山梨の酒 七賢 淡麗純米で晩酌 あさりともやしのスープ、焼き春キャベツ。
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最終更新日:2020/05/20
家飯, 食べること レシピ, 勝手に日本酒全国ツアー
順調に関東地方を攻略中でございます。
関連 勝手に日本酒全国ツアー
そろそろ次のエリアに着手できそうな状況になってまいりました。
味の好みよりも産地を重視するという少々邪道な選び方ではありますが、こういう縛りのあるお遊びって楽しい。
山梨の酒 七賢 淡麗純米
蔵元は名水百選でおなじみ山梨・白州の山梨銘醸株式会社。
参考 七賢の酒造り(山梨銘醸株式会社)
山梨銘醸を創業した初代中屋伊兵衛*は、白州の水の良さに惚れ込んで、この地に酒蔵を起こすことを決意しました。標高2900mにも及ぶ甲斐駒の峰。その頂に降る雪はやがて、木々の緑をすすぎ、岩に磨かれながら、恵みを帯びて流れ落ちてきます。
やっぱり酒造りってのは水が命、なのでしょう。灘五郷の宮水なんかもそうだけど、この水で酒を作りたい!と惚れ込んでその土地で開業、という流れはとても自然なことなんでしょうね。
まずは常温で一口。あらキレイ。
オススメはひやとラベルにあったので今回は燗にはせず、常温と軽く冷やした状態で呑んでみましたが、ああ、確かにこの澄んだ味わいなら冷たい状態がベストなのかも。こういう表現は好きじゃないけれど敢えて言うなれば呑みやすい酒。日本酒に興味があるけどどうも癖の強い酒は苦手で、という人が美味しく楽しめる1本ではないかな。
スーパーで気軽に買えるこの七賢淡麗純米。オフィシャルサイトに掲載されていないのは廉価版ってことなのでしょうか、価格もかなりお手頃だったし。
スーパーで普通に買えるような大手酒造の銘柄とか廉価版商品についてはあれこれ意見の割れるところだとは思いますが、日常に普通にある酒っていうのもまた大切なのだと思うのですよ。誰もかれもがマニアじゃないんだし、スーパーで手に入れた1本から日本酒好きになることだってあるだろうしね。
七賢 淡麗純米データ
蔵元 | 山梨銘醸株式会社(山梨県・北杜市) |
種類 | 純米 |
精米歩合 | 60% |
日本酒度 | +6 |
酸度 | 1.6 |
アルコール度 | 16度 |
あさりともやしのスープ、焼き春キャベツで晩酌献立
- 白菜漬け
- あさりともやしのスープ
- 春菊納豆
- あさりぬた
- 焼き春キャベツ
あさりともやしのスープ
もやしと千切り生姜をごま油で炒めあさりの茹で汁を注ぎ軽く煮ます。あさりを入れて口が開いたら塩胡椒で調味して彩りのネギを散らして完成。今回はぬたに使ったあさりの茹で汁を使いました。
春菊納豆
茹でた春菊と納豆を和えたもの。
あさりぬた
味噌、みりん、酢を合わせた酢味噌でふっくらと酒蒸しにしたあさりと色よく茹でた分葱を和えます。あさりからでた出汁はスープに流用。
焼き春キャベツ
櫛形に切ったキャベツをフライパンで両面こんがり焼いたもの。味付けは焼く時のオリーブオイルに粗塩、胡椒のみ。
なんか緑満載の献立ですが、ひや酒にあさり汁にあさりぬた。あれこれ野菜。最高じゃないでしょうか。
残り物のあさりともやしをなんとなく合わせてみたけれど、意外に合う組み合わせだなあ。後から調べてみたら韓国料理のレシピがヒットしました。唐辛子とニンニクで作ったら確かに韓国料理っぽいね。
そして毎度お馴染み野菜焼いただけシリーズで焼きキャベツ、味付けにはゲランドを使用。こういうシンプル過ぎる料理には存在感のある塩がよく合いますな。
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