持ち物の中で、一番大きなものは何 ?
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最終更新日:2016/04/09
ミニマルライフ
現在、私の持ち物の総数は一般家庭の平均的な数には遠く及ばないかもしれませんが、洋服や鞄、靴などのファッションアイテムをはじめ、身の回りのものは困らない程度に揃っています。
参考 女はおしゃれを楽しまなくちゃ!という何の根拠もない呪縛。
さて、大型の家具や家電は全て処分してしまったので、現在の持ち物は自力で持てる程度の大きさのもののみになりました。
はて、そうなると現在の私の所有物で最も「大きい」ものはなんだろう…?そう考えると、これでした。
スーツケースひとつで振り出しに戻る
はい、スーツケースです。
その他にもスタッキングしている衣装ケースやクラフトボックス、保管用のダンボールはありますが、単体の体積を比べるとスーツケースが「一番大きなもの」でした。
数年前、当時住んでいた収納がたくさんあるマンションを解約し、このスーツケースに入るだけの荷物を持って移動する生活を選択した私。
もともとモノに対する執着心は強いほうではありませんでしたが、当時はそれまでにがんばって手に入れてきた数々のモノを置いていくことに少なからず不安も感じていました。
しかし私はこの経験から「モノが私の全てではない」ことを実感することができたのです。
その後、現在の住まいに越してからはかなりの数の所有物を処分しました。
モノは少なくなったけれど、結果としては経験から得たもののほうが多いような気がしています。
そうか、今はこのスーツケースが一番大きい持ち物なのか。
なんだか旅立った日を思い出して「振り出しに戻る」気分です。
現実的に全てを持ち歩くことはないけれど
日常的に使うものだけを所有してその他は処分する、というのはとても理想的ですが、現実には常に持ち運ぶ必要はないけれど保管する必要のあるものもあります。例えば、現在我が家のダンボール1箱を占めているのは確定申告帳簿類。これは7年間保存しなければならないと決まっているので保管していますが、常に持ち歩く必要などまずありません。
何しろ重いものを持ち歩くのがことのほか苦手なので、この書類以外でも所有物の全てを持ち歩くことはないですが、以前のように大型の倉庫を借りる必要はもうなくなりました。
いやはや、随分と身軽な人生です。
日本人女性の洋服は約7割が使われていない
さて、余談。
冒頭で「平均的な数」と書きましたが、そもそも平均的な衣類の所有数ってどれくらいなんでしょうね。
あれこれ調べてみると総数で150点とも200点とも情報が出てくるのですが、明確なソースがなく。
ちなみに古着買取のブランディアが2012年に実施したアンケートでは以下のような結果が出たそうです。
参考 クローゼットの衣類約7割は眠ったまま(日経ウーマンON LINE)
20歳以上の女性1174人に、服、靴、バッグについてそれぞれ所有している数と普段使っている数を尋ね、普段使っていない割合を算出したところ、服では68%、靴では69%、バッグでは68%となった。
ふむ。
もちろんもともとの所有数によっても大きく変動があるでしょうが、お蔵入りになってしまうアイテムの割合は、不思議なことに服も鞄も靴もさほど変わらないのですね。
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