蒸し鶏となすのサラダ、焼きピーマン献立。
便宜上、蒸し鶏となすのサラダとしましたが、なすも蒸しています。さらに、なすとほぼ同量のトマトも入っています。ですから正しくは
「蒸し鶏と蒸しなす、トマトのタイ風サラダ」
といったところでしょうか。
レシピと写真付きの食定点観測に記すにはくどい表現ですが、お店の黒板メニューに書くのだとしたら、これくらいやっておいたほうがいい気もします。
蒸し鶏となすのサラダ、焼きピーマン献立
- わかめスープ
- 島オクラのぬか漬け
- 焼きピーマン
- 蒸し鶏となすのサラダ
わかめスープ
蒸し鶏の副産物スープを水で薄め、わかめをさっと煮て胡椒で味を整えただけのスープ。ねぎといりごまを加えます。
島オクラのぬか漬け
本日のぬか漬けは島オクラ。
焼きピーマン
油を引いたフライパンで半分に切り種とヘタを取り除いたピーマンを焼きます。軽く焦げ目がつく程度に焼いたらうつわに盛り、しょうゆをちょろりとかけます。
蒸し鶏となすのサラダ
みじん切りにした玉ねぎ、小口に切った唐辛子、レモン汁、ナンプラーを混ぜ合わせてドレッシングを作ります。薄くスライスした蒸し鶏、細切りにして蒸したなす、くし形に切ったトマトをドレッシングと和え、軽くなじませてからうつわに盛り付けます。青みに大葉の千切りを添えました。
蒸し鶏とスープの素は先日の残りもの。
スープに溶け出た鶏の脂が冷えて固まっていたので、取り除いて使用しました。もちろん、そのまま使っても問題はないのだけど、むね肉で作った場合と比較すると、もも肉由来のスープはかなりオイリー。脂を減らしても、旨味はそうそう減らないので大丈夫。
辛味のきいたサラダには、やっぱりビールがよく合いますね。
もともとはなすと蒸し鶏だけで作る予定でしたが、トマトが余っていたので急遽参戦。おかげで、かなりの分量になってしまいました。といっても、入っているのはほとんど野菜。たくさん食べても胃に重たくはありません。
こうして見返してみればやはり「蒸し鶏と蒸しなす、トマトのタイ風サラダ」のほうが親切か。いや、何をもってタイ風とするかは人それぞれなので「蒸し鶏と蒸しなす、トマトのナンプラードレッシングサラダ」が適切か。
黒板メニューといえば先日友人と行ったビアバーでオーダーした「白身魚とかぶのカルパッチョ」。テーブルに到着したそれはどうみても「白身魚のカルパッチョ」でした。かぶ皆無。
この時はサーブした瞬間にお店の人がかぶ要素ゼロ事態に気づき、すぐに取り替え(というか、かぶ追加)してくださったのだけど、もし同内容のメニューであっても黒板に「白身魚のカルパッチョ」としか書かれていなかったら、我々は本来提供されるはずであったかぶの存在など知る由もなく、魚のみを食んだだろう。あくまでかぶありきで構成された一皿の妙なバランス不全に首を傾げながら。
いや、そこまで繊細な舌も推理力も持ち合わせてはいないけれど、なんだっけ。黒板メニューって見ているだけでやたらたのしいですよね、という話でした?
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