肉団子と白菜の蒸し鍋で家飲み。
3/3は桃の節句。
小さい女の子がいる家庭以外は特別なことはしないでしょうが、スーパーの品揃えがなんとなくピンクに染まっていて、クリスマスや年末年始ほどではないにしろ季節を感じますね。
ところでひな祭りのメニューって何だっけ…。ちらしずしとか?
あ!はまぐりいいな。
と、魚介類売り場を覗いてはまぐりの価格を確認。尻尾を巻いて逃げ出しました。
びっくりした…。
今夜の家飲みメニュー
- きんぴらごぼう
- 小松菜のおひたし
- 肉団子と白菜の蒸し鍋
きんぴらごぼう
ごぼうとにんじんをごま油と鷹の爪、しょうゆ、みりんで炒り煮にしたオーソドックスなきんぴらごぼう。水にさらし過ぎずにごぼうの風味を残すのが好きです。久しぶりに作ったらなんかものすごく美味しくてお代わりしてしまった。たくさん作っておいてよかったー。
小松菜のおひたし
茹でた小松菜を鰹節とポン酢で。お手軽副菜。
肉団子と白菜の蒸し鍋
豚挽き肉に塩、胡椒、おろししょうが、しょうゆ、片栗粉、ごま油を加えてよく練り団子にします。鍋にざく切りの白菜を敷き詰めて塩、胡椒を振り、肉団子と豆腐を乗せごま油と酒を振りかけて火にかけて蒸しあげます。肉団子の旨みを吸ってやわらかく煮えた白菜が旨い。
もうそろそろ暖かくなってくるので鍋メニューラストスパートかな、ということで鍋に熱燗という選択に。しょうがたっぷりでしっかり温もる晩御飯でした。
今日の肉団子、元ネタはおなじみウー・ウェンさんのレシピ。
元は豚じゃなくて鶏だったかな。私も肉団子は圧倒的に鶏ひき肉を使うことが多いのだけど、今回はなんとなく豚を選択。
実は昔、大きな豚肉団子を作って人に出したら中まで火が通ってないわ、温めなおしてもなんか臭みがあるわ、で散々だった苦い思い出があるのです。それからなんとなく避けていたんだけど、ふと思い立って作ってみたら全然旨くできた。
あの失敗はなんだったのだろうか…肉が悪かったのか?今となっては知る由もありませんが。
そして久しぶりに作ったきんぴら。
きんぴらといえば、20代の頃勤めていた会社の社長に連れて行ってもらった小料理屋で食べたきんぴらの味がいまだに忘れられません。
女将が一人で切り盛りするカウンターだけのお店でいただいたそれは、こんな雑な千切りじゃなくて、ものすごく細いささがきなんだけどきちんと歯ごたえも残っていてそれはそれは完成度の高いきんぴらでした。
それまでケータリング弁当なんかの端っこにきんぴらが入っているとがっかりしていた(だいたいああいうの美味しくないよね)自分にとっては衝撃的な旨さだったのです。
他の料理もとっても美味しかったのだけどそれなりにお高くて、雰囲気的にも大人の人しか行けないようなお店だったので、いつかもっと大人になったら自腹で来るぞ!と誓った若き日の私。でも、大人になった頃には場所も店名もすっかり忘れてしまったのでした。尤も、高齢の女性がお一人で営んでいるらしい店だったので、その後も長く存在しているかどうか不明なのですが。
そしてそれなりに舌が肥えてしまった今食べてもあのきんぴらに感動するかどうかはわかりません。
もしかしたら、思い出の味は思い出のまま、しまっておくのがいいのかもね。
◆ 3/3の「新しいこと」
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- 朝食をリビングで食べた
朝は部屋でささっと済ませるのですが、初めて広いリビングで食べてみたら、結構居心地よくて快適でした。久しぶりに朝のワイドショーとか見ちゃったよ。
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