フィンランド映画 「365日のシンプルライフ」に興味あり。
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最終更新日:2016/06/15
やりたいことほしいもの, ミニマルライフ
これ、観に行こう。
ヘルシンキ在住・26歳のペトリは、彼女にフラれたことをきっかけに、モノで溢れ返った自分の部屋にウンザリする。ここには自分の幸せがないと感じたペトリは、自分の持ちモノ全てをリセットする”実験”を決意する。
ルールは4つ。
- 自分の持ちモノ全てを倉庫にあずける
- 1日に1個だけ倉庫から持って来る
- 1年間、続ける
- 1年間、何も買わない
(公式サイトより)
「毎日1つづつ手放す」のではなく、一旦リセットしてから1つづつ足していくという、大胆且つ軽快な試み。
この映画、監督・脚本・主演のペトリ・ルーッカイネン氏のアイデアから実現した「実験ドキュメンタリー」!なんと家族、友人など登場人物も全て本物というから興味津々です。
さらにペトリ氏のインタビューも、うんうんとうなずける箇所がいっぱい。
最初は1年、365日を終えたときに、自分が選んだ365個のモノは自分にとってもっともだいじなモノで、それらが幸せをもたらしてくれるだろうと思っていました。1年が終わってうれしい再会があると思っていたのですが、実際は「こういうモノがあったんだ」というくらいで、1年間、自分の目の触れるところになかったことによって、持っていたモノに少しずつ愛着というか関心が薄れていき、自分の人生に関係のないモノたちになっていきました。(REUSE JAPAN PROJECTより)
これ、すごくよくわかる。
私もずっと倉庫に預けていた自分のモノと久しぶりに対面した時、感動の再会!となるかなあと思っていたら、なんだかお互いよそよそしくなっていました。しかも、自分が何を持っていたのかもきちんと把握できておらず
「ああ、必要じゃないモノを保管するために毎月倉庫代を払い続けてきたのか」
とすら思いました。もちろん、全部が全部要らないモノではないけどね。
>>参考
シェアハウス入居1ヶ月でまたまた捨てた。少し切ない。
幸福度ランキング上位組のフィンランドに学ぶ
フィンランドといえば、ムーミン、ムーミンといえばミニマリストの憧れ、スナフキン。
フィンランドは世界幸福度ランキング上位組です。
>>参考
国連が世界幸福度報告書2013を発表。国別幸福度ランキングで日本は43位に。
(ハフィントンポスト)
ランキング7位の国からやってきた「手放す映画」から、モノに執着しがちな43位の国の私たちが学べることは多そうです。
フィンランド、デンマーク、スウェーデンの人が考える「幸せ」を掘り下げた、以下の記事もおすすめ。
>>参考
幸福度ランキングトップの北欧3か国に行って、 幸せについて聞いてみた。(ダイアモンドオンライン)
「365日のシンプルライフ」は、8/16よりオーディトリウム渋谷他で上映。断捨離のやましたひでこさんのトークイベントなども用意されているとのこと。
この映画、テレビなどでも取り上げられてかなり話題になっているらしいのですが、テレビを持たない私はもたないブログさんの記事でこの映画を知りました。
いつも有益な情報をありがとうございます。
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Comment
わああ、私もこの映画を観てみたいと思っておりました。
(私も、もたないブログさんで知りました)
「もたない楽しさ」を知ってる方たちと、映画の感想をお話したら、とても楽しそうです。