必要最低限のメイク、厚化粧の女。

公開日: : 最終更新日:2018/05/25 健康と美容

サロンドプロ カラーオンリタッチ ブラシ

これは、というテクニックが身につくとどんどん追求したくなって、その結果、いや別にまだ若くて肌も綺麗なんだからそこまではしなくても…みたいなことになりがち。それが化粧というものなのだと思う。

そんな底なし沼が口を開けて待っていたとしても、基本的にはメイク大賛成派です。お嬢さん、どんどんおやりなさい、という気持ち。

最近は素人さんどころか10代の女の子でも驚きのテクニックを持っていて、たまにメイク動画とか見るとめちゃくちゃ楽しい。あまりに細かい技などは不器用な自分は絶対に真似できないけど、おおお!!!!となる。素直になります。

もしかしたら、Youtubeでメイク動画UPしてる女の子たちの方が、プロのメイクさんよりずっと実用的な技を持っているのかもしれない。もちろん基礎知識ではプロに遠く敵わないだろうけど、高機能メイク道具を揃える資金力も、塗ったり書いたりせずともそれなりに整っているモデルさんのようなベースもなくても華麗に変身してしまう神業。いや、これは技術というよりもむしろ情熱なのか。

必要最低限のメイク

stand_m

相変わらず、化粧をしない日はありません。

ノーメイクは、やめました。

これは薄い顔属特有の、鏡を見てガッカリする瞬間を回避するための苦肉の策。よって、しなくて済むならしないでもいいじゃない、とは思います。

おかげさまでここのところ肌状態は良いものの、それなりにたるんだりくすんだりしているものですから、多少塗ったり書いたりするくらいで印象は大きく変わらない。よって、必要最低限のベースと眉毛+αでまあよいでしょう、と思っておりました。でも、そうでもないんだな。

必要最低限のメイクで撮った写真を見て、これはマズいことになったのだ、と思いました。

寝坊した日に選ぶ服。

若い人と同じことはさすがにできないけれど、悲しい現実の前に、ちょっとはメイク研究でもしようかしら、という気持ちになりました。

厚化粧の女、ナチュラルとマダムの間で

Pulitzer Hotel Barcelona3

先日ニュースを見ていたらデヴィ夫人が出てきて、私は夫人に対して特別な感情は持ち合わせておりませんが、画面の表示には驚きました。デヴィ夫人(78) ←ココに。78なのか、夫人。エラいしゃっきり喋ってるなあと。めちゃくちゃ若いなと。でも、マダム感とかゴージャスさと若々しさの共存ってなかなか難しいなとも。

大人のジュエリーは年齢を強調するアイテム論。

デヴィ夫人の職業はデヴィ夫人プレイ。よって、ゴージャスさは業務の一環だからよしとして、我々一般人の生活で考えてみれば、やはりある程度の年齢以上の厚化粧は印象年齢をグッと引き上げる要因になり得る気がする。10代のYoutuberが伝授する整形メイクなんてのも相当濃厚だけれど、いくらつけまつげで盛っても、豪快にチークを叩いても、老けて見えたりはしないもんね。

この薄ぼんやりした顔に、もうちょっと何かを書き足すか。夫人を見習ってぐるりのアイラインでも入れるか。いやでもあれは夫人のデコデコドレスと合わせるから成り立つのであって、私がやったら首から下とのバランスが妙ちくりん過ぎでしょう。ロイヤルコペンハーゲンの深皿で永谷園の鮭茶漬け食べるくらいのアンバランスさでは。いや、永谷園には何の偏見もありませんよ?ものの例えね?

でもまあ、最近は同じメイクばかりだったし、たまには明るめのシャドウでも入れてみるか。と、久しぶりにグリーン系のアイメイクなど施してみたら、途端に厚化粧感が増し、一気にただよう新宿二丁目感。メイクを頑張れば頑張るほど性別不詳になっていくのはなぜなのだ。

おばさんバンザイ。

本当にメイク上手な人は、それとは悟られずにポイントをしっかり抑えたナチュラル(風)透明感マシマシメイクテクニックを持っているのでしょうね。どこかに1本線入れるだけとか、明るい色をどこかに置くだけとかで結構印象変わるっぽいもんね。そしてその「ポイント」は顔の造作にによって変わるから、自分で探し当てるしかないんだろうね。で、ようやく見つけた、と思ったらまたすぐ抑えるべきポイントが変化するといういたちごっこね。

 




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Comment

  1. まるい より:

    こんにちは。
    今メイクについて黙ってられないまるいです。

    以前書き散らかしたスナックアンケートを、気が付けば関西で
    いくつかこなしてました。
    書くって、大事~。

    で、つい最近アラフィフメイク講座に行き骨身にしみたのが、
    「ベースができてないと何やっても映えないよ。アラフィフは!」
    ってことでした。
    ベースが大事、なんて耳タコすぎて素通りしてましたが
    講師が何度も
    「このベースがあるから、〇〇が活きるんです。」
    と、言われていました。
    朝ギリギリ人間の私は平日できませんが、休日は練習がてら
    フルメイクです。

    「(底上げしてる)ナチュラルメイクに見えるものは薄化粧じゃないよ、若くないんだからさ!」
    という事を嫌というほど、実感中。

    メイク愛あふれる先生が編み出した理論に基いた方法なんて、
    手取り足取り習わないと自分が時間かけても到達しない自信が100%、
    と断言できる。
    メイクは時短じゃないけれど、メイク模索時間は時短になったなー
    と思います。

    • crispy-life より:

      まるいさん

      なんと素晴らしき有言実行!そうですか、講座へ行かれたのですね。

      ベース、ベースか。。。言われてみればごもっともで、基礎がきちんとしていないと何を塗ろうが何を足そうが効き目は半減してしまうのでしょう。確かに、お、今日はちょっとメイクうまくいったか?と感じるのってアイラインがうまく引けたとかまつげがちゃんと上がってるとかよりも、ベースがいい感じに馴染んでいる時ですもんね。

      >メイクは時短じゃないけれど、メイク模索時間は時短になったなー

      プロに習う最大のメリットはここですよね。その道のプロが熱意を持って学んできたテクニックをシェアしてもらえるという有難さ。とか言いながらふと鏡をみれば随分と主張してくる我が鼻毛穴。正しいベース作りのために、スキンケアももうちょい丁寧にやったほうがよさそうです。。。

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