ぶりあらのかす汁、油揚げのねぎ味噌チーズ揚げで晩酌。
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最終更新日:2020/11/23
家飯
年がら年中酒にあうつまみを準備する生活がもう何年も続いております。
調理技術がないことに加え、根っからの粗食好き体質なものですから、およそ失敗のない簡単な料理しか作らなくなりました。
それでも毎食パーフェクトな状態に仕上げられないのがもどかしいところ。別に食べられなくはないけど感動もないな、とか、一品一品は問題ないけど献立としてのバランスがいまひとつね、とか。
そういう意味で、本日の晩酌献立はいいじゃないですか。かなりいいじゃないですか、奥さん。
ぶりあらのかす汁、油揚げのねぎ味噌チーズ揚げで晩酌。
- ぶりあらのかす汁
- 大根皮のしょうゆ漬け
- 小松菜のからし和え
- 油揚げのねぎ味噌チーズ焼き
ぶりあらのかす汁
塩を振って冷蔵庫で一晩寝かせておいたぶりと、大きめに切ったにんじん、大根を昆布出汁で煮ます。材料がやわらかくなったら酒粕をたっぷり加えさらに煮て、塩、しょうゆで味を整えたら完成。青みは大根の葉。仕上げに黒七味をパラリ。
大根皮のしょうゆ漬け
本日の漬ものは大根皮のしょうゆ漬け。
小松菜のからし和え
ゆでた小松菜を粗塩、和からし、ごま油で和えたもの。
油揚げのねぎ味噌チーズ焼き
油揚げを袋状に開き、白ねぎのみじん切りとチーズをつめて、切り口を楊枝で止めます。ねぎ味噌を塗って、チーズが溶けるまで焼いたら完成。
ぶりがごろっと入ったかす汁という大ごちそうがあるのに、さらに酒どろぼうな味噌とチーズの組み合わせ。これを至福といわずして、何が幸せでありましょうか。
通常かす汁は味噌で味付けすることが多い、というか、味噌汁にコク出しで酒かすをプラスするパターンが多いです。
しかし本日はメインの油揚げに味噌を使ったので、味かぶり回避のしょうゆ味。同様の理由で、からし和えも定番のしょうゆ味ではなく塩味にしています。といっても近頃我が家では、この簡単でシンプルかつうまい塩味バージョンがスタンダードになりつつありますね。
味付けのバリエーション。煮る、ゆでる、漬ける、焼く、それぞれ異なる調理法。たっぷり野菜に魚、乳製品という素材の取り合わせなど、すべてのバランスが自分好みの理想的な晩酌献立。あまりの旨さに、平日からこんな美味いもので酒を飲んでたらバチが当たるんじゃないだろうかという妙な不安がよぎる。
でもこんな豊かな時間が持てるなら、ちょっとした(あくまでちょっとした)バチくらいなら甘んじて受けようかな。などと無駄におおらかになる晩酌献立でありました。
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