おばさんの服が少なくなってゆく理由。
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最終更新日:2021/09/09
ファッション
9月に入っていきなり寒くなって寂しい。夏の終わりは、いつもこうだ。
などとメランコリックぬかしていますが、せっかく半袖を選べる体になったというのにもう秋の気配。今年は半袖軍の出番が驚くほど少なかったなあ。
来週あたりまた暑さが戻ってきそうではありますが、いうても季節は変わりゆく。いまの時期しか袖を通せないあれやこれや、今年も張り切って着ておかなくちゃね、などと考えて、そうかそうかと合点が行く。
年取るとそりゃ、服が少なくなっていくわけだ。
おばさんの服が少なくなってゆく理由
みなさんも薄々お気づきかとは思いますが、今年も残すところあと4ヶ月。ほとんどの期間をなんちゃら宣言及び禁酒令のもとで過ごした2021年も、はや2/3が経過しています。
早くない?毎週毎月毎年同じこと言ってるけど、時が過ぎるの早すぎない?
おそらく、神的な何かが時間軸をこっそりすげ替えたりしているのだと思われますが、この「時の過ぎるのは早いなあ現象」は、年齢を重ねるほど顕著になっていく。ついこの間寝正月に勤しんだというのにもうジングルベルが聞こえてくる、なんてことはさほど珍しい症状ではありません(末期)。
この現象を引き起こす要因は、年をとると涙もろくなるのと同じものではないかと推測します。つまりは、密度の問題ですね。
歳を取ると涙もろくなる理由とは。
こんなことでは、秋口のおしゃれについてどうこう考えている間に、すぐ冬がきてしまう。時の流れが早すぎて、「今から冬まで着られる優秀アイテム」を買い足す隙間などみつけられないというものです。
おばさんは新しい服、特に「あいもの」を購入するタイミングが見つからない。これまでの人生で買い込んできたアイテムは数あれど、買い足し頻度は激減し、服はおのずと少なくなっていくのだ…っていう説はどうでしょうね。あると思います。さほど愉快な話ではありませんが、決して悪かないですよ。
この先は、どうだろう。50代、60代になると体感速度はもっと上がるのかしら。それともどこかの時点でまた時間軸が変わって、ゆったりとした時の流れに身を任せあなたの腕に寄り添うのかしら。寄り添うのは胸だったかしら。
とにかく秋なので、今年もそろそろあのブーツの出番かと思われます。
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