なすと春雨のバジル炒め、モロヘイヤとトマトのスープ献立。
先日コメントでも触れましたが、ネバネバぬるぬるしたものが好きです。
野菜ならオクラ、空芯菜、つるむらさき、モロヘイヤとか。あとは山芋も、そしてもちろん納豆も。あ、とろろ昆布も。
ネバネバしているとなんだか過剰に栄養成分を摂取できたようで得した気分になりますね。
実際にネバネバ系に含まれるムチンは胃腸にいいとかなんとか聞きますが、例によって健康を意識して食べているわけではありません。単に、味が好きなだけです。
なすと春雨のバジル炒め、モロヘイヤとトマトのスープで家飲み
- モロヘイヤとトマトのスープ
- なすと春雨のバジル炒め
モロヘイヤとトマトのスープ
鶏がらスープに角切りにしたトマトを入れ軽く煮たら、刻んだモロヘイヤを加えてさっと火を通しただけの簡易スープ。モロヘイヤの粘りで天然とろみつき。
なすと春雨のバジル炒め
フライパンに油をひき、潰したにんにく、唐辛子を入れて香りがたったら塩、胡椒で下味をつけた豚肉を加えて炒めます。一口大に切ったピーマンとなすも加えて炒め合わせ、ナンプラーと鶏がらスープ、バジルを加えたらあらかじめ戻しておいた春雨を加えて軽く煮ます。最後にねぎと彩りのトマトを入れてさっと混ぜ合わせたらうつわに盛り、目玉焼きを乗せて完成。
イメージとしてはタイ料理、ガパオです。にんにく、唐辛子、バジル、ナンプラーを組み合わせた炒めものはここのところあまり登場していなかったけど大好物であります。なんとなく入れた春雨もこれはこれでアリかもね、と思ったけれど、目玉焼きを崩した瞬間にやっぱりこれはごはんだよね、と我に返る。決して悪くないけど、ごはんと合わせればより一層魅力的になるはず。
タイ風炒めものにエジプト野菜のモロヘイヤスープという素っ頓狂な組み合わせですが、案外夏の終わりによく似合うメニューだわい。と、上機嫌でビールをごくごくいったのでした。
どこかヘンだぞヘンだぞと首を捻りつつシャッターを切っておりましたが、わかった。目玉焼きにタイ料理っぽさが足りないのでした。うっかり蓋をして蒸し焼きにしてしまったのが敗因です。こういう炒めものにあしらうのであれば油たっぷりの中にぽとりと落とした卵を白身カリカリ黄身ぱっちりに仕上げるべきでした。おしい。
そして、ネバネバモロヘイヤのスープ。最初は酢でもたらして酸味を加えようかと考えるも、トマトのおかげで酸味と旨味が入ったのでもうこれでいいやと。余計なことはしないでおこうと手を引きました。この手の野菜は茹でておいておくとすぐに変色しちゃって悲しいけれど、スープに入れると空気に触れないからかずっと鮮やかな緑が続くのは嬉しい。
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