モノを溜め込む人とは友達になれない。

公開日: : 最終更新日:2017/04/25 ミニマルライフ, 生き方と考え方

「〇〇な人とは友達になれないわ」

会話の中で何気なく出てくるこの表現。
あまり深い意味はなく使っている場合も多いでしょうが、概ね

「自分とあまりにも価値観の違う人とは仲良くできそうもない」

という意味合いが含まれているでしょうか。

私の状況で使うとなると、酒を呑まない人とは友達になれない、旅行が嫌いな人とは友達になれない、ファッションに興味のない人とは友達になれない、そして、モノを溜め込む人とは友達になれない、とか。



絶対欲しくない地獄Tシャツ

先日新聞を読んでいたらみうらじゅん氏のインタビューが掲載されていました。

その記事は死後地獄に行くことになったらどんな拷問を受けるか予め予習しているうちに地獄グッズを集めたくなり別府温泉で「毎日が地獄です」と書かれたTシャツをゲットして云々というものすごくくだらない内容。

地獄Tシャツ。絶対いらない。

みうら氏が仏教や仏像方面に明るいのは知っていましたが、今軽く調べたら地獄関連も相当前から手を出していたのですね。

後は観光系も割と記憶に新しい。

 

何がグレイテスト・ヒッツだ。
ほんとくだらないなあ。

だってマイブームイズミー

と、散々みうら氏をディスってるように見えますが、実は好きなんです、みうらじゅん。
と言っても著書を読み漁る程のファンという訳ではなく、こうやって新聞や雑誌やWEBのインタビューを読むと毎回唸ってしまうのです。

ちなみに観光協会グレイテストヒッツのリリースは2009年と随分前の話なのに「記憶に新しい」のは、そもそもみうらじゅん氏を知ったのが80年代、まだA5版だった頃の「宝島」だったから。

 

うわあ、この表紙も内容も鮮明に覚えてる!インタビューは明石家さんまと尾崎豊、そうそう、そうだった。当時の宝島、面白かったなあ、サブカル臭満載で。宝島読んでる小学生もどうかと思うけど、普通に投稿とかしてたもんね。

と、話が少々逸れましたが。

彼はもちろんこれが仕事だからやっているところもあるでしょうが、基本的に凝り性かつ収集癖もあるのでしょう。そもそも事の発端は幼少の頃に怪獣と仏像にハマッたからだそうですが。さすがはミスターマイブーム。

集めたくなるほど何かに夢中になれるか

仕事のためとはいえ地獄Tシャツとか買っちゃうくらいだからみうら氏の自宅、もしくは事務所はモノがありすぎて大変なことになってそうだなあと思うものの、私は彼が心の底から羨ましい。

その理由は、私が無趣味で浅い人間だという自覚があるからです。

参考 「カタチから入る」スタイルに、憧れはあるけれど。

趣味がないからモノが増えないのか、モノを増やしたくないから趣味に走らないのか、卵ニワトリ論ですが、私の「好き」や「関心」はそこらへんにできた水溜りよりも浅い。
例えば酒は好きだけどだからといってよーし、ここはいっちょ本気で勉強して唎酒師になっちゃうぞ!とかそこまで興味が到達することはないのです。

件の新聞記事にしても、地獄関連の新刊が出たわけでもなさそうだしなんで今地獄のインタビューだったんだろう?とそれさえ記憶にない程度にしか読み込んでいないのは調べ物のために大量の新聞を読み漁っていた最中だったこともありますが、私のそもそもの浅い性質が表われているとも言えるわけで。

だからこそ、趣味にどっぷり浸かる人や、収集癖のある人を羨ましく思う、というかむしろ尊敬している節があるのです。

モノを溜め込む人とは友達になれない、か。

なんて、実際に自分の家族がプラレールマニアだったりしたら呑気に尊敬なんてしていられないのかもしれませんが、私はモノを溜め込む人とも友達になりたいし、価値観が違う人の話を聞くのも楽しい。だって、そこには私の知らない世界が広がっているのだし、私と同じ思考回路の人間なんて自分一人で十分。お腹一杯。

若い頃は何気なく使っていた気がする「〇〇な人とは友達になれないわ」という言葉。
確かに同じ価値観や趣味の人とだけ付き合うのは楽だけど、端から入り口を狭めてしまうのはなんだか勿体無いことだなあと今は思うのです。

モノを持たずに身軽に暮らす

まあ私がしょっちゅう書いているこの「モノを持つもよし、持たないもよし、本人が幸せならばみんな好きにすればいいじゃない理論」は、ブログで発信する文章としてはてんでダメな部類に入るらしいですけどね。

と、またもや長くなったのでそのあたりは次回。

 




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