十味敗毒湯で「美鼻」を目指す。
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最終更新日:2022/04/24
健康と美容
週1〜2は休肝日を取りつつ、日常的に晩酌を楽しむ。そんなスタイルを長年続けています。
しかし、この4月からは飲酒習慣を大きく変更。週末の2〜3日のみ飲酒、残りは飲まないスタイルに切り替えました。
酒は好きだがたくさんは飲めない体質だし、時には気まぐれに1週間酒断ちすることもある。だからそう大量に飲んでるわけでもないので、そろそろ酒を控えなくては、という意識は希薄です。
かように飲酒に対しておおらかな私が、この度大幅な方向転換にいたった理由は「酒さ」です。
酒さの症状を改善したい
酒さ(しゅさ)とは顔にできる慢性皮膚炎で、中高年に多い症状のようです。
鼻を中心に広がる赤み、そして大量のニキビ。最近になって突然発症したわけではなく、以前から気にはなっていました。
鼻ニキビの憂鬱、赤鼻の恐怖。
今過去記事見直して気づいたけど、最初に発症したのってもう4年も前だったのか!ここ1〜2年の話だと勘違いした自分に正座での反省を命じたい。時間感覚バグりすぎ。
さてこの時は「白ワインが原因かも」とのたまい、その後赤ワインに移行しています。しかし、白かろうが赤かろうが、ワインは酒さを悪化させる酒らしい。
白ワインは肌に悪いのかもしれない。
そりゃ週に1回1杯程度とかなら問題ないのでしょうが、私みたいにがぶ飲みしちゃうのは論外でしょう。
ワイン、大好きなんですよ…。ほら、最近は手頃な価格で毎日楽しめるワインが増えたじゃないですか。夜のリラックスタイムに、素焼きナッツとチーズをお供にぐびぐびいくのがものすごく好きなんですよ。
素焼きナッツ歴8年おばさんがハマったナッツ。
止める止める詐欺を働きつつ、ずるずると欲望に身を任せた結果、出ては消え、消えては出るを繰り返す鼻ニキビ&赤鼻状態がもはや常態化。長引くマスク生活のおかげで、幸か不幸か鼻を隠せちゃうものだから、ついつい放置していたのです。
いい加減にしないと、エラいことになりますね。と一大決心して、この度の決断に至りました。
十味敗毒湯を飲み始める
飲酒習慣の変更とともに、「十味敗毒湯」というイカつい名称の漢方を飲み始めました。
酒さはアトピー同様、原因や治療法が未だ確立されていない疾患らしいのですが、酒さ治療に漢方を処方している皮膚科が結構多いのですよ。
「十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)」は、蕁麻疹(じんましん)や湿疹が出た方、膿をもつような皮膚疾患ができたばかりの方などにおすすめの医薬品です。
飲酒習慣の変更と漢方投入から2週間。鼻ニキビはすっかり消え、あとは鼻の赤みを残すのみとなりました。漢方は長く飲み続けないと効果でないものだと思うので、やっぱり酒、酒なんだよなあ。しくしく。
寂しいっちゃあ寂しいが、皮膚に負担をかけてまで飲むものでもなし。しばらくはこのスタイルを継続したいと思います。
そういえば漢方に手を出すのは、初めて?かも。図らずともこれが4月の「新しいこと」となってしまいました。
我が人生における最大の楽しみである飲酒にメスを入れるとは、まさに断腸の思いであります。この大幅な生活改善により、いよいよ赤鼻と決別できるのか?乞うご期待!
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