行方不明のキティちゃんと出所不明のシャープペンシル。
捨てました。
などと声高らかに宣言するようなことではないのですが。
ここ1年で持ち物を大幅に減らした結果、自分の持っているものは全て把握出来る状態になっていました。
と、思っていました。
ここへ来てまさかの謎の物体と遭遇です。
今日捨てたもの
- シャープペンシル
シャーペン。
今日引き出しを開けて発見したのですが、なぜここにあるのかわからない。
確かに暫く持っていたような気はするけれど、いつから持っていたのか思い出せない、自分で購入したわけでも誰かにもらったわけでもない謎の代物です。
何かのノベルティグッズらしく文字が印字されているのですが、その文言も全く以って意味不明。今の住まいに引っ越してきたときにあれだけ精査して捨てたというのに、真っ先に処分されそうな正体不明のシャープペンシルが何故今まで残っていたのか皆目わかりません。
ちょっと怖い。
推測するに、いつかどこかで仕事をしていた時に紛れ込んで自分のところにやってきたものを全く気に留めることなく持ち続けていた。そうとしか考えられません。
ここのところボールペンばかりでシャープペンシルを使う機会はあまりないのですが、自分で購入したシャープペンシルはちゃんと残っています。これ、下手したら20年くらい前に買ったモノかも。
この状況で謎のシャープペンシルを残しておく理由は一切見当たらないので処分しますが、なんだか気持ち悪いなあ。
取り違えた偶然の話
さて、こんな風に誰かのモノが何かの手違いで自分の元にやってくる、ということはたまにありますね。
小学生の頃、愛用していたキティちゃんの傘がいつのまにか別の誰かの傘と入れ替わっていたことがあります。
ある日傘の柄に知らない誰かの名前が小さく書かれているのを発見、全く同じ傘だったので間違って学校から持って帰ってしまったのだと発覚しました。
同じ学校の子ならすぐに返すことができたのですが、書かれているのは全く知らない名前。その年は地域の合唱コンクールだかなんだかの会場が私の学校になっていて、近隣の学校の子供たちがやってくる機会があったのです。きっとその時に取り違えてしまったのでしょう。
が、気付いたのが遅かったので特に持ち主を捜索することもなく結局そのままに。ただ、傘に書かれた名前がとても珍しい名前だったので、その記憶は残っていました。
時は流れて中学2年生の夏休み。
その頃ほぼ毎日一緒に遊んでいた友人のSが突然思い出したようにこういいました。
「crispyってA小学校だったよね。私、3年生の時合唱コンクールでA小学校行って、キティちゃんの傘忘れてきちゃったんんだよねー」
その時、私の脳裏に傘の柄に小さく書かれたSの名前が蘇ったのは言うまでもありません。
二人でこの偶然に大興奮。
取り違えたとばかり思っていた傘だったけど、結局Sは忘れて置いて帰っただけで、私の傘はどこにいったのかはわかりませんでしたがこんな偶然あるんだね!となんだかとても不思議な気分でした。
このシャープペンシルには残念ながらそんなドラマはないだろうけど、キティちゃんの傘と同じく不思議といえば不思議です。というか、まだそんな出所不明の物体が部屋に存在していたことに驚き。
文房具なんて小さいんだから邪魔にはならないけれど、自分が把握していないモノが部屋にあるというのはなんだか落ち着かないですね。
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