さんまの酒蒸し、きのこと小松菜の梅和え献立。
家具やらインテリア製品やらを購入するにあたって、店でチェックしたときにはそうでもなかったのに、いざ部屋に置いてみると予想以上にデカかった、なんてことがあるじゃないですか。うわ、結構存在感あったな、とか。
広い店内に鎮座する商品は、部屋に持ち込んだ場合の正しいサイズ感が掴みにくいという空間マジック。メジャー持参でしかと寸法確認したところで解決する問題ではありません。
魚類にも、同じことが起こる。広い店内ではちんまりとして見えるのに、帰宅後いざまな板の上にあげてみると、あら、案外ふとましいのね、といううれしいギャップ。
さんまの季節になりました。
さんまの酒蒸し、ひらたけと小松菜の梅和え献立
- 大根と油揚げの味噌汁
- ぬか漬け
- 小松菜ときのこの梅和え
- さんまの酒蒸し
大根と油揚げの味噌汁
同じサイズに切りそろえた大根と油揚げの味噌汁。出汁はさんまの頭と昆布。
ぬか漬け
本日のぬか漬けはにんじんとキャベツ。薄切りにして塩抜きし、すりごまとごま油で和えました。
小松菜ときのこの梅和え
たたいた梅干しをしょうゆと酢で伸ばしたもので、ゆでた小松菜としめじ、えのきを和えます。
さんまの酒蒸し
頭とおなかをとったさんまを筒切りにします。塩を振ったさんまをフライパンに並べ、しょうがの薄切りをのせて酒をまわしかけます。ふたをして火にかけ、身がふっくらするまで蒸しあげたらうつわに盛り、たっぷりの大根おろしとすだちを添えたら完成。
すでに外では幾度か食べていたけれど、家飲みでは今季初登場。塩焼きより作るのも後片付けも簡単な酒蒸しは毎年一度は食べている秋の定番つまみです。ひや酒と共に。
毎年言い続けていますが、さんま、好きです。好物と言って差し支えない。思っていたより大きかったさんまを、ちびちびほぐしながらちびちび食べる非効率なやり方が、いいんですよ。酒飲みにとっては至高のひととき。
写真ではちらっとしか見えていませんが、大根おろしは無論山盛りです。いつだって頼りにしているけれど、さんまに添えればより一層輝きを増す大根おろし。そこにすだちが加わるともはや敵なし。めくるめく晩酌の世界へようこそ、って、さんまが言っている。
今年はあと何尾いけるでしょうか。外食の予定が結構多いので、パスタ系などのやや変わりダネまでは手を出せないだろうな。
酒蒸しを筆頭に、定番メニューであと何日かはたのしみたいものです。ふとましいヤツ希望。
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気持ち悪い。 自分で画像を加工しながら、ちょっとグロいなと思ってしまいました。
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