山形の酒 出羽桜 吟醸缶で晩酌 タアサイと豚肉の酒蒸し、キャベツの梅おかか和え。
公開日:
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最終更新日:2020/05/21
家飯, 食べること レシピ, 勝手に日本酒全国ツアー
帰宅途中、あ、家に酒がちょっとしかなかったんだ!ということに気づく休肝日明けの火曜日。
もう家が近づいてるしまた駅前まで戻るのもなあ、と横着して近所のコンビニで調達することにしました。
お、出羽桜の缶があるじゃないか。
関連 勝手に日本酒全国ツアー
うまい具合に山形枠がまだだったのですよ。
出羽桜 吟醸缶(山形県・天童市)
有名どころですね。
先日デパ地下で桜花の生を買おうとしていたのだけれど、その後の動きを考えて止めたところだったのでちょうどよかった。
サイトをチェックすると20年も前から開発に取り組んでいたにもかかわらずこの吟醸缶が販売に至らなかった経緯が説明されていました。
参考 出羽桜 吟醸 缶 の発売の経緯について(出羽桜酒造)
日本が豊かになり、時あたかもホンモノブームが起きました。日本酒では地酒が脚光を浴びだし、地酒こそホンモノという世の中になりました。そうしますと、「缶」はなんとなく大量生産のにおいがあり、ホンモノ志向に逆らっているような雰囲気がありました。
確かに、これはあるかもしれない。
ホンモノ云々を別にしても缶のにおいが気になることってあるもんね。私もできればビールは瓶で飲みたい派。
でも「ホンモノ志向」などと言いつつ本質じゃなくてブランド力とかパッケージなどのファッション的要素で判断される部分が多いのも確か。生産者側としては歯痒いこともあるでしょうね。
さて、これはやっぱり冷たいままがいいですね。
口に含むとかなり強めの吟醸香を感じる…のは、私があまり吟醸酒を呑まないせいもあるでしょうか。香りよくフルーティーではあるけれど、味わい自体はしっかりしているので手応えはあり、うん、好きなタイプです。なんだかいつもより早めにほろ酔い気分になってしまったのは休肝日明けだったからかそれとも別の要素がこの酒にはあるのかな。
出羽桜 吟醸酒缶 データ
蔵元 | 出羽桜酒造(山形県・天童市) |
種類 | 吟醸 |
精米歩合 | 出羽燦々 50% |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.3 |
アルコール度 | 16% |
タアサイと豚肉の酒蒸しで家飲み
- 白菜漬
- 野菜と揚げの味噌汁
- キャベツの梅おかか和え
- 牡蠣のオイル漬け
- タアサイと豚肉の酒蒸し
野菜と揚げの味噌汁
大根とにんじん、油揚げの味噌汁。今日の出汁は久しぶりに煮干しにしてみました。じっくり煮た野菜と煮干しの合わせ出汁、甘めだけど旨い。
キャベツの梅おかか和え
ざく切りにして茹でたキャベツを叩いた梅干しと鰹節で和えるだけ。
牡蠣のオイル漬け
残り物の牡蠣のオイル漬け。日本酒に寄せるべく分葱を合わせて醤油をちょこっと。
タアサイと豚肉の酒蒸し
ざく切りにしたタアサイの硬い部分をフライパンに並べた上に豚肉を乗せ、軽く塩を振って酒を回しかけ蓋をして蒸します。火が通ったら葉の部分を加えてさらにさっと蒸して完成。おろしポン酢を添えて。
色がきれいでエグみがないので、すっかり小松菜的な感覚で使っているタアサイ。葉の緑を色よく仕上げたいあまりに時間差で投入したせいで硬い部分がかなり柔らかくなってしまいましたが、これもいい。なんとなくシャキッとしたほうがいいような気がしていたけど、くったり煮るのもいいなあ。
いやはや、またもや箸休め的なものがない献立になってしまった。全部おつまみ的要素が強すぎてなんだか困っちゃいますね。まあ何をアテにしても喜んで呑めるってのが問題なんでしょうね。
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