千葉の酒 五人娘 純米で晩酌 うるいのおひたし、生わかめ炒め。
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最終更新日:2017/01/13
家飯, 食べること レシピ, 勝手に日本酒全国ツアー
なんだか肉っけが続いていた先週。
休肝日明けの献立はちょっと軽めに組んでみました。注文していた千葉の酒も届いたし、ちょこちょこつまんでゆっくり呑みましょう。
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でもなあ。メニューを軽くしたからといって酒が進まないわけじゃないんだよなあ。
五人娘 純米(千葉県・香取郡)
無事東北地方をコンプリートしたので、次に攻めるは関東勢。今回選んだのはちょっとクセのありそうな千葉・寺田本家の「五人娘」です。
参考 自然酒カタログ(寺田本家)
生命力の有る“百薬の長”たるお酒を目指し、自然の恵み、生命のエネルギーを最大限に生かすため、無添加・生もと造りをはじめ、微生物たちの働きを助けるような酒造りに努めています。五人娘は濃醇で飲み応えの有る純米酒です。酒本来のコクと味をお楽しみください。
「自然酒」という表現からも原料へのこだわりが見えますね。使用しているのは無農薬米で酵母も無添加とのこと。昔の酒蔵のように唄を歌いながらの酒造りをしているっていうのもなんかいいなあ。
まずは冷たいまま一口。すーっぱ!!こんなに酸味の強い酒だとは、ちょっとびっくりです。
乳酸菌を思わせる香りが強く、複雑な味わいだけれど切れ味はよし。この力強さ、ああそうだ、酒って発酵してるんだったと改めて感じずにはいられません。軽く燗してみるとさらに個性的な香りが立つ。この香り、前に呑んだ酒とちょっと似てるんだけど、それがどれなのかがわからない。せっかく記録書いてるのにデータベースとしての機能を果たしていない悲しさよ、修行が足りん。
多分好き嫌いの分かれる酒。私は好きです。
五人娘 純米 データ
蔵元 | 寺田本家(千葉県・香取郡) |
種類 | 純米 |
精米歩合 | 麹米=美山錦 掛米=雪化粧・出羽燦々・美山錦 (無農薬米) |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 2.1 |
アルコール度 | 15% |
うるいのおひたし、納豆袋焼きで晩酌
- 白菜漬け
- 野菜の味噌汁
- うるいのおひたし
- 生わかめ炒め
- 納豆袋焼き
野菜の味噌汁
にんじんと蕪の味噌汁。出汁は煮干で。
うるいのおひたし
さっと茹でたうるいを適当な長さに切ってたっぷりの昆布出汁で割った醤油にひたします。
生わかめ炒め
切り分けてさっと水洗いした生わかめを生姜の千切りと一緒に油で炒め、酒と醤油で味付けしたもの。
納豆袋焼き
油揚げを袋状に開いてたっぷりのネギと合わせた納豆を詰めて切り口を楊枝で止め、フライパンで両面こんがりと焼きます。他の料理に醤油味系が重なったので今回は塩を添えていただきました。
動物性たんぱく質皆無の軽め献立、なんだけど、どれもこれも妙に酒泥棒。酒が好みだったこともあってぐいぐい進んでしまいました。
うるいに生わかめ。春というにはまだ早いけれど少々季節先取りですね。香りの強い山菜はあまり得意ではないのだけど、クセのないうるいは好き。茹でたらちょっとぬめりが出るのが旨いんです。
そしてこれまた大好きな生わかめ炒め。炒める前はちょっと多すぎるかな…と思うんだけど食べてるとああこの倍作ればよかったといつも思ってしまうメニュー。
これに納豆袋焼きって夕食メニューとしてはあまりにも地味ですが、酒のアテには抜群過ぎてダメだ。と、食べながら気付いたのでした。怖い怖い。
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