今日捨てたもの 10/20 赤い靴と夢の話。
ちょっと久しぶりの「捨て記事」ですね。
季節は変わり、洋服類などは
「もう少し減らしてもいいかな」
という心境になってきたのでまたごっそり持ち物が減るかもしれません。
今日捨てたもの
- SARTOREのレースアップサンダル
先日からずっと出したりしまったりしていた件のサンダルです。
今朝また箱から出してみた結果、本日で手放すことに決めました。
もう10年近く履いておらず、特に思い入れも思い出もないこのサンダルを今まで手放せなかった理由はついぞわかりませんでした。しいて言えば、私の大好きな「赤い靴」だったからでしょうか。なんだか特別な感じがしませんか?赤い靴って。
が、お部屋のインテリアとして飾っておくにはくたびれ過ぎているし、やっぱりまた履くことがあるとは思えないし、何より今日確認してみたらサイズが合ってない。
そうだ、そうだった、これ、大きいサイズしか残ってなかったのにレースアップだからなんとかなりますよ、とか言われて買ったんだった。
デザインは気に入っていたし、せっかく買ったのだからと2シーズンくらい無理して履いたけど、やっぱり履き心地に違和感があって使わなくなったんだった…ということを今日になってようやく思い出しました。
思い出すのに、時間かかりすぎ。
素敵な靴だったのに、箪笥の肥しとしてしか活躍させてあげられなくてごめんね。今までありがとう、私の赤い靴。
夢であの頃を追体験した

By: Jim Pennucci
話は変わりますが、今朝の明け方の夢。
懐かしい古い友人がたくさん出てきたので、時代設定としては15年程前でしょうか。私はとあるブランドのファミリーセールの招待状を手にしています。そのセールで販売される商品が掲載されたカタログもあり、それを見た友人たちが口々に
「私も欲しい!ついでにこのワンピースあったら買ってきて!」
「私はこっちのサンダル。サイズは37ね!あ、このバッグも~」
などと、嬉々として次々に「注文」してくるのです。
正直ここでちょっとめんどくさいな、と思ったのですが、私はいい顔をしたいばかりにまかせとけ!と安請け合いして友人たちと別れます。どうやって大量の荷物を運ぶつもりなのかは謎。
で、セール当日。
仕事の都合なのか、寝坊したのかははっきりしませんが、とにかくファミリーセールの開催時間に間に合わないような時間になってしまいました。その時点で一瞬もうあきらめようかな、と思ったのですが、友達の分を買って来ると約束してしまった手前、大急ぎで会場へ向かいます。
無事会場に到着して招待状を受付で渡すと、担当者が日本語でも英語でもない私が理解できない言葉で何やら一生懸命話しかけてくるのです。何度もやり取りしているとどうやら
「あなたは住所が変わっているから、新しい住所を教えてくれないと次から招待状が送れない」
ということのようです。
次回からのセール情報も逃してなるものか、と私は急いで差し出された用紙に住所を記入しようとする…のですが、何故か自分の新しい住所が思い出せない。
財布から運転免許証を引っ張り出してきて見ながら住所を書いてみても、どういうわけか字を間違ったり、インクがペン先にドバっと漏れたりしてどうしても最後の部屋番号を書くところまでは辿り着けないのです。どうしよう、どうしよう…と焦っているうちに周りは後片付けを始めてしまい、結局私は何も買うことができませんでした。
「なんでセールのためにこんなに焦らされなきゃいけないの?もういやだー!」
と、思ったところ目が覚めました。
はい、ものすごーく、疲れていました。ふう。
さてこの夢、あらゆる場面に実際に自分が経験した事や場所が反映されていて興味深かったです。セール会場のつくりとか、昔会社の後輩と行った某ブランドのファミリーセールそのままでした。
昔は友達と一緒にセールに行って、まるで誰がより多くの「お宝」や「掘り出し物」を見つけられるかを競うように買い漁ったことを思い出します。元々自分はそんなにたくさん買う気はなかったのに、友達が両手一杯に服やバックを持っているのを見て、あ、買わなきゃソンなんだ、というような気になって同じように買ってみたりとか。
そしてそんな風に散財できる(分割払いだけど)ことがどこか誇らしかったし、お金を無駄使いする気持ちよさみたいなものを感じていたのも事実です。
そんな経験は既に懐かしい思い出となりましたが、今になって夢で
「物を買うことに振り回される」
さらには
「きちんと断れずに人にいい顔を見せようとする」
体験をすることになるとは思いませんでした。
そして、これらは今の自分には全く合わないやり方なんだと悟りました。目が覚めた時、あー、夢でよかった、と心底ホッとしましたから。
と、何のオチもない夢について長々と書いてしまいましたが、多くを手に入れたいと思っていたあの頃を夢で追体験して、今の自分にはやっぱりあれこれ多くのモノは必要ないんだなと改めて感じたよ、というお話しでした。
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