100年の恋も冷める、がっかりファッション。

公開日: : 最終更新日:2024/07/05 ファッション

ジャケットの着こなし

突然ですが人気俳優やタレント、アーティスト(主に男性)の結婚とか熱愛発覚でファン界隈が激しく嘆き悲しむ事案について。

実際問題憧れのスターを自分があれこれする夢やどうこうなる未来をみんながみんな信じている訳ではないし、それ(理想)とこれ(現実)とは話が別とわかっている。わかっていながら感じる、辛さ、悲しさ、苦しみ。それらに対して

「自分が実際に出会えるとでも思ってんのか、バカじゃないのか」

などと批判する行為は俗に言うネタにマジレス状態ではないかと個人的には思うのですが、先日このお嘆き事案勃発後目にした現象はとても面白かったです。面白かった、とか言っちゃうのもアレですが、面白かった。

100年の恋も冷める、がっかりなおしゃれ

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あれは確か、ファッションネタを投下した数日後のこと。

男性ドン引き、大人女性のNGファッション。

熱愛発覚。その衝撃よりもむしろ彼の私服のダサさがショックで動揺が隠せない、という声が少なからず上がっておりへえ、そっち行くのか、と思う。私服がダサい。これぞ100年の恋(かどうかはわからんが)も冷めるおしゃれ、といったところでしょうか。

妙な興味が沸いたので、観察してみる。

顔が見えないように変装してるからダサく見えるだけでは、とか、おい待てあのジャケットいくらするか知ってるのか、とか、そもそも大の大人が腰に鎖をぶら下げることの是非を問いたい、辺りの発言は辛くも本筋から派生した意見だとしても、あの程度でダサいとかふざけるな、私の好きなあの人のほうがもっとダサいからよく見ろ、などと全く本件に無関係の人物のファッションセンスに言及し該当コーデ画像を晒す人物が現れ、それなら私だってとっておきを隠し持っている、なんのその程度でダサいとは笑止、こっちはどうだ刮目せよ、と、そもそもなんの話してたんだっけと誰も意図していなかった場所へさらさらと世論が流れゆくようすはとても楽しかった。

いや、私だってそこまで暇じゃありませんからね。タイムラインに流れる意見をつぶさにチェックし続けていたわけじゃないですよ?

ただ、元ネタがいつの間にやら全然関係ない方向に進路を変え、何が言いたいのかよくわからなくなったけど、結果なんか面白くなってなんだか愉快ですね、というバカバカしくも明るい混沌が好きなのです。

外野がヘンな楽しみ方をして、すみません。関係各位にはお詫びすると共に謹んでお悔やみ申し上げます。

私服のダサさ、圧倒的に不利なのは

私服がダサい。

これは常にプロのスタイリストの仕事込みで姿を晒す職業ゆえの悲劇ですが、一般人にも起こりうるのでしょうか。

その昔、スキー場で出会って恋に落ち、街で再会してみてがっかり、みたいなエピソードは確かに存在していた。ユーミンじゃあるまいし今時の若者がわざわざスキーに出会いを求めたりもしないだろうけど、現在でも私服ダサい問題は圧倒的に男性の分が悪いのではと推測する。

会社ではスーツだからわからなかったけど、休日誘い出してみてがっかり、みたいなのは今だにありそうじゃないですか。女性は制服じゃない限り、ビジネスの場においても基本的なコーディネート力は必要だもんね。

女性のビジネスファッション「女はヒールが常識」ってホント?

サンプル数わずかのマイ脳内サーベイによれば、アパレル業界などを除いて、男女共に異性に対しハイレベルなファッションセンスを求める一般人は少ない。むしろ妙なこだわりを誇示されるくらいなら全く構わないでいてくれる方がよっぽど気楽だという意見も多い。

男性の着こなしが笑えない。洋服が好きな人ほど妙なコーデにハマる悲劇。

しかし今回の「(憧れてすらいるのに)私服がダサい案件」を鑑みるに、印象における服の持つ力ってのはなかなかバカにしたもんじゃないのだなと改めて思ったのであります。そりゃスタイリスト擁するファッションレンタルサービスも増えるはずだ。エアークローゼットなんて満足保証まで付け始めてるし、できないことはプロにお任せってのはひとつの方法ではあるのでしょう。

持たずに楽しむレンタルファッション生活。

いくらいいもの着ててもイマイチと判断せざるを得ないコーデが存在する一方で、品質やブランドをセンスで補える人がいる。そして何より、顔カタチじゃないもっと深いとことの「本体」に揺るぎない力がある人は、何よりも強い。

雰囲気イケメン最強説。

つまり、そういうことですね。本日も長々と描いた割に、結局振り出しに戻るのであった。




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Comment

  1. yucco より:

    はじめまして。
    いつも楽しく拝見させて頂いております。
    何を隠そう私もあの私服に衝撃を受けた一人であります。ダサさにというよりも、勝手に思い描いていた彼像との激しい乖離に、と言いましょうか。
    自分のことは棚に上げひどいものです。
    あまり芸能関係には言及されないcrispyさんの珍しい記事に、のこのこ出てきてしまいました。お目汚し失礼いたしました。
    あ、それから、小さなスナック、実現されたら是非参加してみたいです。きっと面白い方々とお会いできるのでは、とワクワクしています。

    • crispy-life より:

      yuccoさん

      コメントありがとうございます。

      なるほど、yuccoさんのケースは俗に言う

      「おもてたんとちがう」

      現象ですね。ダサいか否か、好きか嫌いかなどの判断は個々のイメージによるところが大きく、まさにこれ主観の問題。有名な方はいろいろ大変であります。

      ってそれらしいことを書いて誤魔化そうとしてますが、私が芸能ネタに言及しないのは昨今の芸能事情に恐ろしく疎いからでして、件の彼のことも実はよく知りません。少し前に立ち飲み屋のテレビでドラマをチラ見したくらいのお付き合いなのに知ったかぶりしてネタにしてすみません、という気持ちでいっぱいです。

      そんな私が小さなスナックのママになれるのか甚だ疑問ではありますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

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嫌じゃない仕事があれば御の字、という話。

相変わらず、読書はaudibleで耳から、状態が続いています

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