40歳は立派に初老。
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最終更新日:2020/12/06
ミニマルライフ

両親の傘寿祝いをしていません。
ミニマリスト主婦は80歳
一般常識に疎いもので正式(?)にはいつ祝うものなのかよくわかっていませんが、両親ともに80歳となってすぐのタイミングである今年の夏になにかしようと考えていたのです。
しかし、アレがアレだったもので、娘の帰省叶わず。状況は何も変わっていないどころか悪くなっている今、年末年始はどうするか、迷うところではあります。
しかし両親揃って88歳の米寿を祝えるかどうかは、わからない。別に81でも82でも誕生日なりを祝えばいいんだけど、なんかこう、ねえ。80過ぎたらいやでも残り時間を意識するじゃないですか。せっかくの傘寿、ドライでアーバンな家族づきあいとはいえ、祝いたいよ。
子供に迷惑をかけない老後、とは多分違う話。
長寿の祝いなんてものは割とデタラメというか、お遊び要素満載というか、商業的な匂いが充満してるんだから、そう真剣にこだわるものでもないけどさ。とかなんとか考えて長寿の祝いに関するあれこれを眺めてしんみりする。
そうか、私もとっくに「ご長寿」なんだ。
40歳は立派に初老

私には「おばさんおじさんを名乗れるのは40過ぎてから」という持論があります。
おばさんが嫌われる理由
昭和の時代なら25過ぎたらヤンヤヤンヤと言われたのでしょうが、今の30歳なんて普通にギャルですからね。未婚既婚子供のあるなし関係なく、40歳過ぎないと立派なおばさんとは認められないってもんでしょう。
おばさん時代を謳歌していてうっかり忘れていましたが、そうか、40歳は「初老」なのだな。改めて考えると、なんだか気が遠くなるのです。
無論これは人生50年といわれていた時代の風習。現代の長寿祝いは60歳の還暦からスタートするのが一般的らしいけども、時代が違えば私もご長寿。初老どころかすでに成寿の声が聞こえる年齢になっているのですよ。
ねえ、怖過ぎない?時間の流れ早過ぎない?精神年齢が実年齢に追いついてなさ過ぎて、意図せずタイムワープさせられてしてしまったようで背筋が凍る。
同時に、よくぞここまで生きながらえたという静かな達成感もある。
決して美しい歩みではなかったけれど、なんとかここまでやってきたよなあ。50年近くこの世で過ごせただけでも奇跡だよなあ。この先が長いのか短いのかわからんけども「初老」という字面にしんみりする暇があるなんて、まあまあ幸運だよなあ。
長く生きていればたまにはいいこともあるもので、10月に発売された「自分らしく、ひとりで暮らすということ」の重版が決まったという連絡をいただきました。
私の手柄でもなんでもないけど、うれしい報せであることは間違いない。おめでとうございますありがとうございますもう少し長生きします。
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