音楽CDをデータ化 rio65trio/rio65trio (1965)
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最終更新日:2017/01/26
ミニマルライフ, 捨てる, 音楽、映画、芸術、世界
昨日音楽CDのデータ化が一向に進まないと書きました。
参考 今日捨てたもの 2/9 寝かせても使わないものは使わない。
今の住まいに引っ越して来た時点でCDはそれまで所有していた半数程度にまで減らしたのですが、まだまだ手元にたくさん残っています。
一気にデータ化して現物を処分してしまえればいいのですが、手持ちの古いラップトップでの作業はなかなか進まず…。
と言っていても仕方ないので、こつこつと実行に移すことにしました。
今のところCDは全て処分するつもりですが、もしかしたら持ち続けたいと思えるものもあるかもしれません。
今日のデータ化CD rio 65 trio(1965)
参考 RIO 65 TRIO(ディスクユニオン)
エヂソン・マシャード(dr)、ドン・サルヴァドール(p)、セルヒオ・バホーゾ(b)、まさにジャズ・ボサ黄金期を支えた鉄壁の3人からなるハード・ジャズ・ボサ・トリオの記念すべきファースト!! 当時、ヨーロッパやアメリカ・ツアーに帯同し、よりポピュラーな方向性を打ち出していたセルジオ・メンデスと決別。原点であるリオに戻り、モダン・ジャズからの強い影響のもと、グループをスタートさせたエヂソン・マシャードの意気込みが伝わる一枚。もう一人の主役、ドン・サルヴァドールの知的なプレイも特筆もの。
CDを手放すにあたって、せっかくだから購入した時のことを書き記しておこうと思い立ったのですが、うーん、昔のこと過ぎてまったく思い出せない。
が、恐らく当時の私の購入スタイルを考えると、CDショップで視聴して「ひと耳」惚れしたのではないかと思われます。
このCD自体は2003年頃に発売されたものですが、オリジナル音源のリリースは1965年。ジャンルとしては60年半ばに数々の名盤が誕生したブラジリアンジャズ、というのでしょうか。ジャズサンバ、ジャズボサ、なんて表現もありますが、ラテンジャズとボサジャズではそもそもの起源が違うので別として語られるものらしい。うーん、難しい。
50年代に生まれたボサノヴァがその後ジャズと融合して出来上がったジャズボサブーム。これ、あまり長くは続かなかったようで、トレンドはその後あっという間にロックやファンク、レゲエに流れていきます。短い間に名盤が多発されたので、結果として長く愛されるジャンルになったのかしら。
2000年代に再発されたこのアルバムが日本で容易に手に入ったのは90年代に台等したカフェ文化の影響もあったのでしょうか。あの頃当時は「カフェ・ミュージック」なんていうくくりで60年代のボサノヴァやジャズが再熱してた気がする。なんて、文化的背景に関する知識がないので推測でしかありませんが。
ちなみに、現在の音楽シーンは全くわかりません。今何が流行っているとか、ヒットチャートとか、洋楽邦楽問わず疎くなってしまいました。
これは歳のせいなのか、トレンドはもう自分に必要ない情報だと判断してしまったからなのか。
Dom Salvadorのハードな演奏に酔う
さて、このアルバムはなんと言っても1曲目「Meu fraco é café forte」が秀逸!
ブラジルを代表するピアニスト、ドン・サルヴァドールのオリジナル曲。これでもか!と速くて強いピアノに痺れます。それに絡み付いていく細かいハイハットも素敵。
が、今CDを聴いてみたら左右のバランスが物凄く悪くて、ピアノがあまり前に出てこなかった…。これは再生環境の問題か、CDの問題か。恐らく前者でしょう。Youtubeのほうがバランスいいなんて、なんだかショック。
「Meu fraco é café forte」は濃いコーヒーが苦手…?と訳せるのだけど、どういうニュアンスでつけられたタイトルなんだろう?なんて、妄想も膨らみます。
私は楽曲やアーティストの背景を深堀りしたり関連作品をコレクションしたりするタイプの音楽好きではなく、とにかく好きなアルバムを繰り返し聴く!というだけの超ライトリスナーですが、こんなの書いていると欲が出て(?)ドン・サルヴァドール・トリオ あたりもどんどん聴きたくなっちゃうのよねえ。ふふふ。
あれ、音楽CD断捨離を進めるために記事を書こうと思い立ったのだけど、これ、意外と逆効果だったりして…?
※追記 結局この後本格的にCDのデータ化に着手したのは2015年秋でした…
関連 部屋にモノが多くて困っています。
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