手羽元とキャベツのスパイス焼き、かぶのひじき和え献立
公開日:
:
最終更新日:2021/07/03
家飯
味付けは塩胡椒でなんとかできると思っているものですから、ハーブやスパイスを使いこなすような料理ができません。
こんな私も、若かりし頃はいろいろ凝った料理にもチャレンジしたんです。でも結局目先の変わった調味料は使い切れずに無駄にするパターンが多かったので、今ではとんと手出ししなくなりました。
これは学習の成果でしょうか。それとも好奇心の衰退でしょうか。
そんな今でも、クミンだけは割とよく使っている気がします。
手羽元とキャベツのスパイス焼き、かぶのひじき和え献立
- 小松菜ときのこの味噌汁
- 赤水菜の浅漬け
- かぶのひじき和え
- 手羽元とキャベツのスパイス焼き
小松菜ときのこの味噌汁
しめじとえのき、小松菜をたっぷり入れた味噌汁。出汁は鰹節、吸い口に柚子を添えました。
赤水菜の浅漬け
茎が鮮やかな色合いの赤水菜。塩もみしただけです。
かぶのひじき和え
薄切りにしたかぶとさっとゆでて刻んだかぶの葉をしそひじきで和えました。しそひじきは市販品というか、土産物であります。
手羽元とキャベツのスパイス焼き
フライパンに油をひき、しょうがのみじん切りとクミンを弱火で炒めます。香りが立ったら塩で下味をつけた手羽元肉を加え、表面に軽く焼き色がつくように焼きます。くし形に切ったキャベツ、酒を加え、蓋をして蒸し焼きにしたら完成。うつわに盛って軽く粗塩を振ります。
味噌汁やひじきに合わせて、さも正統派和食みたいな顔してますけども、クミンの独特の芳香はやはり、中東やインド料理のイメージが強いでしょうか。
ビールに合いそうな肉料理ではありますが、本日は諸事情によりお茶を添えていただきます。
汎用性の高い中東の香り
クミンはそれ単体で使っても香りと風味を十分楽しめますが、しょうがやにんにくと共に油で炒めて使うとより深みが増していいですね。
調べたところ、この調理法に用いるものを「スタータースパイス」と呼ぶそう。油に香りを移してから素材を調理するのだから、なるほど香味野菜と相性がいいわけだ。鶏肉以外にラム肉を焼いても旨いし、じゃがいもに香りをまとわせるのもいい感じ。
中東料理にはあまり馴染みがないので、クミンの香りで思い出すのはやっぱりカレー、インド料理でしょうか。
カレーに使うスパイスなんだから、ごはんにだって合うじゃない。というわけで、最近はおにぎりにもクミンを使っています。
これ、5月に公開になってたコラムなんですけど、お知らせをすっかり失念しておりました。
「おにぎりと住まいをテーマに書いてください」という依頼だったので、ここは全力でふざけるべきか?と判断し、いつものようにふざけて書いたら大幅に赤が入ってまともな内容になりましたよ。ぜひお読みください。
関連記事
-
砂肝のポン酢漬け、キャベツステーキ。
週末は街へ繰り出して、友達と豪華なディナー! なんて、誰が決めたのでしょうか。
-
青菜炒め、トマトのナムルで晩酌。
青菜の中で最も摂取量が多いのは絶対に小松菜、だと思う。 旧住まい近くのスーパーではタア
-
なすと豚肉の重ね蒸し、長芋の梅昆布和え献立。
なすと豚肉。 この組み合わせなら味噌炒めあたりにするかなあと考えたのですが、味噌汁もあ
-
肉団子とキャベツの煮込み、焼き大根、熱燗で晩酌。
いやいや、お寒うございます。 ということで今季初の熱燗投入です。 日本酒は昔から
-
家飲み献立 鶏豆腐でぬる燗を。
雨の土曜日。 部屋でじっとしていると昼間でも寒いので、2駅隣まで歩いて駅前のコーヒーシ
-
野菜スープ、缶ごとオイルサーディン、レトロドール。
3月らしい暖かい日だったので、なんだか白ワインが呑みたくなりました。 最近ずっと熱燗ば
-
さつまいとチキンの豆乳グラタン、柿とくるみのサラダ献立。
さつまいもの時期、一度はグラタンを焼く。先日の柿の白和えに引き続き、これまた季節のお約束
-
なすとひき肉の塩炒め、トマトと豆腐のスープ献立。
わたくし徒歩フェチなものですから、休日とはいえ家から一歩も出ないなんてことはまずありません。
-
鯖大根、小松菜のおひたし献立。
本日は余り鯖で。 鯖納豆、さつまいもと半熟卵の温サラダ献立。 おろし和えにしよう
-
栃木の酒 望(bo:)初しぼり純米吟醸玉栄で晩酌 牡蠣とほうれんそうの酒蒸しゆず風味。
暖かくなってくると、ちょい香りのいい酒を冷やして飲みたくなりますね。 勝手に日本酒全国
- PREV
- 酒を飲まない時代をどう生きる。
- NEXT
- 捨てたくなくて買わない人の夏の服。