もうそろそろ、どこかへ行きたい。
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旅人への道
今回の帰省のついでに、大阪・吹田の万博記念公園へ行ってきました。
この場所を訪れるのはおそらく15年ぶり。大阪に住んでいた頃、仕事絡みのイベントに参加した時が最後だったと記憶しています。
大阪万博開催時以来48年ぶりに、太陽の塔が内部公開されたのは2018年。これは潜入せねばとずっと思っていたのだけれど、なかなかチャンスに恵まれず、ようやくの訪問となったのでした。
太陽の塔は、私のアイドルです。
万博記念公園と太陽の塔を遊ぶ。
背面の「黒い太陽」もお久しぶりです。
太陽の塔は、芸術家の岡本太郎がデザインし、1970年に開催された日本万国博覧会のシンボルゾーンにテーマ館として、母の塔・青春の塔・大屋根(長さ(南北)292メートル、幅(東西)108メートル、高さ約40メートル)とともにつくられました。
太陽の塔
入り口すぐのスペースには「地底の太陽」レプリカが。本物は今もどこかに存在しているのでしょうか?
「地底の太陽」は、高さ約3メートル、全長約11メートルにもなる巨大な展示物であったとされていましたが、博覧会終了後の撤去作業から50年近く経った現在も行方がわからない状態となっています。
唯一撮影が許されている1Fエントランス部分にて。
休日とはいえ、あいにくの天気。予約状況もそう混雑はしていなそうだったので予約なしで突撃してみたら、すでに満員。運よくキャンセル分で最終回に滑り込み入場できたのでした。危ない危ない。
昭和の大阪万博の時、私はまだ生まれていなかったけれど、太陽の塔の存在とこんにちは、こんにちはの歌声とともに、高度経済成長期の残り香をうっすらと感じながら育ちました。
だからこの場所にこの塔があることも当然のものとして考えていたけれど、少し状況が変わっていたら、もう残っていなかったかもしれないんだなあ。実際、長年メンテナンスされないままになっていたんだし。
この日公園ではクラフトビールとアテになるパンのイベントが開催されていました。
こんなところで憧れのキューバサンドを体験できるなんて!
腕を頼りに旅をする。フードトラック始めました。
辛味と酸味のバランスがよく、カリッと焼かれたパンとの相性よし。ビールを飲み比べしつつ、つまみます。
チキンとオクラのタコスとナチョスもビールが進む味でした。
閉園時間に近づく頃には、晴れ間が見えてさらに神々しい姿に。1日雨予報だったというのに、相変わらず、旅の天気運には恵まれています。
その後はモノレールと阪急電車を乗り継ぎ、これまたお久しぶりの十三へ。
十三は大阪市淀川区にある阪急電車の駅。大阪在住時はこの辺りでよく飲んでいたのですよ。って、関西人じゃないと読めないですかね。「じゅうそう」です。
もちろん地元・三宮に戻ってまた飲みましたよ。よく遊んだ1日だった。
もうそろそろ、どこかに行きたい。
例のアレの影響もあり、もうしばらく国外へ出ていません。が、その分国内をちょろちょろはしています。
以下、2022年旅の記録をダイジェスト版で。
在来線で岡山・日生へ
昨年末からの帰省時には、三宮から在来線を乗り継いで岡山へ。
日生の市場で買った牡蠣が信じられないくらい安くて美味でした。
日生、岡山、倉敷をぶらぶらして、美味いもの食べて飲んで。
神戸からなら、岡山・広島辺りへ旅するのはちょうどいい距離ですね。ということに、住んでいるときは気がつかないものなのだ。
熱海で温泉とひもの飲み
ここ数年お気に入りでちょこちょこ遊びに行っているのが熱海。駅前の商店街が結構充実していて、ふらっと入れる温泉もあるのがいいですね。
熱海に行ったら絶対に外せないのがひもの飲み。
駅近のここ、お土産物屋さんかと思いきや、その場でひものを焼いてくれるんですよね。
自家製ひものとらっきょう漬をアテに、熱燗をちびちび。冬の時期の大ご馳走です。
旅行者が行かない神戸ローカルエリア須磨・垂水
ゴールデンウィークに帰省したときには、またまた須磨浦公園に行きました。
神戸ウエストサイド景勝ハンティング。日本散歩・兵庫県
そういや台風の被害を受けて休業していた須磨海釣り公園が、いよいよ復活するそうですね。
須磨の海は見るたびに青さが増す気がします。
このときは日本有数の「海の見える駅」である、山陽塩屋駅にも突撃。
ホームの外はすぐ海!
映えスポットとして、もっと人気が出ても良さそうな駅です。
そして新たに発見したお気に入りの場所、垂水漁港食堂。
以前は喫茶店として営業していたお店が、魚を食べさせる食堂形式にリニューアル。
大きな窓から海と明石海峡大橋を眺めながら、刺身や海鮮丼、フライ物など海鮮類が楽しめます。もちろん、酒も飲める(←これ重要)。最高か。
近場散策なら横浜ベイサイド
近場では、横浜にも出かけました。
ふらっと入った氷川丸が思いの外楽しかった。
日々社交が繰り広げられたであろう豪華な一等ダイニングやチャップリンも使用したという特別室と、それらのエリアには決して立ち入れない三等客室のコントラストを眺めたり。
博物館とか見学系の施設をさらっと流すことができない性質でして、入ったが最後。くまなくじろじろ見てしまうから、出てくるまでめちゃくちゃ時間がかかってしまうのが毎度の課題です。
そしてハンマーヘッドにあるセブンイレブン。
クラフトビールの品揃えが相変わらずものすごいことになっている。
夜は野毛の酒場巡り。小洒落た酒場がちらほらできており、比較的若い人が多く集っている印象がある街ですね。
ガチ感のある川沿いのこのビルも、好きなんですよね。
とまあ、海外逃亡が叶わない分国内をかなり楽しんでいます。今の状況にならなかったら多分行っていないであろう場所も多いので、これはこれでよかった。のか?
タイの入国規制完全撤廃のニュースを見て、そろそろバンコクあたりに飛びたいなという欲も出てきています。が、気軽に海外へ行けなかったこの3年足らずで仕事を増やしてしまったこともあり、諸々調整がめんどくさい状態にもなっている。
ダメダメ、こんなの本末転倒。なんのために稼いでいるのか、それは生きるためであり遊ぶためでしょうよ。
遊んで暮らせるなら、中身はどうでもいい。
私はやるときはやる女。太郎だって「今はダメだけどいずれ、と絶対言うな」って言ってたし、来年辺りはさすがにどこか遠くへ行けるか?
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