捨てる日々、アイロンはいるのかいらないのか。
来月末までにもう少し持ち物を減らそうと考えています。
現在着目しているのは現在の住まいに越してから使用頻度が減ったもの。
とりあえずキープのまま忘れ去られたもの、今後も使わないであろうものを再チェックしています。
今日捨てたもの
- アイロン
そう、実は私アイロンを持っているんです。そしてこの2年一度も使っていないのです。
と、先日の掃除機と全く同じ書き出しにしてみましたが、こちらも今の住まいに移り住んでから一度も使っていない代物。使っていない理由は私がアイロンを全く使わない無精者だから、ではなく別のアイロンを使っていたから。これも掃除機と全く同じですね。
私がずっと保管し続けてきたこのアイロンは本体にしっかとコードがついているやや懐かし目のタイプ。一方現在の住まいで自由に使えるのは今時のコードレスタイプ。スーツ着用必須のビジネスマンと比べればアイロン頻度は劣るものの、やはり使い勝手のいいほうに手が伸びてしまうのが人情というものでしょう。
どうなんだろうなあ、今時はコードレスが主流でこういうタイプはもう欲しい人いないのかしら。一応故障はしていないので、近所のリサイクルショップに持ち込んでみることにします。やれやれ。
アイロンはいるのかいらないのか問題
さてアイロンはいるのかいらないのか問題。最近は形状記憶シャツなんかも一般化してきたし、人によってはアイロンを使わない服しか着ない、または全てクリーニングに出すからアイロンは不要、という人もいるでしょう。私もさほどシャツ類を多く所持していないのでアイロンは毎日絶対に使うもの、ではないけれどそれでもやはりないのは不便。クリーニングもいろんなサービスが出てきて俄然便利になったとはいえ、家で洗濯+アイロンのほうがまだまだ気楽なのは言うまでもなく。
で、思ったのですが、アイロンっておそらく男性の使用頻度が圧倒的に高い家電ですよね。いや、正しくは紳士服のほうがアイロンを必要とする、とでも言いましょうか。個人的にはアイロンはなんとなく「男の家電」というイメージが強いのです。
なぜなら、我が家では母よりも父のほうがアイロンをよく使っていたから。
アイロンは男の家電?
幼少の頃、シャツやパンツに丁寧にアイロンがけをする父の姿を毎日のように見ていたのでアイロンは男の家事なのだ、と普通に思っていました。が、そこそこ大きくなってから父アイロンの話を友人にするとたいそう不思議がられ、実はアイロンは男家電ではなかったのだと知ることに。
一人暮らしの男性ならばアイロン上手な人は珍しくないでしょうが、家事一切を奥さんが引き受けている家庭の場合はやはり女性がアイロンがけするものなのでしょうか。
参考 最近のアイロンがけの実態と調査(花王)
◆ アイロンがけは、9割が妻の担当、かけたアイテムはワイシャツがメイン。
- 生活者研究センターが実施している家事の実態調査によれば、アイロンがけが好きと答えた人は7%、やや好きを合わせても27%。
- アイロンの所有率は92%と高いものの、直近1ヶ月の実施率は67%で平均6.3回かけていた。
- アイロンをかけていたのは、9割が妻の担当。
- かけているアイテムは、ワイシャツが多く、形態安定シャツもかけていた。
あら、やはり9割は妻が担当、ですって。そして結構嫌われている。
確かにアイロンがけってなかなか面倒な家事のひとつ。特にワイシャツアイロンがけの複雑さときたら嫌いな家事の筆頭に挙げられるのも無理はないとしか言えません。
が、アイロンがけにハマる、若しくはマニアックに極めたくなる男性って結構多いのではなかろうかと。
あくまで個人的なイメージと自分周りのごく少ないサンプルから導き出した推測ではありますが、父だけじゃなくアイロンがけが好きな男性が周りに少なくないのです。女性はあんまり聞かないけど。というか、やっぱりアイロンを必要とするアイテムって圧倒的にワイシャツだからだろうけど。あとは靴磨きが好きな男性も多いですね。これもクラシカルな手法の靴磨きが必要なのは紳士靴だから、かも。
だからどうしたという話ですが、アイロンがけが苦手な奥さま方はいっそのこと旦那さまをアイロンマスターにしてしまうというのもいい手かもしれませんよ。まああんまり焚きつけるとプロ仕様アイロンセットとか買われる危険性はありますけどね。
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