鶏豆腐、海老のナンプラー風味サラダ献立。
寒くなると三州屋風鶏豆腐を家でもちょくちょく作ります。
メインはもちろん鶏肉と豆腐、なんだけどこの料理には絶対に春菊が欠かせない。なくても完成するけどあったほうが俄然旨い。よって今日は絶対春菊春菊、と春菊のことばかり考えて日中を過ごし無事入手して帰宅。さて仕込みましょうかねとキッチンへ立ってからようやく豆腐を買い忘れたことに気付きました。
いつもならこれも致し方なしとメニュー変更でお茶を濁すところだけれど、すっかり鶏豆腐の口になっていたので我慢できず、寒空の下裸足で飛び出し泣きながら豆腐を求めてひた走る。
ああ、鶏の出汁が、春菊の香りが、豆腐買い出しにより一層冷えた体に染み渡る師走の夜。鶏豆腐をより深く堪能するための事前プレイとしては少々手間がかかりすぎました。
鶏豆腐、海老のナンプラー風味サラダで家飲み
- 白菜漬け
- 海老のナンプラー風味サラダ
- 小松菜のおひたし
- 焼き大根
- 鶏豆腐
海老のナンプラー風味サラダ
サラダ、などと銘打ってみましたが塩茹でした海老に先日の紅白なますと千切り大葉を合わせただけの代物。ちょこっとナンプラーを追加しました。
小松菜のおひたし
茹でた小松菜を鰹節とポン酢で食べる簡易版おひたし。本当はもうちょい手を加えた1品にする予定でしたが寒空爆走事件が勃発したので却下。
焼き大根
厚切りにした大根をオリーブオイルを引いたフライパンでじっくり焼くいつもの焼き大根。味付けは粗塩と胡椒のみ。本日はフタ有りで蒸し焼きバージョンで少々時短です。
鶏豆腐
鍋に水、酒、出汁昆布、塩漬け保存していた鶏もも肉を一口大に切ったものを入れフタをし弱火にかけます。鶏の出汁が出たら塩でスープの味を整えて木綿豆腐とネギを入れ、最後に春菊を加えてさっと煮て完成。黒七味を振ってこのまま出汁をぐいぐい飲んでもよし、つけダレにポン酢を添えてもよし。
焼き大根も鶏豆腐も火にかけてしまえば後はさほど手がかからないのでラクといえばラクな献立です。ああ出汁を肴に熱燗を飲むっていいよね。このままずっと出汁に溺れていたいよ。
今シーズン初の鶏豆腐、やはり春菊はマスト食材だわと改めて感じました。嫌いな人は嫌いだろうけどこの鮮烈な香りが鶏出汁に溶け出してこれまた重要な出汁になるんだなあ。
などと考えていてまたパクチーのことを思い出す。パクチー好きな人ってきっとこういう感覚なんだろうな。パクチー抜きとかそれもはやラープじゃないじゃん、フォーにパクチーの香りは絶対でしょ、ってなもんで。
羨ましい。
関連記事
-
一人晩酌つまみ 砂肝の黒七味炒め、塩鮭と白菜のみぞれ煮。
3月ですね。 3月って言ったら何かなあ、そろそろ春らしいあれこれが出てくるよねえなどと
-
わかめと卵の炒めもの、わけぎのナンプラー和え献立。
うつわは好きだし興味もあるけれど、コレクション癖がない上に一人暮らしなので、さほど多くは持ち
-
肉団子とキャベツの煮もの、茄子の酢醤油炒め献立。
そろそろ汁っぽいもの、温かいものを体が欲する季節がやってまいりました。 嫌ですね。
-
レタスしゃぶしゃぶ、トマトと卵のスープ献立。
レタスの鍋が好きです。 土鍋にたっぷりの酒と水、出汁昆布を入れたものをグツグツしながら
-
家飲み献立 3/10 ハリハリ鍋。
東京はカラリと晴れています。 早朝から洗濯物を干して、ああ、今日も生きているなあと。
-
親子煮と梅大根で家飲み。
先日の江戸川散歩でサクッと呑んでパパッと帰ったのには訳がありまして。 関連 上小岩遺跡
-
家飲み献立 2/10 きつね納豆、トマトと卵のスープ。
読みたい本がたくさんあるし、行きたいところあちこちあるし、いい仕事がしたいし、もちろん生きるため
-
かぶの酒粕味噌汁、白菜とツナの煮もの
この冬は、白菜を食べまくってますなあ。柚子手羽白菜、もずく納豆献立白菜が驚きのお買い得価格
-
エンサイの香味しょうゆ炒め、キャベツとえびの白和え献立
空芯菜とかつるむらさきとかモロヘイヤとか、熱を入れたらねばりが出る系の青菜全般、好きです。
-
トマトと卵の炒めもの、青梗菜のしょうがスープ献立。
霧雨が降っているし、なんとなく肌寒いからスープでも投入しますかね。 そんな風に感じた火曜日
- PREV
- 40代独身女性が今考える老後の暮らし。
- NEXT
- 個人ブログ、あなたの日常なんかに誰も興味はない。