更新日:2020/02/06 一人飲み, 読書, 食べること

ひとりぜいたく晩酌帖

口頭ではすでに説明を受けていたのだけれど、正式な書面が届いたのは昨日のこと。

が、今確認してみると、年末にはもう情報が出ていたのか。

セブン&アイ、出版事業から撤退…「五星三心占い」人気も出版不況受け21年清算

全く貢献できなかった自分が言うのもアレですが、こうなると寂しいね。

間もなく絶版になります

セブンアンドアイが出版事業を終了、25年の歴史に幕を下ろすとのこと。設立は1995年、阪神大震災の年だから、思ったより前からあったんだな、なんて今更ながら。

で、わたくし2017年の末にこの出版社から「ひとりぜいたく晩酌帖」というエッセイを出しておりまして。

タイトルからしてお料理レシピ本かと勘違いされそうなのですが、本書のメインテーマというかそもそものきっかけは酒でも料理でもなく。

ブログ書籍化の経緯、本当のテーマは何だ。

中身はただの酒飲みエッセイ。一応献立は載ってますけども、レシピ本とはちょっと違うのです。

普段から散々書きたおしているテーマを改めて本にするという作業はたのしくもあり、しんどくもあり、何より「編集」の力をしみじみと感じたお仕事でありました。

ブログ歴がそこそこ長いとはいえ、日々の記事はノー編集の自己完結。そして本業(?)で文章を書くときは何者でもなかったり、他の誰かになりすましたりするのが常なので、自分の名前で書いた文章をまず編集さんに読んでもらうという行為にひどく緊張したのです。「カリッとした毎日」が自分の名前かと言われるとアレですが。

最初の頃はフィードバックのメールを開くのが怖かったりもしたのですが、タイトなスケジュールだったこともあり開かないわけにもいかず。

しかしよくよく考えてみれば、仕事とはいえ、こんな風に自分の原稿を何度も何度も読んでくれる人がいるというのはなんかこう、ものすごいことだぞ、と。

今の時代、出版社を通さずとも、誰でもセルフパブリッシングが可能だし、本じゃなくてもブログやSNSでいくらでも情報発信できる。それはそれとして、書くという孤独な作業に伴走してもらう経験ができたのは、よかった。緊張したし、自分の筆力のなさを目の当たりにしたけど、よかった。

本件に関してはまだまだ書き記したいことがたくさんあるけれど、とにかく。この孤独な酒飲みエッセイは、間も無く世間から消えてなくなります。ささ、まだの方は遠慮せず、いまのうちに1冊どうぞ。

 

