捨てる効果。モノを捨てれば生まれ変われる?
モノを減らすためには当然モノを捨てる必要があります。
しかし、単に捨てるだけでは快適な生活は手に入りません。
断捨離の効能としてガラクタを捨てればこれまでよりもっといいモノが手に入る、なんていうのがまことしやかに囁かれているようで、それを期待してとにかく「捨てる」ことばかりにフォーカスしている人も少なくないようで。
もちろんそれは期待できる効果だろうし決して嘘ではないんですが、実はもっと大切なことがあるんです。
要らないものは買わない
当たりまえっちゃー当たり前なのですが、不要なモノまでついつい買ってしまう悪しき習慣こそ捨てなければなりません。
人間という生き物はクローゼットでも心でも、ちょっとした隙間ができると何か別のもので埋めたくなってしまいます。
もちろん本当に欲しいものと出会ったならば即買い上等!なのですが、単に隙間を埋めたいだけの買い物はそろそろ卒業してもいいのでは。
勘違いしないで下さいね、
「とにかく買うな、金を使うな、節約しろ」
とか、そういう話ではないですよ。
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本当に必要なモノは、意外と少ない
かくいう私も以前は給料日毎にやたらと店を徘徊して服を購入していました。今となっては欲しかったから、というよりも毎月新しい服を買うのが当たり前だと思い込んでいたような気がします。
今は本当に欲しいもの、必要なものしか買わなくなりました。今年に入ってから買った服はJOHN SMEDLEYのカーディガンだけ。
10年前の私が聞いたらひっくり返りますね。
今あるモノのありがたみを存分に味わう
モノを減らす作業というのはどこか痛みを伴うものです。
それは頂き物や思い出の品はもちろん、ただ単に自分が買ったなんでもないモノであっても、買った当時の自分にさようならする儀式のような気がしたり。
少しでもモノのありがたみがわかっていたら、こんな買い物しなかったのになあ、なんて思えるようになったのは、モノを捨てるときの「痛み」を経験したからこそなのかもしれません。
卵が先か鶏が先か?みたいな話になりますが、モノを減らせば無駄なものは買わなくなる、むしろ欲しくなくなるし、無駄なモノを買わなければ、むやみやたらとモノを捨てなくて済みます。
今年買ったJOHN SMEDLEYは、恐らく長い期間大切に使うことになるでしょう。
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そのためには健康に気を配りつつ体型を維持することも大切。体型が変わらず且つ健康でいれば、服を頻繁に買い換える必要はなくなるし、病院に行ったり、仕事を休んだりしなくて済む、と、いいことづくめ。
ええと、何の話でしたっけ?
そうだ、とにかく本当に好きなものだけに囲まれて生活したいのならば、自分にとって本当は何が大切なのかを見極めて、ノリとか見栄とか憂さ晴らしのために要らないものをむやみに買わないことですね。
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