ミニマリストとスーツケースの選び方。
ミニマリストとスーツケースはなんだかセットで語られることが多いような。荷物を詰め込んで即飛び立つ、という身軽さに憧れてモノを増やさない生活をしている人が少なくないからでしょうか。
アウトドア派の男性ミニマリストならバックパックという選択肢もあるのでしょうが、何しろ重いものを持つのが苦手な私にとって、スーツケースは絶対的必需品であります。
例によって以前は間に合わせのキャリーバックしか使ったことがなかった私。
海外放浪生活が確定した時に、「今が入手タイミングに違いない!」と確信し、自分に合うスーツケースを選ぶためにあれこれ比較しました。
憧れのグローブトロッター
旅人といえばこれでしょう!
ああ、憧れのグローブトロッター。
色は絶対、アイボリー!
ガンガン使って、バンバンシールとか貼って、自分好みに使い込むんだ!
などとグローブトロッター片手に旅立つ自分を妄想しながら何度もお店に通い、店員さんに相談し、サイズを吟味し…。買う気満々だったのですが、結局止めてしまいました。
理由は、使い勝手。
デザイン的には本当に大好きなんですが、重いものを持ちたくない私が2輪のスーツケースを持つのはおかしな話。車輪がついていたとしても、ひっぱるのって結構重労働なんですよね。
しかも旅の目的地はあまり治安がよくない地域。デザイン性を重視したスーツケースを優雅に引く余裕はない、と判断しました。
いや、今でも欲しいんですけどね、グローブトロッター。
なんというか、普遍的な美しさに惹かれます。
最終的に選んだスーツケースは
現在愛用しているのはリモワのサルデラックス。
グローブトローッターとは打って変わって質実剛健なドイツブランド、リモワ。
実はあまりそそられないブランドだったのですが、あちこちの国を引き回した今となっては、選んで正解だったと思えます。
スーツケース、リモワを選んだポイントは3つ
移動が楽な四輪駆動
何しろ、楽です。
61Lのスーツケースに目一杯荷物を詰め込んだら自分では持ち上げられない重量になってしまうのですが、転がす分にはすこぶる快適。機内持ち込みのバッグも載せて台車のように使えるところも高ポイントです。
PCバッグが吊るせるホルダー
このシリーズは側面にちょっとしたバッグが引っ掛けられるホルダーがついています。基本的にはPCバッグを吊るすのに使っていますが、もうひとつ便利な使い方が。
新幹線移動の際は必ず一番後ろの席を取って後部にスーツケースを置くのですが、四輪駆動のスーツケースは滑りがいいので列車の揺れであちこち動いてしまいます。そこでこのバッグホルダーが活躍。座席背面についているネット(荷物入れるとこですね)にバックホルダーを絡ませれば、簡単に固定できちゃいます。これ、ホント便利。
優れた収納力
仕切りパーツに施されたポケットやファスナーケースなど、内部は限られたスペースを最大限に活かす工夫が満載。きちんと整頓して荷造りすれば、生きていくのに十分な荷物を収容できます。
ここ数年、あちこち連れまわしたリモワ、いい感じに傷や使用感が出てきて今やすっかり私の相棒。このリモワに収まる荷物だけで数年生きていたことを考えると、まだまだ手放せるものがあるなあ。
スーツケース選べない!という場合はこんな手も
スーツケース種類多すぎィ!サイズとか色とかブランドとか、もう選ぶの疲れたしそもそもゆっくり選んでるような時間もない!なんていう場合はレンタルという手も。
参考 送料無料でレンタルできる!スーツケースレンタル(DMM)
今回紹介したグローブトロッターやリモワの他、サムソナイト、エース、ゼロハリバートンなど主要どころは全て揃っています。
機内持ち込みサイズか、もっと長期の旅行を想定して大容量サイズか…なんて迷っていたらなかなか決められないのも事実。決して安い買い物ではないし、使ってみて初めてわかるクセものもあるのでとりあえず気になるブランドをレンタルでさくっと使ってみてから購入を考えるのもいい方法です。
そもそも年に1回程度しか使わないのであれば生活必需品とは言い難いしスーツケースみたいな大物を部屋に置いておくだけで荷物になってしまうという罠。毎度泊数に応じたサイズをレンタルで賄うというのもアリですね。
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