あ、あとこの記事も年末に上がっていたのに告知を忘れていました。

「一人飲み」は大人女性こそおすすめ! 街の喧騒と情景をたのしむ

毎度おなじみのネタで恐縮ですが、まあいいじゃないか。そしてこの別嬪さんをcrispy-lifeだと勘違いしてくださっても、わたくしは一向に構いません。




関連記事

肉じゃが献立

はちみつ肉じゃが、生白菜の梅おかか和え献立。

先日塩味ポテトサラダにした赤いじゃがいも。 豚とちぢみほうれん草の常夜鍋風、ねぎ油風味

記事を読む

台湾一周鉄道駅弁一人旅 その7. 花蓮駅 花東特蔬便當。

台湾を鉄道で一周しながら各地の駅弁を食べてみるのもなかなか楽しそう。 そんな思いつきが今回の台

記事を読む

サルディーニャス・アサーダス

いわしの塩焼きじゃがいも添え、和ハーブサラダ献立。

焼いたいわしに、じゃがいもを添える。 何かの本で読んだこの料理がずっと頭に残っていたの

記事を読む

蒸し鶏梅肉タレ

家飲み献立 5/14 鶏もも梅肉だれ、焼き茄子。

年がら年中ビールを飲むのが好きなのですが、冬の間は冷え性対策としてビール絶ちしていました。

記事を読む

葱と卵の炒めもの献立

葱と卵の炒めもの、大根と豚肉の味噌汁献立。

困った時の卵炒めです。 葉野菜の値段にぶるぶる震える中、大好きな白葱がいい感じの太さに

記事を読む

豚肉ときくらげの炒め物

豚ときくらげの卵炒め、トマトと三つ葉のサラダ。

小学校の時、初めての調理実習のメニューは「野菜炒め」だったような気がする。 「炒める」

記事を読む

だし巻きしらすおろし、春菊のごま和えで晩酌。

つい先日、近所の居酒屋で生しらすおろしをオーダーしました。 生しらす、いいよねえ。にこ

記事を読む

家飲み献立 11/23 ベーコンと白菜のスープ。

今夜は少し遅くなってしまったので昨日に引き続き軽めのディナーです。 軽め、といっても酒は呑

記事を読む

蒸し鶏 献立

蒸し鶏の葱ザーサイのせ、焼き白菜。

早朝に英会話レッスンの予約を入れていた今朝。 なんとなく、目覚めた時にお勤めしていた頃の気

記事を読む

塩豚ときのこの黒酢スープ

塩豚ときのこの黒酢スープ、キャベツの辛み蒸し献立。

今宵の献立をありあわせの材料で間に合わせるという行為は、家庭料理、中でも一人晩酌においては中

記事を読む

Comment

  1. 出版社自体が撤退なのですね…。25年と言えば四半世紀。気の遠くなるような長さに聞こえますが、1995年はつい最近な気がします。

    本も出版されて、サイトに記事も寄稿されてるCrispyさんのブログは、やっぱり読み易くてかつ洗練されています。読み易い文章を書くのはすごく難しくて、自分が書いたものを読み返して一体自分は何が言いたかったんだろうと思うことが多いので(笑)、やっぱり文章を書くことは難しいなと改めて思いました。

    なのでほぼ毎日上質なエッセイを読ませて頂いていて、楽しみにしています(毎回同じようなコメントをしちゃってますねw)。

    • crispy-life より:

      トム(仮名)さん

      わかります!私も1995年ってわりとこないだくらいの感覚ですから。いや、自分当時めちゃくちゃ若かったんですけども、90年代自体が近く感じるというか。

      ブログの更新を楽しみにしてくださっているというお言葉は本当に光栄なのですが、トム(仮名)さんブログのように「人の役に立つ内容」が書けるのが一番いいよなあ、と常々思っております。英語学習に関する質問コメントを入れてみたいけど、質問のクオリティが低すぎてもじもじしちゃう、というジレンマを抱えながら、トム(仮名)さんのブログを日々読んでますよ〜。本年も引き続き、よろしくお願いいたします。

  2. ちゅーなー より:

    crispy様

    やはり寂しい話ですね

    書籍は紙派ですので、本が届いた時は
    平面が立体になったリアル感と申しましょうか…
    おお!と感動したものですが
    でも、二冊目もお待ちしております
    集◯社、小◯館とかこの辺りの出版社から、何卒。

    その時は記事の写真の方以上の別嬪さんご尊顔も
    あわせて、何卒。

    • crispy-life より:

      ちゅーなーさん

      早いもので、あれから2年が経ちました。もう店頭で並んでいるものはほぼないにしても、寂しいものですね。

      自分の一番の得意分野であろう「ひとり晩酌」に関するエッセイですら、一冊まるごと書き下ろしとなるとかなりの苦労があったものですから、他のテーマ、例えば旅なんてものに手を出そうものならあまりのプレッシャーにトンズラかますんじゃないかと思ってしまいます。

      でも、何事も経験ってことで、機会があればまた挑戦しようかな。今のところ顔出しも含め、予定はないですけどねw

ちゅーなー にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。

粗食献立
味噌汁とごはんだけの夕食週間2020。

毎日の晩酌をことのほかたのしみに生きている私ですが、しばらく

ストロベリーフィールズ
自分だけしか真実を知らない世界で生きる。

宣言した通り「YESTERDAY」を観ました。大規模な停電と

腹が痛くなるまで笑っていない。

とんでもなく愉快な様子や爆笑するさまを表す言葉に、腹を抱える

「あなたみたい」と、言われても。

最近、またまたFacebookのアカウント乗っ取りが流行って

10年保てば、いいほうです。

ようやくカメラを修理に出しました。カメラが(多分)故障する不

→もっと見る

PAGE TOP ↑