いかにして働かずに暮らすか。

公開日: : 最終更新日:2019/06/27 これからの働きかた, ミニマルライフ

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先日某誌の編集者から

「毎度読者の食いつきがいいのは老後不安煽り系のネタだ」

という話を聞きました。

まあそりゃそうでしょうね、という感じ。程度の差はあれど、将来に何らかの不安を持っている日本人は多いのでしょう。もうすでに40半ばまできたけれど、どう計算しても老後資金2,000万に辿り着きそうもないさてどうしよう、とか。

いかにして働かずに暮らすか

赤羽駅

ここのところあれこれ事情が重なって、気分は東奔西走していました。そう、気分だけ。体はずっと東京にある。

自分が原因ではない突発的な変更に対応したり、もしくは対応を諦めて放置したりしている日々で常に頭の片隅にあったのは

「いかにして働かずに暮らすか」

という問い。

いつだって予定は未定、人生なんて計画通りに進まないことはこの40余年で十二分に学習してまいりました。よって、私の余生計画は、できるだけ健康でいられるよう心がけ、死ぬまで働ける状態でいる。これ以外は特にありません。もちろん、しばらく食うに困らない程度の蓄えは必要ですけども。

おひとりさまの老後資金。自分年金作りは40代からでも遅くない?

我がライフプランの基本姿勢は「死ぬまで現役」。なのにいかにして働かずに暮らすかについて日々思い巡らせるとはこれいかに。

長く働くために働き過ぎない

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シミシワ白髪は人並み以上にあったとしても、一応元気でまだ多少の無理はきく。なんなら「働き盛り」などと称される40代の今。

持てる力を全力で出し切ってフル回転で走り抜き、いよいよ疲れがきたならその時点でバッサリ引退。以後は悠々自適のリタイヤ生活に突入。というのもいいでしょう。少し前まで一般的な会社員はみなこのライフプランだったもんね。

魂の退社 50代で会社を辞めるという決意。

が、細く長くちょろちょろダラダラ働き続けたいのであれば、心身に負担がかからない程度の仕事量をキープしつつ、もにょもにょこそこそ生きながらえるってのもアリだなあ、とか考えています。

つまり、今あんまり労働体力ないんですわ。アクセルベタ踏みして頭から煙プスーみたいなことにはなりたくないんですわ。ていうか、短い時間にギュッと集中して諸々片付けて、1日1度は何もせずにぼんやりできる時間を作りたいんですわ。ほら、お得意の妄想に充てる時間だって必要だし。

あなたの仕事は、なぜ終わらないのか。

長く働き続けるために、今いかにして働かず暮らすかを考える。

アホみたいな話ですが、真剣にこんなことを考えながら毎日を過ごしている私は、本当に働き者だと思います。

なるべく働きたくない人のためのお金の話




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