洋服が減ったらバランスがガラリと変わっていた。
寒いじゃないか。
ということでロングブーツを解禁しました。
今期が山だ、と宣告を受けたにも関わらず未だ手放せないでいるご長寿ブーツです。
ブーツで出掛けるならば久しぶりにスカートでも履きましょう、ということで温存アイテムを引っ張り出す。
何しろパンツ派なのでスカートは殆ど持っていない…つもりだったのですが、あれ?クローゼットに変化あり、です。
服の数が少なくなればバランスが変化する
偏愛ブーツに合わせたのはTramandoのAラインスカートに七分袖(!)のニット、アウターはライダースジャケット。秋のお気に入りアイテムてんこ盛りコーディネイト、というか、昔に比べるとアイテム数が激減したので自動的にお気に入りの服ばっかりになってるんですけども。
さてこのスカートは6~7年前に購入したもの。残念ながらサイズがやや大きく、ちょっと小細工しないと上手に着こなせないのですがとにかくTramandoらしいラバープリントが気に入っていて長らく愛用しています。スカートってあんまり履かないからもともと所有数が少ないんだよなあ、なんて考えていて、あれ、そうでもないぞ?今持っている洋服から考えると決してスカートの占める割合は決して少なくなのでは、と気付きました。
普段のコーディネイトはボトムにデニムを持ってくることが異常に多いのでスカートの頻度は確かに少ないのですが、ここ1年余りで徐々に減らしたアイテムの中にスカートはさほど多くは含まれていませんでした。
それもそのはず。スカートはよほど気に入ったものじゃないと履かないのが自分でよくわかっていたので
「ほどほどに使える」
ものは持っていなかったのです。
結果残ったスカートは今でも好きなアイテムばかり。
デニムの陰に隠れて登場機会は少ないながらにこれからも持ち続けたいものだけが残りました。さらに考えたら殆どがTramandoのものだった。
あらー。
こうなると、今後スカートの登場回数は増えてくるかしら?
判断が甘くなるのはどっちだ
私があまりスカートを履かないのは足を出すのに抵抗があるから。よって、ロングブーツの季節はスカートに手が出しやすくなるのです。
それでもあれこれ買い揃えることがなかったのは、やっぱり私は活動的かつ楽なパンツのほうが好きなのでしょう。
しかし普通に考えれば散々使い慣れているアイテムであるパンツのほうが失敗なくズバッとお気に入りを見つけられそうなものですが、数多く持っている割にはイマイチ素材がーとか、色がー、丈がー、と問題があって手放したものが多かったような。一方経験値の足りないスカートはきちんと選べているという不思議。
- スカート=基本好きじゃないのでよっぽど気に入らないと買わない
- パンツ=使い倒せるという根拠のない自信ゆえにあまり深く考えずに買ってしまう
うーむ、結局好きなアイテムを購入する時のほうが判断基準が甘くなる、ということでしょうか。あばたもえくぼってヤツでしょうか。
現在の状況を考えれば今後深く考えずにバカスカ買うようなことはないでしょうが、改めて気付いた教訓として胸に留めておくことにします。
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Comment
こんばんは。
深いエントリだと感じました。好きなものこそ細かい差異に目が行き届きやすい一方で、そのものが気に入っているだけにおおむねOKを出しやすくもありますね。
私事で恐縮ですが、この秋買った山羊革のジャケットがまさに、書いておられるスカートのパターンでした。レザージャケットなど買おうと思ったことすらないのに、ふと目に留まり、試着したら妙にはまる。
着なれていないし、次買う日が来るかもわからない、だけど似合うと思って衝動買いしたら、これが大正解だったんですよ!
こういうメカニズムが働いたのだと分かりました。発見のきっかけをありがとうございます♪
cocue-cocueさん
こんにちは。
私も今まで深く考えたことがなかったのですが、書き出していて改めて気付いた次第です。何も考えずに買い物していた頃はこんなこと思いもしなかったんですけどねえ。
山羊革のジャケット、いいですね!
新しい服をそろそろ買おうと思いつつも妙に自分の中の買い物ハードルが上がってしまいなかなか「これだ!」というものに出会えていないのでその出会いは羨ましいです。