荷物を持たない都会のホテル暮らし。

公開日: : ミニマルライフ

NY ホテルエジソン ツインルーム

引っ越したという知人の話をよくよく聞いてみると、現在はホテルを拠点として生活していると言う。

同じ部屋に長年住んでいたとしても、ホテルの一室は「住まい」とは全く異なる空間。日常でありながら旅の途中のような非日常が続く、なんだか不思議な感覚。

いいなあ、憧れのホテル暮らし。

などとうっかり淀川長治的なそれを思い浮かべてしまう私ですが、本人はそんな優雅なもんじゃないから、と笑うのでした。




都会のホテル暮らしの現状

taipei_hotel_15

彼女は仕事の都合で数ヶ月から1年単位で勤務地が変わる生活をもう長く続けています。

これまではその都度引っ越しを繰り返してきたけれど一般賃貸を細かく出入りするのは面倒だしコストもかかる。ならば入居も転居もしやすいシェアハウスはどうだろう。いや、いっそのこと長期滞在できるゲストハウスがいいのでは、といろいろなスタイルを模索した結果、現在の自分にいちばん心地よい方法がホテル住まいだった、とのこと。

ホテル暮らしといっても憧れのラグジュアリーホテルのスイートルームで悠々自適の生活、というものではなく、簡素で機能的、なおかつ経済的なホテルをいくつか抑えておいて、仕事や用途に合わせて使い分けているそうで。

それでも家賃に代わる宿泊費は月20万円程度かかるので、単身者の住居費としてはそこそこのコスト。都内で暮らすにしても定住したほうが幾分安くつくし、住民票の問題などもあるけれど、それでも今はこの生活を続けたいと言います。

その理由は健康問題であったり、自身なりに考える定住のリスクであったり。現在体調にいくつかの問題を抱える知人にとって、思い立ったらすぐに住まいを移動できる生活は一見忙しないようで、非常に安らげるものなのだとか。

へえー、いいなあ、楽しそう。確かに今のあなたならそういう選択もありだよね。という私に対して、そんなの落ち着かないじゃん、絶対嫌!という別の友人。住まいに求めるものは人それぞれ、といったところでしょうか。

ホテル暮らし、荷物はどうする

room mate laura hotel_6

そして気になる荷物は、トランクルームを利用しているそう。ここ数年移動の多い生活をしていたこともあって、大型の荷物はほとんどなく、毎日必要な身の回りのものは移動時にバックパックに十分詰め込める程度の量だと悟ったのだとか。確かに、こういう生活ならトランクルームが便利でしょう。

関連 トランクルームに全財産預けて引越し。賢いトランクルームの活用法。

他にも何人か中長期でホテル暮らしをしている知人がいますが、彼らはいろんなホテルを転々とするのではなく、ホテルのレジデンス棟に中長期居住しているといったスタイル。

関連 セブ島のホテル暮らしで実践する持たない生活。

東京にもこういうスタイルの住まいはいくつかありますね。

参考 ホテルに暮らす(ホテル&レジデンス六本木)

移動型ホテル暮らしも、定住型ホテル暮らしも、いずれも自分で空間にがっつり手を入れるようなことはできないので、自分好みの部屋で住まいたい、ゆっくり空間を育てて行きたいと考える人には不向きでしょう。

「いつかは夢のマイホーム」が万人の当たり前ではなくなり、多様な働き方、暮らし方を選択できる今。賃貸住宅を取り巻く環境も変化し、一風変わったスタイルで暮らす世帯がもっと増える、のか。

ミニマリストの持たない暮らし

そんなことを考えつつ昔なされた不動産未来予想などを読んでいるとバックトゥザフューチャー的混乱に陥るのでした。あの頃の未来が今ここにある不思議。

 






関連記事

By: Yoshikazu TAKADA

海外在住日本人、外国人へのお土産を選ぶ。

By: Brian Jeffery Beggerly[/caption] 週末にお土産品を調

記事を読む

By: Victor U

散らかし、掻いて、放置して。かりそめの快楽に身を委ねる。

By: Sandy Schultz[/caption] 手湿疹が酷くなったことで数年ぶり無数

記事を読む

By: borosjuli

晴雨兼用折りたたみ傘はいるのかいらないのか。

By: Y'amal[/caption] 先日壊れた傘を処分しました。 関連 5月1ヶ

記事を読む

By: Loren Kerns

将来に不安を感じることには意味がない。

By: Loren Kerns[/caption] 「ブレない人」 その響きはものすご

記事を読む

coworker.min

今日捨てたもの 8/10 思い出の品を捨てるには。

8月は毎日1つづつ部屋にあるものを手放す月間と設定し、日々実行しています。 あれ、8月もも

記事を読む

By: Leyram Odacrem

退屈な毎日、暇つぶしをしている暇はあるか。

By: Josh[/caption] 年明けに開かずの段ボールを整理したと書きました。

記事を読む

シンプル 瞑想

チェンマイの寺でお坊さんに教わったシンプルな瞑想法。

今回チェンマイまで足を伸ばしたのはとあるお寺で瞑想を体験するためでした。 参考 タイ

記事を読む

sumida_58

インナーの寿命、ゆるいパンツで見る夕日。

恐ろしく暑いです。 春からそんな予感はしていましたが、暑いです。 関連 オールシ

記事を読む

lightdenim

もう買わないデニムの話。

By: Robert Sheie[/caption] 毎月バカスカ服を買う生活を止めてから3

記事を読む

xmassale

来年からやめようと思っていること。

12月に入ると、さて来年はああしたいこうしたい、などと考え始めるのが人間というものです。

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

tokyotower36
続けた先に、何かいいことあるかもしれない。

そんなにずっと続けてるんだったら、もっと何か別のことを考えれば

アッシパルマンティエ
アッシパルマンティエ、くるみ入りキャロットラペで赤ワイン。

冬のごちそう、グラタンでワインを飲みたいシリーズです。

今日捨てたもの
制服状態のリブタートルネックはどこへ消えたのか。

冬服をどうこうしていて、そういやここのところめっきりタートルネ

大根とぶりあら炊き
大根とぶりのあら炊き、おつまみ奴献立。

魚のあらに目がありません。 あ、目って魚の目じゃなくて、

sachico
積み重ねてきた実績を、全て捨て去る。

おそるおそる触ってから10日ほどが経過しました。 関連

→もっと見る

PAGE TOP ↑