新じゃがのそぼろ煮、出汁巻き染めおろしで日本酒を。
久しぶりに蕎麦でも食べに行こうかな、と考えていたのだけれど生憎の天候のせいかどうにも外食テンションが上がらず、ギリギリまで迷って結局予定変更。
昔よりはいささかマシになりましたが、どうも気分が天候に影響されるところがあります。
まだまだですな。
そんなわけで帰り道にスーパーを物色していると可愛らしい新じゃがが目に入ったのでした。
新じゃがのそぼろ煮で晩酌
- 茄子の浅漬け
- にんじんとアーモンドのサラダ
- 小松菜のおひたし
- 出汁巻き染めおろし
- 新じゃがのそぼろ煮
小松菜のおひたし
出汁巻き染めおろし
塩味の甘くない出汁巻きにはたっぷりの大根おろしを。お弁当の卵焼きもいいけれど、酒のアテには大根おろしがないとね。
新じゃがのそぼろ煮
新じゃがはよく洗って皮付きのまま油で炒めます。油がなじんだらストックの豚そぼろを投入し塩、酒、水を加えて蓋をしてじゃがいもが柔らかくなったら完成。仕上げに胡椒を振ります。
木曜の夜がなんだかよくわからない組み合わせの献立になってしまったので、最初から最期まで日本酒で通すぞと決めた和の献立。あ、にんじんのサラダだけあんまり和っぽくないか。蕎麦屋酒への未練も垣間見える晩酌献立でした。
出汁巻きを作るときは卵を2つにしようか3つにしようかいつも迷ってしまう。普通の丸形フライパンで焼くので3つのほうが巻きやすいんだよね、と毎度2つで焼きながら思う私。まあ3つだと当然食べ切れないというのもありますが。
新じゃがは塩味のそぼろとあわせると決めたものの、皮付きで丸まま煮るか、半割にするか、これまた少々迷いました。というのも、この調理だとちょっと煮崩れさせてひき肉と馴染ませるほうが美味しいのだけど、久しぶりの新じゃがだからチビをまるっといきたい、という気持ちが交錯したからです。
結局、丸ごと側に軍配があがってこのような姿に。
こっくり甘辛の煮っ転がしじゃない、さっぱり塩味の煮物ですが、皮がいい具合に味を含んで旨いです。
青みも何もない色気のない盛り付けですが、じゃがいも料理って下手に色気を加えないほうがらしい感じがして好きです。地味に茶色い感じにそそられる。
じゃがいもにすればいい迷惑かもしれませんが、特にこんな素朴系の料理はそう思うのでした。
しかし外食するか、卵をいくつ使うか、芋を割るか、人生とは常に迷いと選択の連続ですね。
関連記事
-
一人暮らしの料理 簡単で飽きない自炊のコツ。
一人暮らしの料理について、以前調味料に関する「最低限の調味料8つ!これだけあれば十分自炊できる。
-
家飲み献立 10/15 塩手羽大根と日本酒。
いやー、困った。これは困ったことになりましたよ。 現在の住まいは天井が高く窓も大きいので、
-
春キャベツとあさりの蒸し煮、春菊の胡麻和えで晩ご飯。
夜中に突然目が覚めて、ふとあさりのことが脳裏を過ぎる。 あさり、あさりかあ。春めいてき
-
セロリと豚肉の塩炒め、三つ葉奴で家飲み。
外食では自ずとご馳走要素の強いメニューを選ぶことになります。 一人で外食する時には家で
-
たらと新じゃがの塩煮、小葱と油揚げの酢味噌和え献立。
たらとじゃがいもの組み合わせが食べたくなって、シンプルな塩煮にしました。 イメージ的に
-
セロリ卵、わかめ温奴。
1年以上ぶりの休肝日を経て、通常モードの家呑み。 1日酒を抜いたら体がラク、とか目覚め
-
一人暮らしの鍋料理献立 ひとりモツ鍋、柚子白菜で焼酎。
これからの季節、鍋確率が跳ね上がるよ! と、昨夜宣言したばかりですが今夜も鍋です。 この冬だ
-
白菜の黒酢炒め、ベーコンと里芋の味噌汁献立。
久しぶりに焼酎を導入しました。 これからの季節、ビールが登場する日が増えそうではありま
-
晩酌献立 5/19 ゴーヤチャンプルー、キムチ奴。
基本的に食材のストックは持たない主義ですが、スーパーで思わぬ出会いがあった時にはそれなりに迷
-
一人晩酌つまみ 砂肝の黒七味炒め、塩鮭と白菜のみぞれ煮。
3月ですね。 3月って言ったら何かなあ、そろそろ春らしいあれこれが出てくるよねえなどと